8月30~9月3日フランス・シャモニ③ [海外登山]
8月30日から1週間担当してくれるENSAの教官と打ち合わせの後、メールドグラスで氷河研修。31日は天気は良いが、強風のためミディ~エルブロンネル方向の適当な場所で氷河研修。最新の技術の講習を受けることができました。9月1日~3日はペイヤード氷河からビバークをしてロシュホールを登り、レショ小屋泊で帰宅となりました。
▲クレバスに落ちた人を引き上げる訓練を実演中のENSA教官シューザック氏。
▲セッティングはこんな感じ。「シンプル イズ ベスト」です。
▲実際にクレバスに落ちたお客さまを引き上げる訓練中の三苫ガイド。落ち役は廣川ガイド。体重は7●kgあるそうで、三苫ガイドは自分が引きずられないようにするので奮闘中です!
▲三苫ガイドが雪中にアンカーをつくり終わり、自己脱出中の廣川ガイド。このクレパスは10mくらい深さがあります・・・
▲9月1日はモンタンベールからペイヤード氷河をのぼり、ペイヤード避難小屋を目指します。正面には有名な「グランド・ジョラス北壁」が見えてきます。
▲クレバス帯を抜け、17時頃にペイヤード避難小屋(3460m)に到着。夕食前にくつろぐ三苫ガイド(左)、福田(右)、廣川ガイド(小屋の中)。でも両端は切れ落ちた稜線なので、ハーネスを着用して犬みたいに繋がれています!
▲すぐ近くにはグランド・ジョラスが・・・。夕日に染まってきました。
▲気分を良くした三苫ガイドは夜空でビバーク!楽しそうです。夜間は-10度くらいの寒さでした。
▲エギュード・ロシュフォール(4001m)からのモンブラン(イタリア側)。今日は別動の遠藤ガイドグループがタキュルからモンブラン頂上を目指している予定です。
▲ロシュフォールの最後のミックス帯を登る廣川ガイド。帰りはほぼ同ルート懸垂下降(アバラコフ=アイススクリューで氷に穴を開け、ロープを通す)です。ただ、気温が上がったようで、クレバス帯はズタズタ。苦労しました・・・
▲タイムオーバーでレショ小屋泊となりました。小屋のオカミサンと記念撮影しました。バックはグランド・ジョラス。英語で教官とオカミサンが話していたのがチラッと聞こえたんですが「こんな小さな女の子が・・・!?」
だそうです。日本人の中でも私はチビですから・・・
▲翌朝は下山しながらモンタンベール氷河で訓練して帰宅しました。ちなみに、このクレパスは15m以上あり、底には水が流れています・・・実践的ですね・・。明日はレスト日です。
2010-09-24 09:28
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0