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3月19-21日八ヶ岳天狗尾根 [実践登攀]

連休は八ヶ岳東面の天狗尾根に行きました。前日と初日夕方に雪が降り先週のトレースは全くない状況での天狗尾根は、わずか2パーティにのみの登攀パーティでした。前日の大雪情報であきらめた登山者の多いようで東面に入ったパーティは3-4パーティだったようです。
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▲2日目の朝の天狗尾根下部からの権現岳(左)と旭岳方面の朝焼け。初日に天狗尾根の下部まで行き幕営しようと思いましたが、川の徒渉で靴が水没したのと時間切れで赤岳沢出合(避難)小屋での宿泊にしました。
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▲朝方の天狗尾根下部の雪稜。上部に大天狗の岩場と赤岳が見えます。この日の入ったパーティは実は天狗尾根の2人パーティだけでした。我々は日帰りで天狗尾根を登るつもりで軽量で登りました。
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▲カニのはさみの岩峰。ここから天狗尾根の核心部が始まります。実はこの下で幕営していた2人パーティを追い抜き、ラッセルを交代しました。彼らは重荷のラッセルに苦労していました。
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▲カニのはさみの先は、簡単な岩場と5mの急な岩場から雪のガリーを登ります。
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▲ガリーを抜けた稜線で権現岳をバックに登る。この先で大天狗の岩場の登りがありました。
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▲大天狗の岩峰(右)と小天狗(左)を越えて稜線間近の雪稜を登る。稜線上はトレースが無く、ツルネまでラッセルが続きました。
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▲ツルネの頭からの赤岳と右に降りる天狗尾根の全景。ツルネで権現岳から縦走してきた単独行と出会いました。
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▲ツルネからの阿弥陀岳南稜全景。先週登った南稜が無名峰から山頂まで見えました。ここからの下山道のツルネ東稜もトレース無し。小屋帰着は午後4時。12時間行動でした。
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