SSブログ

4月23-24日北ア・明神岳主稜 [実践登攀]

ゴールデンウィークを前に明神岳主稜に行ってきました。初日は朝から強風です。5峰台地にテントを張れるか心配でしたが、天気予報では次第に止むようなので予定通り進行です。岳沢登山道から取り付き、ひたすらテント泊装備を担いでの急登。5峰台地手前で17時を回りそうだったし、それよりなにより雪が無い!?このまま登って雪が無いとえらいことなので、取り合えずテントを張れるスペースの稜線で本日は終了しました。
出発前
▲テントは張り終えるころには風も次第に弱くなり、ちょっと汚いけど這松の中の残雪を集められました。翌日は5時出発です。
5峰登り
▲5峰への登り。ちなみに5峰台地にはきれいな残雪が残っていました~。あともうひと登りだったね。
5峰こえて
▲5峰山頂通過。山頂にはシンボルのようにピッケルが刺さっています。
テント場
▲テント場(青○)は遥か遠くに見えます。
DSCN5955.JPG
▲それにしても稜線はほとんど雪が無いですが、所々でてくる残雪が硬いため、アイゼンを履いたり脱いだり・・・岩も脆いし・・・結構時間かかりました。
2峰から3峰
▲3峰は通常の雪があればトラバースして簡単に歩けるのだが、ここでもアイゼン履いたり、脱いだり。時間切れなので、せめて2峰まで行こうという事で荷物デポして2峰登りました。写真は2峰から撮影した3峰方面。
DSCN5963_1.JPG
▲2峰懸垂ポイントから1峰と前穂高岳(左)。1峰の登りも浮石だらけです。また同ルートを折り返してテント場に戻らなければ行けないので、ここで撤収して正解です。
Mちゃん
▲景色に満足して、そそくさと下山開始し始めたMっちゃん。
Tさん
▲遠藤GとTさん。バックは西穂や奥穂方面の山々。再び同ルートを縦走してテント場に戻り、撤収。下山は幸い前明神沢の雪渓がつながっていたので、尻セードを交えながら岳沢登山道まで降りました。途中から雨が降り始めましたが、14:45の沢渡行きバスに乗車できてホッと一息。ですが、帰りは長野自動車道・岡谷で追突事故があり塩尻IC(中央道)が通行止めで乗れず!下道も渋滞しており、何とかgoogieナビの裏をかくように(googieナビって狭い道を案内するし)諏訪ICから乗車して帰路に着きました。GWまじかだからか、人の往来が多くなってきていますね。
西穂沢
▲おまけ。早朝に撮影した西穂高周辺。雪が少なくて沢は落石の跡が多数でした。