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2月24-25日赤岳登頂と26-27日谷川岳危急時&雪崩講習 [モンベル・コラボイベント]

24日(月・祝)は赤岳鉱泉キャンディでアイゼンワークの練習、25日(火)は天気が下り坂なので朝弁当にしてもらって早出。文三郎道往復で赤岳登頂。26日(水)は谷川岳で危急時対策、27日(木)は雪崩講習を行いました。
赤岳
▲25日は早朝は星空で次第に青空でしたが、文三郎道を登り始めたころからだんだんと黒い雲が増えてきました。山頂では小雪が舞い始めましたが、視界があるうちに行者小屋まで降りてこられました。その後は雪でした。
鹿
▲帰り道、赤岳山荘近くで鹿の群れ発見♪オバチャンとこで蕎麦をたべて帰宅しました。
雪洞
▲26日からは谷川岳です。ロープウェイ近くは雪が少ないので天神平へ上がって危急時(ビバーク)対策です。ツエルトの張り方や雪洞構築を行いました。
雪洞内
▲ちょうど小雪が舞って、風が肌寒い気候だったので雪洞やツエルトの効果を実感できたと思います。
雪だるま
▲おまけで雪ダルマも作成♪27日は朝から大雪!朝までで湯檜曽で20cmほど積もりました。ロープウェイ駅周辺ではスタックして溝に落ちている車もあり、軽い吹雪状態。積雪が増えたので天神平に上がらなくて講習できました。やっと天神平は積雪2mのようです。
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2月22-23日八ヶ岳・ジョウゴ沢 [アイスクライミング教室]

八ヶ岳のジョウゴ沢に行って来ました。ただ、日曜日は予想以上に寒気が入り、風も強く途中で敗退しました。前日の土曜日は大雪となり、鉱泉で30㎝は積もりました。雪が少なめなので降って欲しい所ですが、一気に降ると雪崩が怖いですね。しかも連休ですから。
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▲赤岳鉱泉のアイスキャンディ。着くと同時に雪が降り始め夜まで降っていました。アイスキャンディは大混みでした。
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▲翌日は早めにジョウゴ沢へアイスクライミングに向かいました。F1は埋まっていましたが、写真のF2は思ったよりも凍っていました。
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▲左側を登りましたが、いつもの通りまずまずでした。しかし、段々と風が強くなり、寒さも厳しくなり、F2を抜けたところで敗退しました。寒さで足や手が痛く、低体温症も心配になったからです。
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▲やむおえず懸垂下降して鉱泉に戻り、再びアイスキャンディ講習となりました。鉱泉でも寒かったですが、気温は-8℃なので全然違いました。一番難しいルートを取れて腕がパンプするまで登り終了しました。
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2月22-23日谷川岳登頂と雪洞泊 [登山教室]

22日(土)に天神尾根で雪洞泊して23日(日)登頂の予定でしたが。今年は雪が少なくて大型雪洞が掘れないのと、日曜の天気予報が悪く、ロープウェイも止まる可能性があるので土曜に登頂しました。宿泊は登山指導センター周辺で個人雪洞です。
最後の登り
▲いい天気で少し風が冷たいという好条件で登れました。
山頂
▲山頂で万歳♪今日は「下山後に雪洞を掘る」というミッションがあるし山頂も風が冷たく寒いので、ダラダラせずに写真を撮ったらすぐ下山です。
個人雪洞
▲天神平ロープウェイに着く間際にパラパラ雨がきてたが、下に降りて雪洞を掘り始めたら結構本格的な雨になってきました・・・今回は雪が少なく大型雪洞が構築できないため一人用雪洞構築です。Aさんの雪洞はカプセルホテルのような良い作りです!凝り性の人は楽しいでしょうね(笑)
試し寝
▲スクール生M嬢は少し奥行きと高さが足りないようで、キツキツサイズでした。※翌日撮影。
鍋
▲食事用テントを近くに立てて、そこで食事です。オデン→寄せ鍋ですが、締めのオジヤまで届かずに就寝。さすがに登頂してきているので疲れたよね。・・・雨なのでキッチンテントに荷物を置いたり、希望者はテント泊にしました。夜半はかなりの強風だったようでM嬢のツエルト(雪洞の出入り口)が飛ばされテントに避難。初テントデビューのH嬢は風でテントの中の鍋が転がり汁が・・・と大変だったそうです。M嬢がナイスタイミングで一緒に寝てくれたそうで良かったです。
朝食
▲翌朝は6:00起床。最初はうっすら晴れていたが、あっという間に雪が降りだしました。雨よりはいいね~と言っていたら、あれよあれよという間に吹雪に・・・昨日の残った汁でうどんを食べて、さっと撤収です。雨→強風→吹雪という3連発でテントデビューした長崎県のH嬢は気の毒でしたが、いい経験になったかな。

2月19-20日八ヶ岳・横岳 [モンベル・コラボイベント]

平日のモンベルコラボイベントで八ヶ岳・横岳に行って来ました。両日とも天気が良く楽しみながら登ってきました。初日は予定では雪上技術講習でしたが、参加者の希望で鉱泉キャンディでアイスクライミングに挑戦しました。
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▲2日目はバリエーションルートの大同心稜からの横岳を目指しました。1時間20分の登りでようやく大同心が身近に見れる場所に到着。
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▲その後は大同心の基部を巻いて大同心沢の岩場を登り、大同心ノ頭から主稜線にと続く尾根に出ました。
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▲稜線近くは風が強く雪が飛んで少なめですが、横岳山頂直下のナイフリッジには雪稜となって細く残っていました。
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▲予定より少し早めに登頂しました。やや下り坂の天候でしたが、眺めは良好でした。この後、同じ大同心稜を下降しました。
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2月15-16日八ヶ岳・天狗岳登頂と危急時対策 [モンベル・コラボイベント]

週末は天狗岳ですが、日曜が悪天(しかも雨天強風)予報のため、15日(土)に登りました。16日(日)は天気予報が当たって朝から雨風です。小屋の前で危急時対策としてツエルト設営を行って下山しました。
雪鳥
▲渋の湯から黒百合ヒュッテへのアプローチ途中で”雪鳥”発見!面白いね~♪
東天狗へ
▲明日の予報が悪すぎるので、頑張って今日中に登頂を目指しました。これは東天狗への登りです。
西天狗
▲東天狗で「もう満足かも・・・」という意見もありましたが、まだ時間の余裕があるので、予定通り西天狗へ。
黒雲
▲「疲れたけど、やはり2つとも登れて良かった」と。時間も迫っているので、あまりのんびりせずに下山です。黒雲が迫ってきています。
赤岳
▲南八ヶ岳方面(右が阿弥陀、左が赤岳)も変な雲が出てきています。
稲子岳
▲これは稲子岳(南壁)。バリエーションルートもある楽しい壁です。
天狗岳
▲最後に黒雲もなくなり、綺麗に見えてきた天狗岳(左が東天狗、右が西天狗)を。見納めだね。
撮影
▲少し夕日に染まってきたので、皆さんも疲れを忘れて撮影タイムです。16:30頃に小屋に到着。今日は100人位の宿泊があるようで、居場所が無いくらいごった返していましたが、無事に祝杯をあげました♪
バレンタイン
▲もう過ぎてしまったけど、黒百合ご主人の岳さんにバレンタインチョコをプレゼント♪BB8(だっけ?)とダースベイダーです。※ちなみにこれはダースベイダーでなく「カイル」という悪役だそうです・・・。翌日は雨のなかツエルト講習を行って早々に下山しました。

2月15日八ヶ岳・大同心南稜 [実践登攀]

2月には珍しい雨予報が16日に出ていました。そこで15日(土)に入山してからそのまま登るという事になり、鉱泉から一番近い大同心南稜に行きました。
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▲1ピッチ目終了点で集まるスクール生。正月の時とは違い雪が付いていない真っ黒な壁でした。
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▲それでも高度感は満点です。下が切れ落ちた風景はいつ見ても良いですね。リードは恐怖感との戦いです。3ピッチ目の核心の登り。
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▲4ピッチ目の垂壁が終わりリッジに抜け出す。垂直の恐怖から抜け出せます。
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▲終了点から4ピッチ目終了点を。バックの小同心クラックには2パーティが登っていました。
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▲終了点をと下山路から見ると大同心の頭(右の岩)の垂壁が威圧的な風景を創りだしていました。
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2月12-13日八ヶ岳・アイスクライミング体験と雪上講習 [モンベル・コラボイベント]

初日は良いお天気の中、赤岳鉱泉まで入山してアイゼンワークの講習。翌日は悪天のなかアイスクライミング体験と雪上講習でした。
部屋から赤岳
▲入山日は風も無く、汗をかきながら赤岳鉱泉へ。平日だから空いていると思いきや、結構混んでいました。ほとんどガイドさんだったけど・・・。部屋からは赤岳が良く見えました。
雨
▲翌日は朝5時には雪だったけど、6時過ぎからは雨になりました!?今日は鉱泉キャンディでアイスクライミングをやりますが、この雨の中出たくないな・・・というほどの本格的な雨です。幸い、開始時間に鳴ると小雨になり、無事に登る事ができました。その後は場所を移動して雪上講習を行って終了。
キャンディ整備
▲こんな天気だったので”登頂イベント”でなくてかえって良かったです。下山する頃には雨も止み、少しだけ稜線が見えてきました。キャンディ整備をしている鉱泉スタッフに見送られて下山しました。
肉蕎麦
▲赤岳山荘に下山して、暖かい肉蕎麦(キムチトッピング)を食べて帰路に着きました。帰りの高速道路から青空になった八ヶ岳が良く見えました。下山すると晴れるって山あるあるだよね(笑)。そういえば、美濃戸口~赤岳山荘まではアイスバーン必至です。赤岳山荘~赤岳鉱泉間もアイゼン(チェーンスパイク)無いと厳しいでしょうね。

2月8-9日阿弥陀北稜 [モンベル・コラボイベント]

初日は鉱泉アイスキャンディでアイスクライミング体験です。ただ体験するだけでなく、翌日登る阿弥陀北稜のための練習も兼ねています。
終了点まぎわ
▲朝方は赤岳鉱泉で-15℃、もともと強風予報がありましたが、やはり稜線は風が強そう。朝弁にしてもらって早出しました。別働のイエティ組は石尊稜をやめてアイスクライミングへ出発していきました。北稜稜線途中で引き返してくるパーティ3つ、ジャンクションピークでまた1つ・・・稜線上は我々だけになりましたが、「行けるとこまで」という事で登っていくと、何とかなりそう!雪壁ではスノーシャワーを浴びながらもジワジワと北稜終了点まで登る事ができました。
終了
▲山頂まではあと10分ほどですが、さすがに潔く諦めてそのまま北稜を下山。鉱泉に帰り着くと、凍傷になった人がいたり、その後の情報では赤岳では-25℃、風速20mで凍傷&低体温症になった人もいたとか・・・北稜は赤岳ほど風の影響ないルートなので良かったです。いやー寒かった・・カメラも低温過ぎたのか壊れてしまいました・・・。今日修理に出します。
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2月15-16日八ヶ岳アイスクライミング [実践アイスクライミング]

予定では日曜日は石尊稜の登攀でしたが、朝4時の天気で中止にして、下流域の王岩の氷柱に変更しました。稜線は-20℃、風速20mを越える寒さでした。
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▲赤岳鉱泉のアイスキャンディは全面が良く発達して大賑わいでした。
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▲あまりの寒さを予想して、先々週も行った王岩の氷柱に行きました。F1はさらに発達していました。
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▲F2も良く発達していましたが、氷が硬く割れるので悪く感じました。帰りに美濃戸上のドライの壁を登りました。
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▲寒い一日のクライミングの後は、赤岳山荘の焼肉丼。左が噂の特盛1500円、通常の2倍以上はあります。
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2月1日~3日谷川岳危急時、雪崩、雪上講習 [モンベル・コラボイベント]

2月1日は危急時対策、2日は雪崩対策、3日は雪上講習で谷川岳にいます。
埋没
▲危急時対策はロープウェイ駅周辺は積雪が少ないためロープウェイで天神平へ上がって講習。軽い吹雪っぽい天候だったので、雪洞やツエルトの有用性を実感しました。写真は2日の雪崩講習の一コマ。「埋没体験」です。雪崩で埋まったら・・・という想定で数分間雪に埋もれてもらいます!この映像、ヤバいよねフフフ・・・
ホテル
▲ベースはビジネスホテルでしたが、2日目からは湯の陣というビジネスホテル。広い部屋でベット3個!各日違うベットで寝たり、濡れた装備を散らかし放題♪
谷川
▲3日は-2℃、曇りのち晴れ。講習場所はラッセルと整地で汗だくでしたが、久しぶりにいい運動になり満足♪やっと明日4日に東京に帰れます。
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2020年2月1-2日八ヶ岳・峰の松目沢 [実践アイスクライミング]

今週の土日曜日も八ヶ岳のアイスクライミングでした。今回は赤岳鉱泉でアイスキャンディ・フェスティバルを行っているため、赤岳山荘に泊まって峰の松目沢に行きました。
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▲赤岳山荘のアイスキャンディ。先週と変わらず上部が薄い。1月末の大雪情報の時もここは雨、しかも大雨だったそうです。
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▲翌日は早出で峰の松目沢へ。林道終点から上は雪だったようで、峰の松目沢は30㎝以上積もる大雪でした。F2、12mはしっかりと出ていますが、抜け口が薄くて微妙でした。
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▲F6は滑滝でしたが、ほとんどが雪の下でした。雪が積もると暖かな水が流れるので氷結が悪くなります。
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▲いつもバーチカルなF9は良く発達していました。ツララの部分が殆どつながり1枚岩のようになっています。
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▲後続パーティが来たので登りやすい右側を登ってもらい、中央と左端はそのままトップロープで遊びました。
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▲早出して朝食をあまり食べていない面々は、赤岳山荘に戻るといつもの焼肉丼を頼みました。左から並、特盛、ギガ盛。
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▲横から見るとまた違いが分かります。値段は900円、1200円、2000円。ギガ盛は初めての注文だそうで、イエティの参加者M君がチャレンジしました。結果は本人に聞いてください。
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