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3月27-28日木曽駒登頂、29日雪上講習 [モンベル・コラボイベント]

3月最後の週末は中央アルプス・木曽駒登頂です。28日(日)の天気予報は雨天強風。またしても登頂日が絶望的な天気予報のため、27日(土)に登りました。翌日はやはり朝からホワイトアウトで風強し。千畳敷ホテルスタッフによると、今のところ大丈夫だが、この風だとロープウェイはいつ運休してもおかしくないとの事。急いで雪上訓練をして下山しました。翌日29日(月)は日帰り・雪上訓練して東京に帰りました。
木曽駒山頂の祠
▲木曽駒山頂の祠です。やや風が冷たいですが、少し歩けば暑くなるほどの良い陽気です。
下山
▲下山開始。少し雲が増えてきました。
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▲八丁坂の下山。我々が最後の登山者のようですね。15:30には千畳敷ホテルに帰りました。翌日は時折ホワイトアウト&強風。朝食無しで出発した知り合いガイドさんもすぐに引き返してきました。ロープウェイも止まる可能性あったが、何とかなりそうだったので1時間だけ雪上講習を行って9:55便で下山しました。しらび平駅で雪崩講習をお願いしていた青ベイガイドとすれ違い。取りあえずロープウェイが運休する手前まで「頑張る」そうです。下界は1日雨でした。なお、ロープウェイ運休せずに大丈夫だったそうです!♪(かなり講習大変だっただろう・・・お疲れ様です・・・)
日輪
▲29日(月)は朝方まで霧の中でしたが、次第にいい天気です♪雨雲の上にでた感じです♪うっすら日輪がでたので撮影したが、ちょっといまいち。
雪上技術
▲登頂イベントの遠藤組も上がってきて、隣で雪上講習。宝剣岳側からは雪崩複数でていました。今日で落ち切ってしまえばいいんですが・・・。私はこれで下山し、ひさしぶりに東京に戻りました。

3月23-24日赤岳登頂 [モンベル・コラボイベント]

週末に続いて平日の八ヶ岳です。いよいよ雪山シーズンも終盤になってきました。初日はアイゼンワーク講習でしたが、強い要望と鉱泉キャンディも最後という事で大サービスでアイスクライミング講習も行いました。翌日は快晴の八ヶ岳を満喫できました。
赤岳沢
▲24日(水)は早出しました。鉱泉で-3℃です。文三郎道から登り、途中で撮影した赤岳沢。
アップ
▲アップ。21日(日)が雨だったので、一気に水がしたたり、23日(火)は赤岳山荘で-8℃だったそうなので、一気に凍ったのでしょうね。
鎖場
▲途中の鎖場はアイスバーン!登りは何てことないが、下りは嫌らしいです。
山頂直下
▲山頂直下。バックの富士山が綺麗に見えました。
山頂
▲赤岳山頂♪南北中アルプス、富士山がくっきり見えました。風が冷たく、少し強くなってきたので15分程度で下山開始。
鉱泉
▲今日で私の担当する八ヶ岳イベントは終了。無事に冬シーズンを終えることができました。今年はコロナの影響でツアーも気を使いました。山小屋も大変だったと思います、お世話になりありがとうございました!今週末からは中央アルプスです。

3月21日八ヶ岳南沢大滝 [実践アイスクライミング]

20日は美濃戸の赤岳山荘のアイスキャンディで講習兼整備をしました。翌日は山は大荒れという予報でしたが、午前中は奇跡的に雨が降らず、ポツポツ程度の中で南沢大滝を登れました。もちろんこの悪天予報だったので、小滝を含めて誰もアイスクライマーはいませんでした。
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▲午前9時前に到着して登攀開始。日が差すこともありました。福田ガイドから赤岳登頂のメールを受け取りながらDK氏が登っていきました。
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▲近年見ないほど発達していた南沢大滝。特に右側が発達していました。福田&青木ガイドの整備のおかげです。
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▲ポツポツの雨の中、登りますが、凹角やへこみは水が流れていました。水流の音も聞こえていたので、やはり雨の影響はありました。その後、下山して山荘に着く直前から大雨になりました。帰宅途中の山梨&東京は大雨でした。
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3月20-21日赤岳登頂 [モンベル・コラボイベント]

春の嵐の八ヶ岳に行ってきました。初日は良い天気ですが翌日は絶望的な天気予報(春の嵐らしい)です。そろそろ鉱泉キャンディも小さくなってきているし、明日は登れる可能性少ないので、今日は予定変更してアイスクライミング講習としました。初めてのアイスに喜んでいただいてよかったです。翌日は朝方にポツポツ雨が降り始めましたが、その後は止みました。午後になるにつれて強風予報なので早出しました。行者小屋で雨足が強くなりましたが、ほどなくして小雨に。
頂上直下
▲天気予報では雨足と風が次第に強くなる予報だったが、まさかのまさか!山頂直下では薄日が差してきました!もうこれは登るしかない!と皆さん頑張ってくれました。
文三郎道
▲風もあり、山頂では展望がほとんどありませんでしたが登れてよかった。ポツポツミゾレ交じりの雨も降ってきたので10分ほどの滞在で下山開始。ちなみに赤岳主稜取り付きあたりから上は前夜に降ったであろう新雪が1~2cm積もっていました。
文三郎下山
▲途中で視界が一瞬開けました♪その後、行者小屋に降り立つ間際に再び雨足が強くなりましたが、それもすぐに収まり、びしょ濡れになることなく鉱泉に戻れました。あの天気予報で登れたなんて「奇跡」だね♪
鹿
▲さて、鉱泉から下山するときには結構な雨になり傘が役立ちました。南沢大滝を登ってきたイエティ組ともほぼ同時間に赤岳山荘で合流しました。帰りに小鹿が河原にいました。前回の北稜時に見当たらなかった小鹿かな?こちらの車をビクビクしながらジーっつと見つめていました。

3月15-16日八ヶ岳・阿弥陀岳北稜、17日日和田山 [モンベル・コラボイベント]

13,14日は谷川岳で雪上講習を行っていましたが、13日は天神平で+4℃雨!、14日は強風で雪交じりの雨のち雪という気象状態でした。なんにしてもびしょ濡れでした。15-16日は八ヶ岳です。今回は鹿も見れて、ヘリ荷揚げも見れて、夕飯は煮カツ、部屋は2階の広々、登攀日は登り終えたら強風の嵐。色々とラッキーでした♪
鹿子
▲入山日には親子の鹿がいました♪子供たち♪♪
鹿親
▲母親らしき鹿は落ち着いて座ってました。実はこの親子、帰りにも見かけましたが、子供が1匹いなくなってた・・・迷子??
荷揚げ3
▲鉱泉にチェックインしてアイスクライミング講習でしたが、ヘリ荷揚げの最中だそうで、それが終わるまで危険なので待ち状態。でも珍しい荷揚げ風景も見られてラッキーかも。お客さんも喜んでいました。写真使ってもらったので、詳しくは赤岳鉱泉ブログをどうぞ(笑)。
煮カツ
▲で、夕食は今シーズン2回目の煮カツ!!ラッキーすぎです。これで運を使い果たしていないといいのですが・・・。
北稜
▲天気予報では12時から暴風予報のため、朝弁当で早出しました。ジャンクションピークあたりから風が出てきて、北から黒雲が迫っているのが見えました。幸い、ひどくないうちに登ることができて、
山頂
▲無事に山頂着♪赤岳にも変な雲がかかり始め、結構な風です。すぐ下山開始し、同ルート下降。途中で赤岳稜線や文三郎道は雪煙が立ち始め、動けなくなっている登山者を目撃・・・「うわ~」と心の中で叫びながら行者小屋着。鉱泉に戻る頃には稜線はガスの中。煮カツで運を使い切ってなくてよかった♪帰りはポツポツ雨が降り始める始末。色々とラッキーでした♪
日和田
▲17日は日和田山で登山靴クライミング。まさかの激混(写真には写っていません)・・・昨年よりも集合時間を早めましたが、そこにいた団体はさらに早かった・・・恐るべし。なお、岩場周辺の伐採もやっていて少し日当たり&風通しが良くなりました♪

3月9日,10日雪崩と危急時対策講習 [モンベル・コラボイベント]

9日は谷川岳で雪崩講習。弱層テストやビーコン探索です。この日は天気も良く気温も1~2℃。冬のウエアでは汗だくになるような天気でした。 10日は危急時対策。要はビバークの技術ですね。「昨日よりも暖かい春の気候ですが”一部の山間部では雨または雪でしょう”」という天気予報でしたが、その一部の山間部に当たりました・・・朝からミゾレ交じりの雨と強風。平日はロープウェイ運休ですが、営業しててもロープウェイ動かないだろうというほどの強風です。気温は1~2℃ですが体感的には氷点下でした。 ミゾレ交じりの雨は、次第にアラレに変わって昼頃には止んでくれたのが救いでした。
横穴
▲強風の中で雪洞構築したり、ツエルトはったり・・・おかげで実践的になり、「風に当たらないのが大事」という事が身をもって体験できました。
縦穴
▲縦穴式も作成。
ふきのとう
▲講習前に偵察を兼ねて歩いていてゲットしたフキノトウ♪
フキみそ
▲フキ味噌つくりました♪3月いっぱいまで雪がなくなるのは困るけど、春の味覚を楽しみました。

3月6-7日阿弥陀岳北稜とアイスクライミング体験 [モンベル・コラボイベント]

3月初めの週は阿弥陀岳北稜です。初日は大混雑のアイスキャンディでクライミング体験。2~3本登りました。この技術を生かして、翌日は北稜を登ります。7日は朝から稜線は雲の中です。天気予報は晴れなんですがね・・・8:00山頂、10:00過ぎには鉱泉に戻りました。
北稜MOC
▲モナカ雪で難儀する箇所もありましたが、おおむね雪が硬くて登りやすかったです。
北稜イエティ
▲イエティ組のD&Cパーティも合流してきました。
D&Cパーティ
▲初めてのバリエーションルートに大興奮?満身創痍?のC嬢。
MOC組
▲山頂8:00着♪
襟巻犬
▲襟巻をつけた犬が山頂に!!某情報によると、このウエアはマムートだとか?!ホントかな・・・
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▲参加者のみで撮影。太陽の光はあるのですが、展望なし。一瞬だけ北アルプスが見えましたが、その一瞬だけでずっと雲は晴れず。イエティ組と一緒に一般ルートを下山。私たちは中岳沢経由で戻りました。
鹿
▲赤岳鉱泉からの下山中に全然逃げずに、人間をガン見している鹿に遭遇♪今日は残念な展望でしたが動物写真が撮れたので、とりあえず満足してもらえたかな。

八ヶ岳・阿弥陀岳北稜と赤岳南峰リッジ [実践登攀]

八ヶ岳のバリエーションルート入門の2ルートを登ってきました。阿弥陀岳北稜の1ルートだけでは物足りないというスクール生に応えて、1日で2ルートを登りました。昔と違って2ルートを登ると足が筋肉痛になりました。初日には今冬できなかった「雪崩講習」を鉱泉の裏で行いました。ビーコン捜索は中々難しいですね。
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▲阿弥陀岳北稜は赤岳鉱泉を早出して午前6時半に取りつきました。深いガスの中、2パーティに分かれて登りました。
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▲阿弥陀岳北稜を抜け出て8時に山頂に。ロープワークを教えながら登ったので遅くなりました。
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▲中岳を越えて赤岳の文三郎尾根にでて、北方向ににトラバースして南峰リッジに取りつきました。疲れが最高潮の時間でした。
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▲登るにつれてガスも少しづつ切れて、景色が見れて気分が良くなります。スタカット登攀なので少し休めます。
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▲ガスの中、2パーティが登っていた赤岳主稜をバックに最後の雪壁を登ります。
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▲赤岳の山頂に付いたのは12時過ぎ。ようやく終わったという感じでした。赤岳山荘で14時半過ぎに焼肉丼の特盛を食べたスクール生最強のDK氏。11時間の行動時間より、教えることの難しさに言葉が少なくなったように感じました。
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3月1-2日赤岳登頂 [モンベル・コラボイベント]

2月最後の週末は谷川岳雪上講習。27日は軽い吹雪でロープウェイ運転見合わせ(午後から再開)、28日は晴れでした。3月1-2日は八ヶ岳へ。1日(月)はかなり良い天気ですが、登頂日2日(火)の天気予報は絶望的・・・技術、体力問題ない参加者なので、時間制限付きで入山日に赤岳へ登ることに。翌日は赤岳鉱泉でも雨でした。
文三郎道
▲今年はコロナの影響で美濃戸口からのバス便の間引きと平日運行無しなどで集合時間を遅くしてあるのですが、登頂日が悪天予報で入山日が快晴ってパターンは悔しいところです。今回は強そうな参加者だったので、悩みながらも初日に登頂するつもりで出発。通常よりも行動時間が長くなるので、無理せず登頂できなくても撤収時間を決めて出発。しかしこの日はドピーカンで暑さと疲れて大幅ペースダウン。残念ですが文三郎道途中で撤退しました。
煮カツ
▲小屋に戻ると、夕食はレアメニューの「煮カツ」でした!鉱泉スタッフによると、これを出すのは1年以上ぶりだそうです♪・・・「山頂」よりも「煮カツ」で運を使った気がします・・・
2日
▲翌2日起床すると、稜線は晴れています!??「しまった(予報よりも天気いい?)・・・」と思いましたが、朝食を食べるころには赤岳の稜線は雲の中へ。風も吹き始めました。やはり悪天だ・・と少しホッとしました(笑)。このイベントはアイゼンワーク講習付ですが、参加者2人ともクライミング経験者で歩きも問題ないので、2日は番外編でアイスクライミング講習です。しかし外にでたとたんに雪交じりの雨(というか、ほぼ雨)。3ルート登って腕が終わって終了、下山。
ユッケ丼
▲それほど雨が酷くないうちに赤岳山荘へ下山。新作の「ローストビーフのユッケ風丼」を食べるころには結構本降りの雨です。色々とラッキー&アンラッキーがありましたが、これで下山となりました。 ちなみに、この雨で赤岳山荘~美濃戸口バス停間は氷が溶けて地面が出た個所もありますが、今後の冷え込みで更なるアイスバーンになる可能性もあり。スズキのX-Bee(車高18cm)でお腹スリませんでしたが、更に溝が深くなるかも知れません。

2月27-28日八ヶ岳・横岳小同心クラック [実践登攀]

2月も終わりの日曜日に小同心クラックにい行ってきました。今回はM&Mのスクール生と登りました。
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▲今日も早出して、6時半には取りつきました。今回はM氏が久しぶりの参加ですべてリードしました。
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▲雪もなく、暖かなコンディションの中、快適にロープを伸ばすM氏。2ピッチ目はリンクカムも使って。
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▲2ピッチ目のチムニーを抜け出るM君。今日も元気でした。
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▲3ピッチ目出だしは、突き出た岩に座るようなムーブで抜け出します。
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▲小同心の頭から横岳西壁の最終ピッチへ。やはりカムを決めて登りました。
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▲横岳の山頂へは8時半に到着。無風快晴のいい天気です。
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▲登ってきた小同心の頭(左)と大同心の頭(右)。大同心の頭付近からルンゼを下降して大同心稜を下りました。
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▲お腹を空かしたM君。前日に予約しておいた赤岳山荘のローストビーフ丼のメガ盛り(4人前)6千円を注文して平らげてしまいました。相変わらずですね。
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