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5月29-30日御坂・三つ峠(感謝祭) [岩登り講習会]

毎年恒例のイエティ感謝祭を三つ峠で行いました。昨年から新型コロナは残念ながら収束していないため宴会はしませんでしたが、無事に冬シーズンを終えられた事の感謝&アルピニスト・スクール(無雪期)開校を行いました。いつも美味しいごはんと居心地よい居場所を提供してくれる定宿・四季楽園にも感謝しました。
つつじと富士山
▲私(福田)は29日(土)は埼玉県の岩場でレスキュー講習をしてからの合流となりました。18:30前には四季楽園に到着しましたが、夕日に照らされた登山道を一人気楽に登るのもいいもんだと思いました。写真は30日(日)朝に撮影した富士山。雲が多くて朝焼けはしませんでしたが、先週はツツジがポツポツ咲いているだけでしたが、今回は満開になっていました。ちなみに、富士山が見られたのは朝だけ。あとは一日ガスの中でした。
地蔵観音周辺
▲昨日と同じように、地蔵~観音周辺にロープをかけて登りたい放題。昨シーズン入校の女性たちもトップアウトできるようになっていました!!
変顔
▲いい登りをしたのに降りてきたらこの変顔・・・誰かご褒美にバナナあげてあげてください!
地蔵
▲カム持参のスクール生は草溝をリードしたり、
観音など
▲新規スクール生も難しいルートにトライしてもらったり・・・
JINJIN2
▲〆はやはりJINJINに手が出ました・・・
JINJIN
▲新規スクール生もトライ!イエティ・マッチョ部へようこそ(笑)。6月から無雪期のアルパイン・スクールが始まります。ワクチン接種&コロナ収束するまでは苦労もありますが、楽しんで、頑張っていきましょう!

5月26日裏妙義縦走 [モンベル・コラボイベント]

梅雨の走りのような週間天気でしたが、晴れマークの入った日に縦走することができました。
20m鎖場
▲旧国民宿舎から丁須の頭までが樹林の中の登りで暑さにめげそうになるところですが、稜線に上がってしまえば楽しい岩稜縦走です。事前に練習した技術を使って、鎖場などの難所を越えていきます。
ギンリョウソウ
▲途中でギンリョウソウを発見♪毎年このあたりに出てくるのですが、今回はその先の登山道上部に群生していました!写真撮りたかったけど微妙に遠いし、時間も押していたので眺めるだけでした。6月にもう1度企画があるので、その時まで咲いていてほしい・・・
トラバース
▲赤岩を越えて、烏帽子を越えて三方境へは14:30着。・・・16:00過ぎに旧国民宿舎に戻りました。今回は70歳台の参加者もいましたが頑張ってくれました♪日々のトレーニングの成果がでたようで無事に縦走できました。「筋肉は裏切らない!!(笑)」。

5月23-24日榛名山・黒岩と奥秩父・二子山中央稜 [実践登攀]

この2日間は天気に左右される散々な2日間でした。初日は榛名山黒岩へ。そこで待っていたのは濡れた岩壁。乾いているのは数ルートのみ。2日目の子持山・獅子岩に期待しましたが、夜中に降った大雨でまたもや濡れた岩に敗退。大移動して二子山中央稜に転身して、ようやくマルチピッチ・クライミングを堪能できました。
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▲黒岩は前日の雨と太陽が出ないため、乾きが悪くてびしょ濡れ。ダイヤモンドフェース近辺だけ登れました。
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▲子持ち神社で天泊して獅子岩に行きましたが、夜中に降った大雨(寝ていて気が付きませんでした)でびしょ濡れ。1時間待ちましたが乾かず敗退しました。
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▲そこで大移動して二子山へ。中央稜に取りつくと先行パーティに追いつきました。2ピッチ目です。
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▲諸事情があってスクール生2名での登攀になってしまいましたが、2名とも以前中央稜は登ったことがあるので、2名だけで登りました。写真は核心部の3ピッチ目、AT嬢撮影。
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▲二子山はフリーの岩場はとてもにぎわっていました。ロウソク岩にもクライマーが登っていました。
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▲核心部を過ぎて上半部はルートファインディングが試されますが、やはり上部で間違えたようですが、何とか2名で登り切りました。写真は5ピッチ目で正規ルートは左でした。山頂付近で合流してようやく下山できました。
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5月22-23日三つ峠・登山に役立つ岩登り&ロープクライミング [モンベル・コラボイベント]

雪山シーズンが終わり、半年ぶりの三つ峠です。22日(土)は天気予報は晴れマークなのですが、やはり山はガスがかかり寒い・・・展望もなく、今にも雨が降り出すんじゃないか・・・という一日でした。
富士山
▲23日(日)は晴れ♪朝焼けには少し寝坊してしまいましたが、こんな綺麗な富士山が見られました。
岩場
▲こんな天気だと混雑するだろうと早出しました。おかげで希望箇所にロープをかけることができ満足♪ですが、その後は続々とクライマーが増えて・・・写真では分かりませんが、このエリアに50人以上がうじゃうじゃしています(笑)!。一般ルート~草溝までは80人くらいかな・・・。のんびり登りたいが、そうも言っていられる状況ではないので、ガンガン登って10時頃には腕がパンパン・・・。それでも頑張ってもらって11時少し前に終了。小屋で昼食を食べて下山しました。ちなみに、富士山が見えたのは朝だけで、後はずっと雲の中でした。もうブヨも出てきているので、次回は虫対策必須です!

5月15日登山に役立つ岩登り・阿寺 [モンベル・コラボイベント]

珍しく週末の阿寺へ。岩場について、さあ始めよう!と思ったら地面と同じ色で分かりずらいが、ネズミのような生き物があおむけでひっくり返ってる!ネズミの死骸?と思ったら足をバタバタし始めたので、よく見るとヤマネかモモンガの子供らしい♪
ヤマネ1
▲背中に黒い筋があるのでヤマネだ!♪♪
山ね2
▲ちゃんと置いてあげても、すぐにひっくり返ってしまう・・・
手乗りヤマネ
▲可愛い~♪♪と皆で撮影会です(笑)。ひとしきり写真撮ったら踏まれないように木の下に置いてあげたら・・・
木登りヤマネ
▲程なくして木を登って行っちゃいました♪なんだかモモンガとヤマネがごっちゃになっていて木の上から飛んできた(落ちてきた?)と思ったけど、ヤマネは飛ばないらしい・・・。まあ、お昼休みに見たらいなくなっていたので、大丈夫だろう。
室内ジム
▲16日(日)は裏妙義。前日の天気予報だと夕方から雨なので、何とかなるか!と思っていたけど、朝には予報が悪くなっていました・・・もう途中まで車で来ちゃってましたが仕方なく中止。帰宅すると、事務所には越沢バットレスへ行く予定だった遠藤&K氏がいました!越沢はやめて室内ジムだそうです。ほどなくして雨が降り始めたので、行かずに正解だったようです。10:00前に腕が終わって終了となりました。・・・もう関東も梅雨入りか!?

5月12日裏妙義縦走 [モンベル・コラボイベント]

少し前の天気予報では雨マークが入っていたが、直前でマークが消えたので裏妙義に行ってきました。
丁須
▲天気は高曇りで少し風が肌寒かったので、あまり暑い思いをせず割と快適な縦走ができました。 丁須の頭基部で昼食です。
20m鎖場
▲20m鎖場の難所。アップダウンと鎖場を延々と繰り返して三方境14:30着、旧国民宿舎15:50着。今日は車も少なくて高速道路渋滞もなくて18:00には帰宅出来ました♪

5月8-9日西穂高岳と10日天王岩

MOCイベントとしては雪山最後の西穂高岳に行ってきました。今回はコブ尾根を登るイエティ組も一緒の入山です。
西穂高沢
▲入山しながら明日登るルートを確認。やはり雪が少なくデブリも多いです。事前情報で上部は雪が多いと聞いていたのでラッセルもありそうだし、下山も雪渓を突っ切って登山道には出られないので、小屋まで登り返しが決定です。
夕食
▲岳沢小屋の夕食。宿泊客も少なくて(知り合いガイドのみ)寂しい限り。コロナとGW天気の悪さもあり、山小屋経営はご苦労多いと思います。
ロープつけて
▲夜中からの風が強くて何度も起きました。天気予報は晴れですが心配・・・。で、起きてみると稜線はガスの中。天気予報大外れ!4:00出発で取り付き。まだかろうじて視界あり。
途中
▲GPSも使いながら西穂高沢を詰めていきます。コブ尾根を西穂に変更したイエティ組の強力な「ラッセルマシンK」が頑張って先頭を歩いてくれました♪
山頂
▲トレースも視界もない沢を苦労しながらコルにでましたが、出た途端に稜線は吹雪!でも風がある分若干視界もあり無事に登頂!写真を撮ったらさっさと下山。
岳沢小屋へ
▲降りるのはあっという間。登りの苦労がウソのよう.。ロープを外して岳沢小屋への登り返し、11:00頃には小屋に戻りました。時折雲が切れて視界が開けるが、雪交じりの雨のなか上高地へ下山しました。これで今シーズンのMOC雪山は終了♪GWは悪天で散々でしたが、無事に終えられてよかったです。
天王岩
▲翌10日(月)は天王岩で岩登り。筋肉痛が少し楽になりました。

5月5日天王岩 [岩登り講習会]

4-5日の北ア・西穂高を中止にしたので、イエティ組と合流して天王岩へ。
天王岩1
▲イエティ組は天王岩→三つ峠→宝剣岳(サギダル尾根)→天王岩というハードスケジュール(笑)!
天王岩2
▲しかも天気予報が良くなくて、午後からは雨予報。岩場もそれなりにクライマーいたので、さっさかさっさかと登って、12:00には終わりムード。・・・気持ちは登りたいけど、やはり地味に疲れてますよね。私も持参したジュース(黒酢ジュース)が漏れていて、ザックの中は水浸しのベタベタ。ギアもウエアもすべてジュースまみれで、クライミングシューズの中に水たまりができているのを見て「今日は終わった・・・」と感じました。で早めに終了となりました。

5月4日中ア・宝剣岳サギタル尾根~南稜 [実践登攀]

朝早く出発して日帰りで宝剣岳に登ってきました。ロープウェイ駅からすぐのサギタル尾根とそこから続く南稜を登りました。
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▲木曽駒ケ岳ロープウェイ駅からの宝剣岳方面。この日は150名以上の登山者が木曽駒ケ岳を目指していました。長野県警も出動していました。
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▲ロープウェイ駅からすぐにサギタル尾根の登りとなります。下部岩稜は省略して上部岩場を目指します。
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▲上部岩稜を50m2ピッチで抜けました。2ピッチ目の岩場が核心でした。
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▲続く南稜の方はクラストした斜面と大雪で鎖がほとんど埋まって意外に悪い登りでした。
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▲こちらは岩峰2本を登降して、本峰は3ピッチで抜けました。鎖はほとんどなしでした。
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▲山頂です。稜線は風が強く難儀しました。しかし、この裏から始まる北面の下りは、クラストしていてさらに悪く、クライムダウン2ピッチで下降しました。日帰りにしては楽しめた雪山登攀でした。
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5月1-3日北穂高岳登頂 [モンベル・コラボイベント]

GWが始まりました。今年のGWもコロナ終息ならずですが、何の援助もなく自粛していては生きていけません。予防に気を付けながら上高地へ。1日は午後になるにつれて雨予報なので、あまりのんびりせずに横尾山荘へ出発。徳澤で天気予報確認。雨雲画像によると到着ギリギリのラインで大きな雨雲につかまりそう!そそくさと出発して、山荘手前でポツポツ降られた程度で無事にチェックイン♪ほどなくして本降りの雨になりました。横尾山荘に常駐している長野県警から情報を聞いて、色々と検討した結果、北穂をあきらめ蝶ケ岳へ変更。ちなみに、1日現在で涸沢の積雪は50cm、今も降り続いているし、明日は午前中は少し天気予報良くなったものの、悪天予報は変わらず。例によって最終日は晴天予報です。
1日夕食
▲横尾山荘の夕食。ここはお風呂もあるし、ご飯も美味しい、居心地の良い小屋です♪
稜線
▲2日は小雪の降る中、蝶ケ岳へ出発。昨日の県警の話だと、強風で蝶ケ岳に張ったテントはすべて飛ばされて、全員が小屋に逃げ込んでいるとか・・・。約3時間の樹林帯をラッセルしながら稜線へ。稜線の分岐標へタッチするも、そこから強風で動けず!風速は25m越な感じです。後5分もいたら動けなくなりそうだし、視界もないのですぐに撤収。写真は強風に耐えてやっとカメラに顔を向けられたところを撮影。下山は湿気た雪がアイゼンにくっつく雪団子に苦労しながら12:30に横尾山荘に帰り着きました。小屋でまったりしていると、ほどなくして吹雪になりました。
2日夕方
▲夕方に少しだけ前穂高が雪化粧して現れました。
サル
▲3日最終日は思い思いに帰りたいという事なので、山荘で解散!一人上高地へ。ここで-4℃。サルも寒そうに道を横切ります。
前穂
▲前穂北尾根(奥又白側)。天気予報晴れだけど、意外に天気悪いぞ・・・
明神
▲明神岳あたりは青空になってきました。こちらは薄っすらと雪が付いただけのようです。
岳沢
▲すれ違う登山者に挨拶もほとんどせず、なるべく(話に夢中になっている登山者の)呼気を吸わないようにそそくさと下山を急ぎ、9:00には上高地着。河童橋からの岳沢。うわ~雪積もった・・・。明日からの西穂登頂は中止にして正解でした。それにしても天気予報よりも天気悪く、ちらちら雪が舞って、それなりに風もありました。9:15発バスで上高地から脱出し、15:00頃には自宅に戻りました。

5月1日、2-3日 奥多摩・天王岩、御坂三つ峠山 [岩登り講習会]

連休前半は寒波の影響で高い山は大荒れの予想でした。そこで岩登り講習に変更しました。初日は天王岩でパンプ。2日からは今季初の三つ峠山に行きました。3日間連続の岩登りで上半身の筋肉はボロボロになったようです。この後は雪山に行きます。
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▲1日の天王岩の終了後は事務所で夕食。取りあえず野菜をディップで。
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▲2日は三つ峠山へ。まずは中央カンテでアップしました。時々、雪が舞う不安定な天気でした。
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▲偶然会った卒業生のR嬢は岳ルートへ。明日からは宝剣岳に行くそうです。我々も4日は宝剣岳に行くのでまた会う事を約束しました。
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▲3日の朝の富士山。真っ白な雪に覆われて神々しい景色です。
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▲朝は小屋付近で-4℃。岩場ではつららが下がり岩の冷たいので、日当たりがいい東面へ。明日の宝剣岳のために早めに終了しました。
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