7月22-23日御坂・三つ峠山岩登り [体験教室]
週末に続いて、月~火曜も三つ峠です。初日は岩登り基礎講習。ハーネスの履き方から、シューズの選び方、ホールドの使い方などなど・・・。さすがに平日なので岩場はガラガラです。ちょうど終了した16時には雨がパラパラ来てました。
翌日は多少曇り空ですが、暑い!一般ルート周辺を登って終了しました。
▲登って、懸垂下降して・・・「岩登り初体験」です!「ここ登るんですか??」と言いながらも、登れてしまうんです!
▲遠藤ガイドは、たまたまいた三苫ガイドを捕まえて新ルート「ダンスホール10c」を登ってもらったようです。キーホールの隣にあるので”ダンスホール”と命名。リーチのあるパワー系クライマーにお勧め。
▲四季楽園の夕食。平日で他のお客さんが少ないからか、まさかのウナギ!!ご馳走様でした!
▲講習する傍ら、「JINJIN:10c/d」の出だしにボルトを打ち足している遠藤ガイド。(私のような)チビッ子にはありがたいボルトです。
▲「JINJIN:10c/d」完成です。ちょうど正午過ぎで終了。四季楽園にもどり、下山始めたら雨が・・・ラッキーな4日間でした。
4月22-23日御坂・三つ峠山岩登り [体験教室]
西穂に引き続き、平日の三つ峠に行ってきました。
クライマーはMガイドグループ他にはいなかった為、思う存分登ることが出来ました。
▲23日の富士山。実は前日の22日(月)は夕方から雪!!翌朝は遅めの出発になりました。
▲出発が遅いので、のんびり散歩しているとカモシカ!勝手に「マメ」という名前を付けて呼んでいます。
▲立派なアジの朝食。
▲昨日は岩登り基礎を行い、今日のメインはクライミングシューズを履いての登り+懸垂下降です。
▲後半では、隣で新ルートを作っていた遠藤ガイドが、出来たてホヤホヤのルートを登らせてくれました。
グレードは5.8~9位。
▲最後にロープの束ね方を講習して、13:00には終了しました。
3月20日上越・谷川岳雪上技術講習 [体験教室]
谷川岳・天神平で雪上技術講習を行いました。春山(GW)が近いからか、大勢の人が参加して下さいました。ロープウェイ駅で装備チェックを兼ねながら、ピッケル、アイゼン、手袋などについて説明。その後、ロープウェイに乗り込んで実践です。午後からパラパラと雨が降りましたが、どうにか天気も持ってくれました。
▲アイゼンワークを一通りおえて、「滑落停止」技術を説明中。
▲「耐風姿勢」。読んで字のごとく、強風に耐える姿勢です。
▲講習を終えて。今日の内容がGWの山で活きるといいですね!
2月23-24日北八ヶ岳・天狗岳登頂と危急時対策 [体験教室]
天狗岳の麓、黒百合ヒュッテ付近で危急時対策として、ビバーク訓練をして、翌日天狗岳を目指しましたが、悪天候で途中下山。降りてきたヒュッテ付近で余った時間で、ラッセル訓練と雪上技術講習を行いました。
▲23日は入山後に黒百合ヒュッテ近くでビバーク訓練をしました。スコップとピッケルで作る半雪洞作成を開始!
▲ピッケルで30分かかって作った一人用半雪洞。もう少し掘れば立派なものが出来上がります。
▲スコップ2本で30分で作った半雪洞。2-3人が寝れる大きさになりました。
▲24日7時半にヒュッテを出発し中山峠へ。すでに寒さ厳しく、唸るような風の音が上空で聞こえます。途中下山してくる登山者が多く、先行きが心配です。
▲2600m手前の雪原の登りで、動きが取れなくなる風と雪。凍傷の危険もあり止む無く下山。
▲ヒュッテに戻ってきて、ラッセル訓練と雪上技術講習を行って下山しました。
▲27日に日帰りで行った「裏三つ峠山アイスクライミング」。堰堤ですが面白いです。
1月9、10日谷川岳雪上訓練(天神平) [体験教室]
報告するのをすっかり忘れてしまい、日時が前後しますのでご了承ください。
平日の日帰り2日間で雪上技術講習を行ってきました。歩行技術やアイゼン&ピッケルワーク、滑落停止、初期制動など、雪山に必要な技術を講習。
▲ロープウェイに乗る前に、アイゼンやピッケル、ウエアなど装備に関する説明中。
▲滑落停止を講習中。何回も何回もできるまで繰り返します。
▲強風に耐える「耐風姿勢」!
▲10日は大雪になってしまいましたが、頑張りました!この技術が雪山で活かせるようになるといいですね。
12月16日谷川岳・雪上技術講習 [体験教室]
天神平で雪上訓練を行って来ました。
集合時、土合は予想通り気温が高く雨と強風。
まずはロープウェイ駅の室内でアイゼン・ピッケルの各部名称や使い方の説明を行い、天神平へ上がります。
風は強かったですが、幸いにも雨ではなく雪になっていました。
雪上訓練の基本は、アイゼンを付けない歩き方から。
靴底の各部を意識的に使うことを覚えると、靴底の延長であるアイゼンの扱い方が自然と理解出来るようになります。
昼からは冷え込んで来る中、初期制動と滑落停止の訓練です。
午前より滑る雪質に変わってきたので、最初はアイゼン無しで形を覚えてもらい、その後アイゼンを付けての練習。
最後には耐風姿勢の練習を行い講習は終了です。
何度も形を意識しながら練習することが上達への唯一の道でしょう。
しかし今日の天神平は雪上訓練のパーティや谷川岳からの下山組で大混雑。
やはりシーズン初めに雪上訓練は必要ですね。
5月12-13日北ア・西穂高岳(岳沢経由) [体験教室]
嘘のような...という言い回しが有りますが、まさしく嘘のような晴天の西穂高岳に行って来ました。
初日は晴天の中を気持よく歩き、岳沢小屋まで。
まだまだ雪がたくさん有りますが、夏に向けて常設の宿泊棟を建設中との事です。
ロープワーク講習を行った後、霞沢岳や遠く乗鞍岳を眺めながらの食事は最高です。
翌朝は5時半出発で西穂高沢経由で西穂高岳山頂へ向かいます。
入り口は、右岸側にピラミッドのような岩が有るので目印になります。
時折音もなく石が転がってくることが有るので、足元を見るだけではなく上を見上げることも必要です。
稜線に出てからは、西穂高岳山頂まであと一歩。
頂上では無風快晴、素晴らしい眺望です。
前々日までの天気が悪く、週明けからの予報も悪いので、恵まれた天気の中で登れました。
ただし日差しが強かったので、日焼けが...
3月20日春の谷川岳・雪上技術講習 [体験教室]
今日は谷川岳天神平での雪上技術講習です。
天気は晴れ~薄曇り、風も穏やかで絶好の講習日和になりました。
ピッケルの説明や使い方から始まり、まずはアイゼンを付けない歩行。
靴底の様々な部分を活用し、道具としての効果的な靴の利用を説明しながら、急登や斜上、下りでの歩行などを実践。
今回の受講生の方は若いお二人なのですが、理解や吸収が早く、講師のこちらも嬉しい限りです。
その後アイゼンを付けての歩行を行い、午後からは滑落停止の訓練です。
滑落停止や初期制動は形が重要ですが、その形を活かす為にも道具であるピッケルがどう効くのか、何故効くのかを説明しながらの講習になります。
ちょうどその頃から稜線は強風。
風の音を聞きながら耐風姿勢の練習をし、講習の締めとしました。
下りはグリセードやシリセード(今回のような深雪のトレースは、靴裏でスキーみたいに滑っていく方が楽?かも)をしながら、雪と戯れつつロープウエイ駅へと向かいました。
1月19日上越・谷川岳天神平雪上技術講習 [体験教室]
今日は日帰りで雪上技術講習です。
今日の天神平は気温-2度程度で風も無く、暖かです。アイゼンの付け方や、アイゼン、ピッケルワーク、滑落停止など、午後3時頃まで行いました。
▲初期制動(後ろ転倒)は難しい・・・何回も練習しました。
▲思い思いで初期制動を行う。
▲耐風姿勢も大事な技術です。
▲1日お疲れ様でした!
1月14,15日谷川岳天神平・雪上技術講習 [体験教室]
こちらは谷川岳天神平で雪上技術訓練です。「雪上技術訓練=雪訓」といってみなさんが思い浮かべるのが滑落した時の技術、と思いますが、雪訓はそれだけじゃありません。靴紐の締め方から手袋&アイゼンの装着法(選び方)から始まってアイゼン歩行技術、ピッケルの使い方、そして滑落時の停止法などなど、やることはたくさんあります。今回はこれをそれぞれ日帰りで講習しました。
▲「耐風姿勢」。富士山など風の強い山で有効な姿勢。
▲「滑落停止」は重要な技術です。頭でわかっていても、実際にやるのとでは違います!是非、講習会に参加して身につけたい技術の1つです。
▲これは・・・滑落中?!
▲実際にリュックを背負っての訓練。
▲翌15日は晴れてきました。昨日と同じ内容を講習しました。
12月27(火)~28(水)谷川岳雪上技術講習と登頂 [体験教室]
27(火)は風雪が激しく、天神平ではとても講習にはなりそうもないので、ロープウェイ駅上の斜面での講習となりました。夜は沼田山岳会お事務所で泊まらせていただきました。翌日は深雪でラッセルが厳しく、熊穴沢避難小屋までで時間切れとなりました。
谷川岳ロープウェイ駅の看板も見えなかった27(火)。
沼田山岳会の方が熊鍋をご馳走して下さいました!
翌日の天神尾根は深いラッセル。遅々として進まず敗退。雪訓して帰りました。
9月29日奥武蔵・日和田山 [体験教室]
今日は平日で日和田山に行ってきました。岩場はそれなりに混んでいましたが、それにもまして高麗駅周辺はヒガンバナの最盛期!「ヒガンバナの棚田」が大賑わいでした。
講習終了し、事務所に戻ると、地元は昨日から秋祭りです。ついつい見物にでかけて夕食は屋台の焼きそば&お好み焼きとなりました。
▲日和田は時折吹く風が心地よい季節になりました。藪蚊は多いけど、気持ちよく登れました。
▲武蔵五日市のお祭り。花笠提灯が綺麗です。
▲白狐が踊っているのが見えますか?何故か五日市の山車にはお囃子の他にお面をかぶった踊り子(白狐や獅子、ヒョットコなど)が1人乗っています。人通りが寂しいですが、この後屋台の並ぶ賑やかな通りに入ります。
5月14-15日北ア・西穂高岳登頂 [体験教室]
今回の体験教室は、西穂高岳です。新穂高ロープウェイから西穂高岳山荘経由で上がるのが一般的かも知れませんが、積雪期は上高地から岳沢を経由して西穂高沢からもアプローチできます。初日は強風、雪の舞う中の入山でした。コースタイムどおり岳沢ヒュッテにつけましたが、やはり例年より積雪が多いようです。小屋も、まだ宿泊棟の建設が間に合っていないので、寝る場所はテント(かなり快適!)になります。翌日は、暑いくらいの良い天気。西穂高沢を登りきり、西穂山頂が見えるところまで登ったところで時間切れになりました。
▲入山日に撮影。天気は悪くなり、雪が舞い始めました。左から西穂高沢、間の沢、天狗沢。明日は、西穂高沢を登ります。
▲岳沢ヒュッテの夕食。今年は雪が多いため、まだ小屋開け作業に追われ、スタッフは忙しそうでしたが、ご飯はご覧の通り素晴らしい!
▲小屋ご飯を取材中のカメラマン。何月号かは聞き忘れましたが「ビーパル」に掲載されるようです。私たちの食事風景もとってもらったので、もしかしたら掲載されるかも!?
▲翌日は良い天気です!天狗沢からでたデブリを越えに苦労しました・・・
▲長い沢のためリュックを降ろして休めるところが限られるし、暑いし・・・でも、あと少しで西穂高沢を登り切ります!
▲コルにでると、反対側は雪が無い!西穂高山荘からきた人たちもアイゼン付けていませんでした(所々には雪あり)。・・・が、西穂高山頂(2908m)まであと一登りが長い!!時間切れのため、山頂が見えたところで記念撮影して下山を決定しました。
▲再びコルにもどり、昼食をとって一気に下りました。写真は岳沢ヒュッテのお弁当です。ボリュームがあって美味しそうです。・・・参加者のみなさん、お疲れ様でした。
2月2-3日北八ヶ岳・天狗岳登頂&危急時対策 [体験教室]
平日の北八ヶ岳に行ってきました。渋ノ湯に車を止めて、黒百合ヒュッテまで約2時間30分の登りです。ヒュッテに到着して、休憩したのち、周辺で「危急時対策」としてツエルトを使ったビバーク方法などを行いました。
翌日は快晴!朝食後、7時30分すぎに小屋を出発して、天狗岳に登頂しました。
▲横になれるスペースで雪洞を掘ってみました。今年は雪が少なく、竪穴式は場所を選ばないとできませんでした。
▲黒百合ヒュッテの夕食です。ハンバーグの他に、デザートで小さい大福(右上)が出ました!
▲3日は快晴!ほとんど無風!絶好の登頂日よりです。左のピークが東天狗(2640m)、右が西天狗(2646m)です。
▲東天狗への登り。途中、岩場も出てくるので、慎重に登りました。
▲東天狗頂上!今日は北アルプス、南アルプスなど、360度の展望が楽しめました。
▲西天狗への雪稜の登り。バックに見えるのが東天狗。
▲西天狗山頂です。気温は-10度ほどでしたが、日差しがあり、風が無いので、それほど寒さを感じませんでした。10分ほど休憩して下山。小屋で美味しいキノコ汁を食べて、渋ノ湯に下山しました。
1月13日上越・谷川岳 雪上技術講習 [体験教室]
平日の日帰りで、雪上技術講習を行いました。谷川岳・天神平の予定でしたが、吹雪のため登山指導センター周辺で行いました。思いがけずラッセル技術も行えて、午後3時頃には終了しました。1日雪の降る天気でしたが、気温は-10℃ほどと、それほど寒くも無く講習できました。
▲雪山で一番多いかも知れない、前転倒。まずは初期制動を行い、止まらなければ滑落停止に移ります。
▲綺麗に「滑落停止」をキメる遠藤ガイド。足を上げるのは、アイゼンをひっかけない為です。
▲後ろ転倒を止める練習。一番難しいのですが、講習後半には綺麗にできる方もでてきました。マニュアル本では予習?していても、実際やってみないとできませんね。
▲午後からはアイゼンを履いてアイゼンワーク!歩き方のコツを学びました。
▲「耐風姿勢」を講習中。特に強風の富士山などを登るときは有効です。ロープを結んだ時に必要な技術でもあります。今日は、狭いスペースながらも有効に講習ができました。あとは、本物の山にたくさん行くのが、上手くなる近道でしょう。
12月11-12日八ヶ岳・阿弥陀岳登頂と読図 [体験教室]
体験教室の雪山第1弾は八ヶ岳です。初日は小雪の舞う中、赤岳鉱泉までの道のりを利用して読図と簡単なアイゼンワークを行いました。ガスの中、展望も無かったので、読図講習には最適?でした。翌日は途中で昨日の復習を兼ねて、読図を行いながら阿弥陀岳に登頂しました。天気は申し分なく、最高の登山日和でした!
▲お馴染み赤岳鉱泉の豪華な陶板焼きステーキです!お肉はもちろんですが、特にサラダが美味しかったです。
▲中岳沢の途中で読図中・・・。みなさんほぼ正確にコンパス、地形図の使い方を習得したようです。
▲中岳コルからは急登になります。雪が少なく、岩が露出していました。緊張する場面です。
▲高度を上げるにつれて赤岳が目線に入ってきました!頂上はもうすぐです!
▲念願の頂上!!大満足の笑顔です。
▲慎重に下山しました。ハシゴ場も露出していました。同ルートを下山して、赤岳鉱泉に到着すると、タッチの差で日ノ岳稜組と合流できました。
11月23日天王岩→室内ジム [体験教室]
勤労感謝の日は朝まで雨が残ったため、残念ながら室内ジム講習となりました。今回は体験教室ということで、「ロープワークとクライミングを楽しむ」講習です。色々な形のホールドの持ち方、スタンスの置き方などを体験していただき、午後2時には終了しました。これから寒くなりますが、外の岩場は空いている時期なので、次回は是非、外岩での講習を行いたいですね。
▲通称「スラブ壁」は、特に股関節の柔らかさが重要です。体の堅い人は足を上げるだけでも苦戦しするかも。
▲トップロープでの下降も、講習後半になるにつれて慣れてきました。ロープに対する安心感がでてきたかな?