1月30日~2月2日谷川岳・雪崩&危急時&雪上技術講習 [モンベル・コラボイベント]
1月30日(土)は危急時対策/地吹雪、31日(日)は雪崩対策/吹雪、2月1日(月)雪上講習/晴れ、2日(火)雪上講習/雨のち吹雪。
▲30日は大雪注意報から警報に変わって、当日は再び注意報に変わるという天気。時折突風が吹く中でのツエルト設営の難しさと、そのツエルトの有効性を実感。気温は-2℃程度なので見た目よりは寒くないけどね・・・その後は雪洞構築などを行って終了。
▲31日は昨日よりはマシ、という程度の吹雪。幸い週末でロープウェイ駅も開いているので休憩場所があって良かったです。写真はホテル宿泊前に地元スーパーで見つけた珍しい食品♪群馬県産ではないのですが、自宅近くでは見ないので購入♪♪
▲2月1日は晴れ!稜線は雪煙たってて風が強そうですが、次第に春の陽気です。汗だくで雪上訓練でした。
2日は朝はミゾレ交じりの雨で午後になるにつれて雪、しかも地吹雪・・・まだましな時に撮影しましたが、段々ひどくなってきて声も聞こえないくらいの風になってきたので14時バス便に乗れるように早めに終了。そのタイミングでひどい地吹雪になりました。・・・これで東京に帰ります。




2021-02-05 09:29
1月30-31日南ア・尾白川下流域 [実践アイスクライミング]
5年ぶりくらい久しぶりに尾白川に行きました。林道は台風で大荒れでしたが、各ルンゼは良い氷でした。アルファ・ルンゼ(錦の滝の沢)のF2上部がかなり薄い氷になっており、午後は登攀不可能となるようです。
▲初日はテントを張ってからガンマルンゼに行きました。F1は幅広く良く凍っています。
▲F3も細いルンゼの中でなんとか凍っています。今回は先行パーティが2パーティのみでした。
▲上部の氷瀑も凍っていました。途中の大岩の間の氷瀑も見事でした。
▲最後の氷瀑。この上で滝場は終わり、右壁のナメ滝で終了します。懸垂下降で戻りました。
▲翌朝は昨日混んでいた「錦ノ滝」へ。右側が良く凍っています。朝一の硬い氷にチャレンジするDK氏。だいぶうまくなってきました。
▲後続が登っているときれいな朝焼けになりました。午前7時くらいです。
▲F2、25mは上部で細くなります。しかし、下からは見えない最後の5mが今朝凍ったばかりの薄氷。そーっと乗越ました。午後はたぶん無くなりますので、かなり悪いスラブクライミングになると思います。
▲二股の左俣のナメ滝群で遊びました。ふくらはぎがパンパンです。








2021-02-01 09:58
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1月25日千畳敷カール雪崩対策 [モンベル・コラボイベント]
八ヶ岳から駒ケ根に移動して、今日は千畳敷カール(中央アルプス)で雪崩講習です。昨日の積雪が40㎝位あったようで、弱層テスト(シャベルコンプレッションテスト)をしてみると
▲きれいにスパッとズレました・・・上部分のフカフカした雪もバーブテストしてみるときれいにズレました・・・講習会的には良いのですが、登山はしたくないですね・・
▲到着時は何ともなかったカールですが、午後になるにつれて、そこかしこで雪崩見られました。
弱層テスト結果そのものの雪崩が起きている中での講習だったので、みなさん大満足(恐怖?)でした。
▲おまけ。日向ぼっこするサルに会いました。


2021-01-26 12:02
1月23-24日赤岳山荘アイス [アルピニスト・スクール]
週末は南岸低気圧で大雪予報のため赤岳山荘アイス2Day。今年のおばちゃんキャンディは見事な出来栄えで2日間楽しめました。
▲初日は赤岳山荘で雪交じりの雨でしたが、あっちも・・・
▲こっちも登りました。
▲アイス初体験の新スクール生・C嬢はパワー系女子。ハング越えではアックス2本残置。
▲心に火が付いたC嬢は、再度トライするも4本残置の悲惨な現場になりました。
▲しかし、本日最後の1便で何とかトップアウト。
▲24日は朝から雪で山荘で15~20cm積もりました。アバラコフ作成をやったり、ガンガン登ったり・・・
▲ガンガン登ってお昼終了。話によると午前中は特急あずさは運休していたとか。交通情報をチェックすると、一宮御坂~八王子間高速道路閉鎖!電車も大月~高尾間一部運休とか。早めに終了してよかったです。
2021-01-26 09:54
1月21日御坂・三つ峠山四十八滝沢 [実践アイスクライミング]
2年ぶりに四十八滝沢に行ってきました。宝鉱山のバス停に集合して林道に入ると、なんとすぐに林道が崩壊していました。入り口には何も通行止めの標識がありませんでした。道路わきに車を置いて、登山口まで20分でした。約2時間半で遡行は終了しました。雪がほとんどなく快適に登れました。
▲四十八滝沢にはいり登山道が沢の中を歩くところから入ると、そこからは氷のナメ滝が続きます。
▲大きな滝、初滝が2段になって現れます。下段は10m、上段は3mでしっかりと凍っています。
▲上段は短いですがバーチカルぽっく、気持ちいいクライミングです。
▲大滝はやはり凍っていませんでした。ここが凍っていて登れたのは1回だけ、しかも右隅をそーと登りました。
▲最大の滝、七福ノ滝は5m10mの滝を従えて、40m(下部5mバーチカル)で立派な氷瀑です。
▲氷は厚くて、幅広でしっかりしています。この上をすぐ近くに登山道が通っているので、ここで終了して登山道に上がりました。登山道は初滝までが崩壊もしていてとても悪いです。






2021-01-22 08:57
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1月16-17日赤岳登頂、20-21日八ヶ岳アイスと雪上技術 [モンベル・コラボイベント]
やっと東京にりましたので、遅くなりましたが報告です。16日は朝から小雨が降っていましたが、赤岳山荘からは雪に変わってホッとしました。17日は前日からの積雪で地蔵尾根ラッセルして登頂。18-19日は谷川岳で雪崩&危急時講習、地吹雪!(写真なし)。20-21日は八ヶ岳で雪上講習とアイスクライミングとアイゼンワークでした。
▲17日(日)地蔵尾根途中から中山尾根を登る遠藤パーティ目視。アップするとよくわかります♪
▲中山乗越から先はトレースなし。地蔵尾根は、ほぼくるぶし上のラッセルでしたが、風も弱く展望もあり最高!
▲赤岳北峰で。バックの八ヶ岳連峰がきれいでした。
▲20日は雪上訓練、21日は朝からアイスクライミングとアイゼンワークです。いいお天気♪小屋スタッフもキャンディ整備していました。
▲職人・ソリッドさん。つるはしで氷を整えていました。
2021-01-21 16:17
1月16-17日八ヶ岳・中山尾根 [実践登攀]
土日曜日は八ヶ岳に入りました。土曜日は午後から風雪となり、予報以上に悪くなりました。アイスキャンディを登って終了しました。日曜日は早出して中山尾根へ。
▲下部岩壁までは乾いた雪のラッセルがあり、苦労しました。岩場には昨日の強風のせいか雪が無く快適でした。
▲2ピッチ目の雪壁。予報よりいい天気でほっとしました。終了点まで持ってくれれば最高です。
▲上部岩壁も快適でしたが、冷たい風が吹いてきました。
▲稜線に出ると南に富士山が見えました。予報が外れて段々といい天気になってきました。赤岳の福田組も無事に登頂するのが見えました。




2021-01-20 09:12
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1月9-11日八ヶ岳アイス [実践アイスクライミング]
連休は八ヶ岳のアイスクライミングでした。前半2日間は極寒でしたが最終日は暖かになり幸せでした。
▲初日は赤岳鉱泉のアイスキャンディ。連休なのでさすがに混んでいました。
▲2日目は裏同心ルンゼへ。右ルンゼのF1は4mほどで傾斜80度の幅広の滝。
▲F2は5mでバーチカル。かぶり気味もあります。
▲2日目の午後にようやく晴れ間が訪れて、樹氷がきれいでしたが寒かった。
▲3日目は天気もいいのでジョウゴ沢へ。乙女の滝は風が強かったのか、右側がタコの足みたいに伸びていました。
▲ナイアガラの滝はよく発達していました。雪も少ないので高さもありました。
▲今日は暖かな日ですが、昨日までの寒波のせいか氷が硬くてアルミスクリューが入りません。こんな時はステンレススクリューというのが分かりました。







2021-01-14 09:47
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1月7-9日谷川雪上 [モンベル・コラボイベント]
連続して谷川岳(天神尾根)で雪上技術講習に行っていました。吹雪だったりで上にあがらない時もありましたが、何とか講習できました。
▲7日に撮影した山頂。雪煙が立っていて強風のようです。午後になり登山道わきで雪上訓練をしていると、上から赤岳鉱泉スタッフ(夏は早月小屋スタッフ)のア〇シカさんが降りてきて声かけてくれました♪強風でラッセル大変だったようですが山頂にたったようです。他にすれ違う登山者に声かけると、「ラッセルが酷くて途中で帰ってきた」という回答(後ろを登っているのに、なんでラッセルなのかは不明)ばかりだったが、さすがア〇シカ強い!!
8日は吹雪で9日は晴れましたが山頂はガスの中。
▲講習場所までラッセル体験してもらって3日目終了。帰りのロープウェイから撮影。
▲家についてみると、①谷川滞在中にアマゾンで衝動買いした「鬼滅の刃(全巻)」が届いていました♪
▲②夏は虫に食われて全滅したルッコラが順調に育っていました。水も最小限しかあげずに苛酷に育てた方が強くなるようです。・・・7日に関東エリアに非常事態宣言がでました。今後の予定がどうなるか分かりませんが、踏ん張りどころです。




2021-01-11 08:43
2021年1月4-5日中ア・木曽駒ケ岳 [モンベル・コラボイベント]
年始にはモンベルコラボイベントで木曽駒ケ岳に行ってきました。3000m級の稜線歩きは、そろそろ寒さも厳しくなるこの季節の中では、気温も-12℃程度と暖かい方でした。
▲初日は日帰りの福田ガイドグループと一緒にピッケル&アイゼンワークを千畳敷カール内で行いました。
▲アッタックの5日は夜明けは良い天気でしたが、出発のころにはガスが上がってきてあいにくの天候になりました。
▲乗越浄土に上がると風が吹き始め視界もさらに悪くなりました。風が心配です。
▲途中の道標にはエビの尻尾がびっしり。強風が吹く北西~西方面に生えていました。
▲ガスの中の宝剣岳。少し雪が少なめでしょうか、強風で飛ばされたのかも。
▲中岳に立つと木曽駒ケ岳が見えました。ここまでくれば後は体力のみです。
▲山頂は以外にも風が強くなく、しばらく滞在できました。この後少し回復傾向になったからでした。







2021-01-08 08:08
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