4月25-26日中ア・宝剣岳中央稜と南稜 [実践登攀]
中央アルプスの宝剣岳に行ってきました。初日の25日は極楽平から宝剣岳に向かう南稜を登りました。宝剣山荘北側にテントを張り、翌日は中央稜を登りました。どちらも雪が解けてアイゼンが不要なコンディションでした。
▲千畳敷ロープウェイ駅から見た宝剣岳。正面が東面の中央稜、左端が南稜になります。
▲千畳敷から極楽平に上がり、宝剣岳に向かいました。いくつかの鋭いピークを越えるのですが、雪がなく夏の鎖が使えて簡単でした。雪があるとロープを使っての登攀になります。
▲山頂のピナクルにに立つK君。「岳」の主人公になったようです。この日は風がやや強いものの快晴でした。
▲翌日は浄土乗越から下り取り付きに向かいました。午前6時半には日が当たり始め、風もなく暑い位の1日でした。
▲1ピッチ目は草付から左側のルートを登りました。右ルート(3級A1)より難しく45mⅣ級です。
▲2ピッチ目は草付からⅢ級+A145m。その上がおけらクラックのピッチですが、出だしが写真のかぶった凹角A!です。
▲おけらクラックは雪も無く快適でした。トップはアイゼンをはずして登りました。キャメロット3&2が2個ずつあると安心です。
▲おけらクラックは手と登山靴(アイゼン)でジャミングで登りますが、アイゼンが滑りやすいので悪いです。この日は天気がいいので登山者がたくさん登ってきました。
▲最終ピッチは出だしが少し難しいですが、50mいっぱいで山頂に到着。そのまま、アイゼン無しで下降できます。
▲下山途中の浄土乗越から伊那前岳方面では、映画の「神々の山嶺」の撮影がされていました。この後、三つ峠山、そしてエベレストまで行くそうです。
2015-04-27 05:52
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