2月15日天狗岩 [研修]
昨日は歩く山で事務所近くの「刈寄山」の手前まで登ってきました。なんでそこまで行かなかったって?北面の斜面に雪が結構残っていたのと、結構時間がかかっていたので下山が夕方になるな・・・という事で途中で下山しました。3時間40分の行程でしたが、富士山も見えたし、途中面白い名前のピークを越えました「豆佐嵐山」!なんか意味があるんでしょうね。で、今日は秘密の岩場「天狗岩」を登りに行きました。講習会で使うためのチェックですね。
▲9時半頃出発したら予定していた山への駐車場が使えなかったので、急遽「刈寄山」という山に変更。移動時間取られて山頂手前のピークまでしか行けなかったけど、いいリハビリになりました。
▲翌日はスケジュール表にも記載している秘密の岩場「天狗岩」へ。大工のS氏が整備していくれている岩場です。
▲講習でも登れるように下見も兼ねて。私はほぼ1年ぶりの岩登り。最初は久しぶりの高度感が怖かったけど、2ルート登るころには何となく感覚を思い出してきました。が、やはり変な所に力が入ってるのが自分でもわかりました。4-5本登ったら指皮が痛いし・・・今日は良く眠れそうです・・・。
2018-02-15 14:52
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2月23-26日八ヶ岳NHKカメラマン研修会 [研修]
秋に天狗岳で行っているNHKカメラマンの研修会を冬の八ヶ岳西面でも行いました。今回はカメラマンの中でも優秀な方々をさらにレベルアップさせる研修会でした。
▲初日は室内でのロープワークを行い、夕方にアイスキャンディでアイゼンワークをしました。
▲翌日24(水)は阿弥陀岳北稜へ行きました。前々日に降った雨でダケカンバに氷が張っていました。
▲北稜は朝早くから太陽の日が当たるので寒くはありません。西面の横岳&赤岳ルートは寒そうです。この日は5パーティほどが登っていました。
▲25(木)はアイスキャンディ温度計で-18度!赤岳南峰リッジに行きました。たぶん-20℃を下回る寒さでした。ようやく赤岳山頂直下の日の当たる場所に出て、写真を1枚だけ撮れました。
▲26(金)は横岳大同心稜に行きました。寒さは少し緩みましたが、この日は風が強かったです。いくつかの段壁を越えて横岳を往復しました。
2月16-18日伊豆・岩登り [研修]
雪と氷の世界から離れて伊豆にクライミングに行ってきました。城山や雲見の海金剛です。雪山で重くなった体には堪えました・・・
▲伊豆・城山南壁です。久しぶりの岩登り。アイスクライミングとは少し違う筋肉を使います。半袖で登れるのを楽しみにしていたのですが、意外に寒い伊豆でした・・・。
▲写真は雲見の海金剛。1ピッチ目。強風注意報がでているほどの風で化繊ダウンを着て登るほど寒かった。
▲3ピッチ目のフィンガークラックからフィンガーの凹角。上部の凹角のほうが嫌らしい。
▲青い海!!ですが、下から吹きあがってくる10度Cの風が冷たい・・!
▲4ピッチ目のフェースから凹角からオフウィドゥスのクラックを登ります。オフウィドゥス・・・。
▲5ピッチ目の先人クラック10bです。ハング帯2カ所の乗越しが核心でした。
▲折角来た伊豆ですので、雲見の宿で温泉と美味しいものを食べましたー!
9月12-13日奥秩父・小川山 [研修]
2日間都会から抜け出して、小川山で涼んできました。初日は福田ガイドの課題である弟岩の「ジョンガラ」5.11bへ。2回目のトライでレッドポイント。兄岩の「森の緑に・・・」で遊んでいるとにわか雨。早々に切り上げて宴会モード・・・。2日目は行った事が無い屋根岩4峰と5峰へ。4峰の「ノイズイノ」5.10bを初めて登り、周辺の「スラカン」5.10dなどもおもしろかった。5峰を偵察に行きこの日はこれで終了。15日からの連休の仕事に備えました。
▲弟岩のピーク脇に立つピナクルにある「ジョンガラ」。カンテを登るショートハードルートです。
▲屋根岩4峰南面下部のスラブ帯にある「ノイズイノ」 この周辺を代表する好ルート。
▲縦のダイクをつなげて登る異色ルート。核心は前の写真からこの写真までのムーブ。
7月24-25日奥秩父・小川山 [研修]
夏本番の暑い東京を抜け出して小川山に行ってきました。しかし、小川山は曇天。しかも時々雨粒がポツリ・・・。しけった岩は指が滑り、細かなホールドでボロボロ。2日目は朝だけは快晴でしたが、それでも岩が乾いて快適でした。が、指が午前中に終わりました。
▲日が当たりそうな屋根岩3峰メトロダウンでウォームアップ。
▲屋根岩2峰カブトムシにチャレンジ! しかし、細かなホールドで指が滑る・・・
▲中間部から出口が核心。5.12aの出口で指筋不足とオーバー体重を知る・・・
▲25日は朝10時ごろまで快晴。兄岩の「森の緑に囲まれて」周辺のイレブンを3本を登ったら、指がボロボロになって昼には終了しました。
7月2日奥多摩・天王岩 [研修]
梅雨の隙間を狙って事務所近くの天王岩に行ってきました。以前は秋川国際マス釣場の駐車場に車を停めて岩場に行っていましたが、マナーの悪いクライマーとトラブルがあったようなので、最近は十里木のパーキングに停めて約30分の徒歩です。汗だくで岩場に着くと、岩場はびしょ濡れ・・・何とかロープをかけましたが、クラックは濡れ濡れ。いつも使うホールドが使えず、いつもと違うムーブになり、幸い(?)いい筋トレになりました。
▲下部はボルダーチックな登りで、中間部(核心)のクラックはヌルヌル。上部はカチというルート。2~3本登って満足しました。
▲最近のお気に入りシューズ「ハバネロ」。最初は「滑る感」があったそうだが、結構大丈夫だそうです。
▲帰り道で。きれいなアジサイが咲いていました♪
▲雨が降りそうな天気ですが、河原でBBQ(バーベキュー)を楽しむ人たちがいました。明日は足の筋トレで山登りに行く予定です。
6月26-27日奥秩父・小川山 [研修]
梅雨の晴れ間を利用して小川山に行ってきました。仕事ではなく、トレーニングですが仕事をしないのはもったいないくらいのいい天気でした。
知り合いのガイドさんが開拓した新しいルート(あみだくじ岩)を偵察したり、屋根岩2峰周辺のショートルートを登って終了しました。まだ小川山の岩質に慣れていない指先はボロボロになりましたが、成果のあった2日間でした。
▲新しいシューズ、レッドチリの「ハバネロ」を試し履きする遠藤ガイド。色々なメーカーのギアを使うと、装備を選ぶ基準、特徴が分かるので勉強になりますね。今週末も晴れると良いな~
1月16-19日山岳ガイド研修会(八ヶ岳) [研修]
社団法人日本山岳ガイド協会の会員である遠藤ガイドが国際ガイドの資格更新研修会に参加しました。八ヶ岳の赤岳山荘、赤岳鉱泉を基地にして、周辺の山で研修しました。他に登攀&山岳ガイドが合計20名、講師2名の大所帯でした。
阿弥陀岳北稜で研修中の山岳ガイドの面々
北稜の核心部登攀中の研修生(ガイド)
簡易ハーネスをロープで作りました
赤岳鉱泉唯一の女性スタッフ:玉ちゃん
玉ちゃんが作ってくれたおやつのおはぎ
7月6日奥多摩・天王岩 [研修]
来週から休みなく山に行ってそうな感じなので、今日は午前中は事務仕事して、午後から梅雨の晴れ間を利用して近場の天王岩に行ってきました(休みでも結局山か岩登りですね・・・)。
最近の天王岩は駐車場問題があるので、近場の駐車場に車を止めて、約20分歩いて岩場に行きます。5本登ったところで午後5時。これで終了しました。
▲下部がボルダーチック!細かいホールドで指先が痛くなってきます。
▲今日も?「一の倉」Tシャツを着てポーズを決めるEガイド。今晩は「一の倉(日本酒)を飲むから」との事。ユニクロの「企業とコラボTシャツ」がお気に入りのようです。帽子、ズボンはパタゴニアでTシャツはユニクロ・・・対極のコラボかも・・・。
▲正面はこんな感じ。岩場は乾いていたのですが、自分の汗と湿度で指先がヌメル・・・。蚊がいるので、虫よけ必携でした。
6月29日 奥多摩・天王岩 [研修]
トレーニングを兼ねて、ウォーキングと岩登りを、事務仕事が終わった午後から行きました。天王岩は現在、クライマーのマイカーを停める駐車場がありませんが、手前20分の落合橋ところに市営の無料駐車場があります。15台しか止められないので平日仕様でしょうか。五日市駅には1日600円の駐車場があり、ここから養沢行きのバスで秋川国際マス釣場下車で行けます。今日は無料駐車場から、減量!のために歩いて天王岩へ行きました。岩場は他に1パーティ。4本登ったところで、御岳山のほうでカミナリ音がして、ポツポツときました。あわてた撤収しましたが、このあとそれほど降りませんでした。
雨が降り出しそうな天王岩。湿気が多く、所々濡れています。雨が多いせいか、浮岩が多いので注意して下さい。1本目のプリクリップをお勧めします。
6月23~24日谷川岳・氷河研修(AGS-J) [研修]
(社)日本アルパイン・ガイド協会(AGS-J)の研修で谷川岳にいってきました。前日は雨のため、登山指導センターを借りて、室内講習を行いましたが、午後からは雨が止んだため一の倉沢出合周辺で、ヨーロッパアルプスの氷河を想定した雪上訓練を行いました。
翌日は朝から快晴!今日合流した人もいるので、昨日の復習と実際にシュルンドに落ちた人の引き上げを行いました。
6月23日の一の倉沢出合駐車場からの撮影。駐車場すぐ上からテールリッジまで雪が繋がっています。所々穴があいていますが、テールリッジまでのアプローチはかなり楽です。
急斜面のトラバースについて説明する遠藤ガイド。今回の講師役は遠藤ガイドです。
急斜面の下降(前向き)を練習する。ピッケルのピックをさして下降します。
こちらはクレパスからの引き上げを想定して、実際にシュルンドに落ちた人を引き上げる訓練。一見簡単そうですが、転んだ瞬間に引きずり込まれないように、耐えながら雪を掘って支点を作ります。
必死の表情のWガイド。体重差があると大変です・・・
支点を作り、2/1や3/1の引き上げを行いました。