2月15日ラッセル講習・谷川岳と17－18日天狗岳登頂

2月15、16日は谷川岳（天神平周辺）で雪上講習でした。15日は今年から新しく始めた「ラッセルワーク」！。内心、ラッセルなんてやりたい人いるのだろうか・・・と思っていましたが、意外や意外！人気でした。

▲ワカン、スノーシュー、ツボ足での登降やツボ足でのラッセルのコツを講習します。

▲今シーズンは積雪が少なくて”胸までラッセル”は出来ませんでしたが、腰位のラッセルを実践して終了しました。16日は雪崩講習を行って一旦帰宅。

▲翌日からは天狗岳です。18日登頂日は次第に天気下り坂予報ですが、朝は良い天気♪と思いきや、東天狗へ着く手前からガスが沸き始めて、東天狗も西天狗も展望なし！どうも稜線だけ雲がかかっているようで、たぶん下界は晴れているようでした。残念・・・

▲写真が無いので黒百合ヒュッテの朝飯を載せます。肉巾着と卵かけご飯が美味しい♪

▲帰りに、荷下げする黒百合ヒュッテご主人の岳さんを撮影。お疲れ様です

2月17－18日八ケ岳・赤岳山荘アイスクライミング

イエティでは毎年恒例の美濃戸・赤岳山荘のアイスキャンディ・フェスティバル。今年はイエティ、モンベル、Sガイドの参加者で総勢20名近くになりました。最近の暖かさで少し薄くなった氷瀑でしたが、柔らかくて登りやすくなっており、初心者の方々には楽しめたかと思います。

▲赤岳山荘のアイスキャンディは、トップロープがかかっていません。誰かがリードしてロープを掛けないと他の方は登れません。Ⅳ級前後ですがお気をつけて。

▲ルートは７ルートですが左右のルートを混ぜると12ルートくらいあります。泊り客優先ですが、日帰り有料で使用することもできます。 ※イエティではここ15年位、毎年10月に南沢大滝と共にこのアイスキャンディも有志と共に整備しています。近々、新しい場所にキャンディを移動する計画があります。力を貸してくれる方を探しています。お声をかけてください。

2月10－11日八ケ岳・横岳大同心稜

2月の連休の2日間で八ヶ岳に出かけました。当初は阿弥陀岳北稜の予定でしたが、大雪後のラッセルを心配して8日に遠藤が登った大同心稜からの横岳登頂に行きました。

▲大同心稜上部で初めてコンティニアスのセッティングを行った。恰好だけは１人前になりました。

▲2日前のトレースはやや消えていました。前日の他のガイドのトレースも無くなっていて、トラバースからラッセルが続きました。

▲それでも空は快晴。疲れたけれど気分は爽快でした。同ルートを下降しました。

2月10－12日南八ヶ岳縦走（赤岳～硫黄岳）

今シーズン2回目の縦走です。前日夕方から降り始めた雪は11日(日)の朝まで止まず。それでも早朝の出発時には小雪の隙間に星も見えました。

▲文三郎道を登り始めて程なくして、稜線もガスの中から出てきました♪

▲赤岳（北峰）からこれから縦走する登山道を眺めます。

▲時折吹く風が冷たく、先日7(水)－8日(木)赤岳時（－17℃位）に凍傷気味になった鼻がピリピリします。それでも日向は暖かく風も弱く、縦走にはもってこいのいい天気です。

▲１０：２０横岳山頂。大同心稜を登ってくるイエティ組は横岳から赤岳方面に縦走してくる予定でしたが会いませんでした。（※ラッセルが大変で縦走は断念したそうです）

▲横岳から硫黄岳への最後の難所。これをこなせば、後は硫黄岳への最後の登りです。実はこの登りが地味に疲れます（笑）。

▲１３：００鉱泉帰着♪みなさん頑張りました。ちょっと遅い昼食をガツガツ食べて、やっと一息つきました後は夕食まで思い思いに過ごしました。

▲夕飯はチーズ入りハンバーグ。赤岳鉱泉は大盛況で夕飯は３回戦です。最終日１２日(月)は朝から小雪が舞っています。登山道のスレ違い（入下山の人＆車）も嫌だし、バスも１０：２０を逃すと１５：００台までバス便が無いそうなので、朝食を食べてサッサと下山しました。下道と高速道路を使って１４：００頃には家に帰れました。

2月7－8日赤岳登頂

2月5日(月)の大雪から一日空いて八ヶ岳です。登頂よりも美濃戸口～赤岳山荘まで車は入れるのか？！が心配でしたが、4輪チェーンを巻いてギリギリ入れました。初日は鉱泉キャンディでアイゼンワークを行って終了。赤岳鉱泉も行者小屋も屋根の雪下ろしで忙しそうですが、行者小屋班からの情報では地蔵と文三郎方面へはトレースあった！との事。どこまで登っているかは不明ですが。

▲一応ラッセルあるかもという想定でいつもよりも少し早く出発。ラッキーなことに文三郎は登っている登山者がいました。しかも雪が増えたので登りやすい♪今シーズンで一番登りやすいかも（笑）。

▲山頂直下。風もそれほど強くないのが幸いですが、行者小屋で－１７～－１８℃！途中でカメラバッテリーが低温劣化。懐で温めて少し生き返った瞬間に撮影。

▲4年越しでやっと山頂に立てたという人もいて大喜び。下りは、まだ雪が安定していないので少し気を使いましたが、低温以外は最高のお天気で登る事ができました。（雪崩が怖いので文三郎道往復です）

▲前夜7日(水)の夕食が(遠藤、福田だけ)煮カツだったので、そちらで運を使い切らなくて良かったです（笑）。ちなみに同日程の「大同心稜～横岳」組はラッセルが酷くて登頂ならずだったそうです。

▲おまけ　冷蔵庫に賞味期限切れた生ハムを発見したので、初日のお弁当は超豪華な生ハム＋ブリ―のバケットでした♪うますぎる

2月3－5日ピッケルアイゼンワーク・谷川岳

週末から谷川岳に行っていました。

▲相変わらず積雪は少ないです。

▲今回は三沢Gと一緒なので大所帯。3～4日2日間ともいい場所でできましたが、特に4日（日）は何故か団体さんの講習会が多かったので、いい場所を取れるか焦りました！ 色々疲れたので、4日の夕食は贅沢してお寿司です♪

▲2日間とも夕飯がついていないビジネスホテルなので毎回買い出ししていくのですが、3日は節分でスーパーには恵方巻しか置いていない！しかも大家族用のしか無い！！みんなエビが入っている！！！（私はエビアレルギーです）。仕方なくメインを栃尾上げ（油揚げのような感じ）で我慢したので、4日は握り寿司をゲットできました♪

▲5日（月）は関東が大雪予報です。水上町はもともと雪国なので交通機関の心配はあまりしていませんでしたが、首都圏の交通マヒを心配して早く終了しました。ところが、まだまだ全然大丈夫なのに計画的通行止めのようで本庄児玉で強制下車！？ラジオでも交通情報でもそんな事一言も言っていなかったのに・・・。仕方なく秩父越え。こっちの方がよっぽど雪が深いんですけど・・・と思いながらなるべく大きい広い道（国道２９９）をひた走ると、もうトロトロすぎる車がたくさんいました。飯能に入ると、坂を登れず放置された車も増えてきました。スタッドレスを履いているが４WDではないのだろうという感じ。青梅に入り、「この丘を越えると武蔵五日市♪あと20～30分で自宅」という所で坂は通行止め・・・。

かなり大回りに迂回させられて、時速１０ｋｍ以下のトロトロ運転で＋1時間。１９：２０頃に帰宅。疲れた・・・。

▲今朝はポツポツ雨。車（灰色）にそれほど積もっていないので、夜はほとんど降らなかったようです。朝刊も宅急便も普通に配達されました。