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4月27-29日北ア・残雪の槍ヶ岳登頂 [モンベル・コラボイベント]

今年から始めた「残雪の槍ヶ岳登頂」です。イエティでは行っていましたが、今年からモンベルでやることにしました。 初日は徳澤あたりでニワカ雨に降られましたが無事に槍沢ロッジ到着。翌朝は小屋を(たぶん)1番で出発しました。
槍沢
▲日が出てくると灼熱の槍沢です・・・。特に肩の小屋(槍ヶ岳山荘)直下の登りが核心ですな。槍の穂先に登る前に大休憩です。
頂上直下下山
▲下から見ていると「全然雪が無いじゃん!」と思っていましたが、肩の小屋から見ると頂上直下のハシゴ下に残っていました。しかもかなり硬いアイスバーンで、ピッケルの先もアイゼンの爪も1cmくらいしか刺さりません。ほとんどの人が避けて無理やり岩を登っていました。
槍ヶ岳山頂
▲念願の山頂!風も穏やかで最高の登山日和を満喫♪続々と上がってくる登山者が見えますので、15分程度で下山開始。
頂上直下2
▲再び緊張するアイスバーンを慎重に下ります。肩の小屋で大休憩後に槍沢を降ります。途中からシリセードで一気に大曲まで滑ることができました♪・・・想定内ですが、滑りすぎてアウターのお尻に穴空きました。
朝弁
▲29日下山日は観光客などの渋滞が嫌なのと、早いバス便予約者の関係もあり朝弁当で早出しました。上高地から沢渡バスは補助席を出すほど押し込められましたが、10:00前には上高地脱出成功[ぴかぴか(新しい)]。中央高速も渋滞始まっていましたが、大月下車で15:00には帰宅できました。明日からは雨のようなのでラッキーでしたね。

4月20-21日残雪の西穂高岳登頂 [モンベル・コラボイベント]

八ケ岳、木曽駒が終わって北アルプスが始まりました。まずは西穂高岳。 朝早く家から出発しましたが、甲府~諏訪あたりは観光らしき車が多く、結構渋滞していました。googleナビで目的地を検索すると、結構ギリギリの到着時間です!松本や高遠あたりの桜が見ごろだからかな?という事で、もしかして上高地方面も渋滞してたら逃げ場がない?!と思って諏訪南~塩尻まで高速を使ったら、早く着きすぎてしまいました。。。ダラダラと準備して、お弁当(昼食)も食べたが時間が余ったので仕方なくロープウェイに乗り山頂駅へ。ロープウェイ乗客は私一人でした(笑)。
ロープウェイ駅から全景
▲稜線の具合を見ようと展望台から西穂稜線を眺めると、ほぼ真っ黒!さすがに頂上周辺はアイゼン必要だろうけど、もしかしたらアイゼン無しで登れる??西穂山荘で情報を集めましたが詳しいことは分からず。ただ、アイゼンの着脱は数回あるだろうし、天気が下り坂で午前中勝負という事で早出しました。
独標から
▲21日(日)小屋外で準備していると、いきなりパラパラ雨が降ってきました。小屋に戻って雨具(アウター)を着たので少し出遅れました。ほどなくして雨はやんだし早朝で暗い中にも山のシルエットは見えているので予定通り進行。
西穂山頂
▲途中パラパラ雨に降られたり、岩と雪がかなりのミックスで登りずらいですが7:00頃山頂着♪ですが、奥穂と前穂はすでに雪雲の中。山頂もガスがでてきました。やはり天気予報よりも崩れるのが早いです。風もまあまあ強く寒いので、写真撮ったらすぐに下山開始。
山頂直下
▲ホワイトアウトなんて洒落にならないので、さっさと降ります。
一枚岩
▲頂上直下からの雪斜面は硬い雪のバーンになっているので、慎重に下ります。そこを抜けると岩、雪、岩・・・とかなりのミックス具合で、アイゼン履いての岩歩きは通常よりも疲れました。
ラーメン
▲何とかお天気もってくれて山荘まで降られずに戻れました。ですが、まだロープウェイまでの下山もあります。雲行きはいつ降ってもおかしくない感じなので、西穂ラーメンで冷えた体を温めたら下山です。11:45便に乗って車に戻ると、ほどなくして雨になりました。ラッキー♪♪

4月10日:白雲山(大のぞき)、13-14日:木曽駒登頂 [モンベル・コラボイベント]

報告の順番が変ってしまいました!前報告の「裏妙義」が一番新しいです!すいません・・・。 まずは今シーズン初の表妙義・白雲山です。前日が結構な雨だったので岩場が濡れているか心配しましたが、当日はいい天気です♪ <
妙義神社
▲妙義神社も桜とツツジが満開で、思いがけずお花見できました♪
びびり岩
▲奥の院からロープを結びますが、いきなりびしょ濡れです(やっぱりね)。滑らないように慎重にのぼります。上部に行くにつれて岩が乾いてきているので良かったですが、北面や日陰はツララが下がっていたり、霜柱がたっていました。写真はビビリ岩です。
裏妙義と浅間山
▲裏妙義と浅間山が良く見えました。
背びれ岩
▲背びれ岩は高感度満点♪昨シーズンからの中間道通行止めは相変わらず解除されていないので、大のぞきを往復して帰ります。相馬岳へ縦走するよりもこっちの方が難易度あがってますね(笑)。
ツツジと桜
▲再び妙義神社へ戻り、山門とツツジ&桜を撮影しながら下山しました。 2日空いて、週末は木曽駒登頂です。本当は谷川岳雪上講習でしたが、いきなり谷川岳ロープウェイがメンテナンス運休(=中止)になったので、急遽ガイドを入れ替えて今シーズンラストの木曽駒登頂です。
木曽駒
▲お天気最高♪
千畳敷カール
▲カール内は暑いですが、稜線は冷たい風で少し寒いです。とはいえ、もう春の風で気持ちいい♪ カール内では落石多いので注意しながら千畳敷ホテルに戻りました。これで今シーズンの木曽駒は終了、いいお天気で締めくくれて良かったです♪
夕食
▲おまけ。千畳敷ホテルの夕食です。さて、後は日帰りイベントの「登山に役立つ岩登り」や「ロープクライミング」「裏・表妙義」などをこなしながらG.W.北アルプスが始まります!

4月16日裏妙義縦走 [モンベル・コラボイベント]

今シーズン初の裏妙義です。朝は風が冷たく肌寒かったですが、登山開始する頃には日も出て暑いくらいになりました。
丁須の頭下山
▲丁須の頭で少し早い昼食。
20m鎖場
▲20m鎖場を越えると、アップダウンのある鎖場、岩場の縦走路です。稜線に上がれば時折吹く冷たい風が丁度よく、気持ちよく縦走できました。
サクラソウ
▲妙義山の固有種というサクラソウ(だそうです・・・)[ぴかぴか(新しい)]。先週行った表妙義でヒルがいましたが、今回は朝が寒かったせいか見かけませんでした♪GW前のいい体慣らしになりました♪♪

4月6-7日八ケ岳南沢大滝など [実践登攀]

今期、最後の八ヶ岳は美濃戸ボルダーと南沢大滝アイスクライミングでした。
DSC_0155~2.JPG
▲初日は近場のアイスエリアはすべて崩壊気味なので、美濃戸山荘の200m林道わきのボルダーをドライで登りました。
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▲この岩場は遠藤、福田、赤岳山荘のマサと3人で開拓しました。このルートは垂壁をチッピングして作ったW3?のグレードです。初心者にはかなり手強いです。
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▲今季最後の宿泊となる赤岳山荘の夕食はすき焼き。いつも美味しい物ばかりで大変お世話になりました。
DSC_0163 (2).JPG
▲翌日は南沢大滝へ。この日は貸し切りでした。左右に水が流れていましたが問題なし。スクール生のT氏が果敢にチャレンジしました。
DSC_0165 (1).JPG
▲氷瀑には所々に穴が開き、氷も水っぽく白くなっているところもあり、そろそろ終わりが近づいているようでした。小滝も同様に登れますが、こちらは良さそうでした。

4月6-7日阿弥陀北稜 [モンベル・コラボイベント]

今冬シーズン最後の八ヶ岳に行ってきました。入山日に鉱泉アイスキャンディで講習する予定でしたが、今年は溶けるのも早くて3月末日でクローズでした。仕方ないので周辺の雪壁で翌日のための練習をして本日は終了。翌日は日の出も早くなったので、いつもよりも1時間早く出発です。
阿弥陀北稜1
▲5日(金)は稜線は雪だったようなので、積雪を少し心配していましたが硬めの雪で潜る事もなく登りやすい。
阿弥陀北稜2
▲終了点まじか。
阿弥陀北稜3
▲すいません、色が飛んじゃった・・・・。
山頂にカモシカ
▲阿弥陀岳山頂について一息入れていると、カモシカと遭遇!こんなところまで上がってくるの!? 帰りは中岳沢経由で下山。
肉そば
▲赤岳鉱泉スタッフに挨拶して、最後に赤岳山荘の肉そばに舌鼓を打って帰宅しました。もう岩登り講習や妙義山などが始まりました。これらを混ぜながら、いよいよ北アルプス始まります。

4月1,2日ピッケルアイゼンワーク・谷川岳 [モンベル・コラボイベント]

今冬の谷川岳雪上講習もこの4月1,2日がラスト2になります。
みなかみ町から
▲みなかみ町の街中から谷川岳を撮影。時折稜線に雪煙が見えていたので、今日は風が強いようです。
フキノトウ
▲講習まで時間があるので「もう取られちゃって無いだろうな」と思いながら歩き回っていると、まだありました♪
1日の谷川
▲講習を終えて、帰りのロープウェイから撮影した谷川岳。2日は天気下り坂。午後になるにつれて真っ黒いドロドロした雲が迫ってきていましたが、無事に講習を終えて帰宅しました。

3月30-31日木曽駒登頂 [モンベル・コラボイベント]

3月最終日は木曽駒登頂です。初日は千畳敷カールでピッケルアイゼンワーク。気温が高く+3℃です。
夕食
▲千畳敷ホテルの夕食。メニューがリニューアルしてステーキです。夕方から風が強くなりましたが、天気予報は曇りのち晴れですが強風予報。ロープウェイが止まらないことを祈りながら消灯しましたが、かなりの強風で(音がうるさくて)ほとんど眠れませんでした。
朝食
▲朝食はパン食。豪華で食べすぎ・・・。強風+まさかのホワイトアウトですが、天気予報は変わらないので予定通り出発です。
敗退・宝剣山荘周辺
▲真っ白なカールをGPSも要所要所で使いながら進みますが、3~4m先は見えません。気温は-3℃。視界Oでの雪崩も怖いので早く八丁坂に取付き、乗越浄土に到着するとやはり強風です。気温がそれほど低くないのでそのまま進みます。宝剣山荘&天狗荘を越えて中岳へ登り始めましたが、ここで撤退を決めました。
八丁坂
▲浄土乗越まで戻り、八丁坂を降ります。坂を降り切ったところで、少し視界が良くなり駒ケ根の町が見えました。カールの宝剣岳側も少し見えたのですが、雪崩跡がいくつかありました。多分夜に雪崩れたようです。「ロープウェイ駅に戻ると、もう少し風が強くなったら止まります」とアナウンスが流れていました。朝一の便で上がってきたスキーヤーも次便で降りていました。そういえば八丁坂途中のオットセイ岩周辺で雷鳥が鳴いていました!姿は見えませんでしたが、中央アルプスの雷鳥プロジェクトは順調のようです♪

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