4月24～25日 北ア・明神岳東稜

　今シーズン初めての北アルプス。稜線には雪が少なめに見えますが、谷の吹き溜まりには多く残っているように感じました。初日はにわか雨の中、昼に上高地を出発しひょうたん池の幕営地まで。夜には雪も止み星空が見えていました。夜にはかなり冷え込み、夏用のシュラフでは寒くて眠れませんでした。 　アタック日は朝5時に出発。２～3週間前のトレースがあるのみで、昨夜の雪が積もり綺麗な雪稜が続きます。3ピッチでコブのピークへ。コルで一休みして頂上岩壁に。３ピッチで稜線（１０時半）に抜け、奥明神沢から岳沢（１２時）経由で下山しました。

　　　　　　　　　　　　　２５（日）朝５時のひょうたん池からの明神岳東稜

　　　　　　　　　　　　東稜急傾斜部を３ピッチ登る。バックにひょうたん池が見える

　　　　　　　　　　　　　　　　東稜の急傾斜部を抜けてコブの頭に向かう

　　　　　　　　　　　　　コブの頭直下を行く。正面には明神岳主峰の頂上岩場が

　　　　　　　　　　　　　　コブの頭周辺を俯瞰する。稜線にはビバーク痕が

　　　　　　　　　　頂上岩壁の核心部は７ｍの凹角Ⅳ級。アイゼンをきしませて登る

　　　　　　　　　　　　　　　　　　稜線に抜け出ると大パノラマが。奥穂高岳方面

　　　　　　　西穂高岳方面。東側なので雪が多く見えます。奥明神沢も雪が多かった