5月18-19日 穂高・コブ尾根 [実践登攀]
穂高の雪山もこれが最後でしょうか。残雪のコブ尾根に行ってきました。初日は岳沢小屋まで。宿泊棟が今日出来たとの事、初日のお客さんになりました。翌朝は4時出発。コブ沢からコブ尾根に上がり、マイナーピークの下りが相変わらず悪かった。足元の岩場が崩壊しかけているようだった。
コブの岩場を3ピッチで越えて、懸垂下降して最後の登りを時間をかけて突破。6時間かけて午前10時にコブ尾根の頭に抜ける。下降は飛騨側に雪が無く、アイゼンなしで下降で来た。天狗のコルから天狗沢を一気にシリセードで下降し、午後3時半に上高地に戻った。
岳沢上部。中央やや左がコブの岩峰。アプローチはくの字の雪渓からコブ尾根に上がる。
朝4時まだ暗い中に岳沢小屋を出発した。綺麗な満月が登っていた。
コブ沢を登ると、コブ尾根のマイナーピークに到着。この10mの下り=右側を下るが悪い。
マイナーピークから見たコブの岩峰(左奥)。高さ約100m。ルートは2-3ある。
雪壁を詰めて、そのまま草付のミックスを登り、次に左上して裏側に出て、ミックスを登る。
コブのピークから30mほど下ると懸垂ポイントに着き、20mの下降でコルに着く。
コブのピークの次は雪のピークで、下りがナイフリッジになる。支点が無いので慎重に。
この後は、雪壁をひたすら登る。疲れた体に鞭を打ちながら・・・。コブの頭直下の登り。
縦走路をゆっくりと下り、さらに天狗沢をブロック雪崩に注意して尻セードで下ればほぼ終了。
2011-05-20 05:58
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