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9月4-8日北アルプス縦走・槍ヶ岳(北鎌尾根)~焼岳(担当:石関ガイド) [登山教室]

北アルプスの槍ヶ岳から穂高連峰を、プライベートガイドで縦走をしてきました。 しかも槍ヶ岳は北鎌尾根からのアプローチで、最後は焼岳まで。長い長い道のりです。 初日は上高地から。槍沢の大きな雪渓を見ながら水俣乗越を経由し、天上沢の北鎌沢出合まで。
槍沢
途中若干雨に降られましたが夕方には止み、快適なビバークとなりました。
北鎌沢
2日目はいよいよ北鎌尾根、北鎌沢右俣からのアプローチで尾根上へ。 独標のトラバースの最初の回り込みの足元が非常に脆くなっていました。
独標
その後は快調に進み槍ヶ岳へ到着。山頂からの視界はあまり有りませんでしたが、天気も悪くならず一安心。
槍と小槍
槍ヶ岳山荘で前日の濡れものも乾かせ、快適に眠れました。
槍ヶ岳山頂
3日目は朝から小雨。取り敢えず南岳小屋まで進みます。 風が強く寒かったのですが、昼頃からは小康状態になると判断。いよいよ大キレットへ。 徐々に雨風は治まり、昼過ぎに北穂高岳へ着いた頃には雨は完全に止み、時折涸沢カールや前穂高岳北尾根が姿を現すなど、穂高らしい姿が徐々に見えてきます。
前穂高北尾根
この日は穂高岳山荘に宿泊。 美味しいご飯の後のんびりしていると倉岡ガイドに遭遇。3000mの稜線での楽しい夜は更けていきます。 4日目は朝から快晴。奥穂高岳からは360度の絶景、富士山や白馬岳まで確認出来るほどです。 この日の難所の一つである馬の背もロープで安全確保をし快適に下り、昼頃に西穂高岳に到着。 午後から天気の悪化が予想されたので西穂山荘まですこし急いで降りましたが、そのおかげ?か小屋での生ビールは格別でした。 いよいよ最終日は焼岳まで。 今までの道とは様相が違う、樹林帯の気持ち良い道を進みます。しかし一般道とはいえ侮れない箇所も有り、注意が必要です。
焼岳
焼岳小屋を経由し最終目的地の焼岳山頂までもう一息。 焼岳北峰からは穂高と違った自然の荒々しさを見ることが出来、長旅の締めとしては格別でした。 登り、歩き通した、槍穂高を満喫した5日間でした。 Dさん、お疲れ様でした!
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