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4月27-29日北ア・爺が岳東尾根 [登山教室]

 北アルプスを襲った悪天の為、鹿島槍ヶ岳東尾根の予定でしたが、雪崩の少ない爺が岳東尾根に変更しました。大谷原で積雪があり、登山口の鹿島部落まで戻り、東尾根に取り付きました。すぐに積雪が始まり、登るにつれて深くなり、風が強かったので1700m付近で幕営しました。翌日は冷池山荘までの目標で、午前6時に出発。だんだんと深くなる雪と強風が吹き荒れる2200mを越えて、白沢天狗尾根と合流して、さらに深い雪をラッセルして、午後2時ごろ爺が岳に到着。午後3時半冷池山荘に到着し宿泊しました。翌日は赤岩尾根を下山。高千穂平手前から西沢に降り、一気に尻セードで大谷原まで3時間半で下りました。
爺ヶ岳東尾根取り付き
▲爺が岳東尾根は鹿島部落の「おばばの碑」から急登1時間で始まります。まだ積雪はありません。
爺ヶ岳東尾根テントサイト
▲登るにつれて風が強くなり、積雪も増えました。標高1700m付近にて幕営しました。
爺ヶ岳東尾根1900m
▲翌日は森林限界を抜ける2100m付近から強風に襲われ、あわや敗退の危機に。何とか凌いで上部に向かいました。
鹿島槍ヶ岳
▲2200m付近の午前8時ごろにはガスっていた鹿島槍ヶ岳も顔を出しました。しかし、東尾根にはトレースも無く真っ白でした。
爺ヶ岳東尾根2400m
▲2300mのピークを越えて、ナイフエッジ帯を進みます。唯一ロープを出したところです。左が爺が岳中央峰、右は北峰。
爺ヶ岳東尾根2500m
▲それを越えるといよいよ本格的なラッセルになりました。膝から太もも!
爺ヶ岳東尾根2600m
▲白沢天狗尾根と合流してからも尾根上は深くてモナカ状のいやなラッセルが続きました。
爺ヶ岳中央峰山頂
▲出発から8時間。ラッセルの醍醐味を味わった1日でした。空は快晴、最高の展望でした。
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