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12月5-6日八ヶ岳地獄谷・上の権現沢アイス [実践登攀]

東の裏同心ルンゼとも言われる上の権現沢。3-10m前後の氷瀑が続き、アイスクライミング入門者には快適な沢です。ただ、東面のためにやや氷結が悪く、今回もあまり良くありませんでした。初日は赤岳沢出合小屋を過ぎて、ツルネ東稜の取り付き点まで行って幕営しました。水は豊富にあります。偵察を兼ねてF2下まで行くと、卒業生のKさんが下山してきて、氷結が<あまり良くなく、F5のチムニーの滝で帰ってきたとの事。彼はそのまま当日に下山しました。翌日、我々も上の権現沢をたどり、いくつかのやや薄めの氷瀑を登って、F5まで行きましたが言われた通り氷結が甘く、この上は氷瀑が1つしかなく、ここから下山(2回の懸垂下降ふくむ)して、途中の右岸の支流のルンゼの氷瀑を登ってから下山しました。
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▲上の権現沢のF1、10m三級+。中央に水流があるものの左右どちらも登れました。
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▲F1を上から見るとこの通り。落ち口は水が流れて凍っていません。帰りは倒木を使って懸垂下降しました。
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F2、8m三級。氷瀑は凍っているが、手前の瀞や釜が凍っていなくて取り付くのが大変でした。
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▲F5のチムニーの滝、5m三級。左右登れるが右は岩登り、左は薄い氷瀑。以前来た時より薄いので、この先の氷結状況が悪いことを予想して下山しました。
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▲夢幻の滝は氷結しておらず、その一つ下流のルンゼが凍っていました。ここで楽しんでから帰りました。あと10日間すれば本流もいい感じになるかも知れません。
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