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10月23-24日上越・谷川岳烏帽子沢奥壁凹状ルート [実践登攀]

紅葉真っ盛りの谷川岳に行ってきました。南稜や中央稜、変形チムニーなどを登っている参加者のために、夏にビレーポイントの整備をした凹状ルートに行くことになりました。  朝暗い中4時半に新道マチガ沢を出発。一ノ倉沢出合いには2張りのテントが張ったありました。明るくなった一ノ倉沢本谷に整備したヒョングリの滝直登のフィックスを使い楽々テールリッジに。南稜のMガイドパーティのほかに中央稜取り付きに1パーティいました。午前6時半過ぎに取付。3ピッチ目より中央カンテルートと分かれて凹状ルートへ。4ピッチ目の旧核心部Ⅴ級-、5ピッチ目Ⅳ級+はランナーが少なく、脆い部分が多く、フォールは許されないピッチです。6ピッチ目の崩壊した部分は、右から巻きカンテ状を登る部分がⅤ級+(Ⅳ級+A0)。他の全ピッチもランナーが少なく(ハーケンは打ちづらい)、要注意です。  終了点から衝立尾根を100mクライムダウンすると中央稜終了点へ。そのまま北稜を整備しながら懸垂下降しました。
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   本谷から一ノ倉沢全景。曇りの天気でしたが、紅葉がすばらしく、観光客が大勢いました。
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       中央カンテ2ピッチ目。Ⅲ級-ですが、ランナーは2カ所です。
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   3ピッチ目から凹状ルートオリジナルになります。Ⅲ級+でランナーは1カ所だけです。
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   4ピッチ目の旧核心部Ⅴ級-。所々脆い部分があり、見た目より厳しく、ランナーも少なめ。
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 5ピッチ目もランナーが3カ所!Ⅳ級+です。下部30mの支点が作れず、ボルト1本のみです。
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  6ピッチ目の崩壊した部分は右の部分を右斜上後(Ⅴ級-)にリッジを直上(五級+)~草付。   7ピッチ目もランナーが少なく要注意。最終ピッチはしっかりしています。ご注意を!
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