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5月3-5日北ア・槍ヶ岳東鎌尾根 [登山教室]

 目標は北鎌尾根でしたが、水俣乗越で5日の悪天予報を確認してルートを変更しました。3日の入山日は横尾山荘までのトレッキング。翌朝は早朝に出発し、北鎌尾根のP9を目指しました。しかし、槍沢ロッジで携帯の「ヤマテン」が5日早朝からの悪天を確認。取りあえず、水俣乗越まで行き、再度天気予報を確認したところ5日は早朝から風雪予報とのこと、今日の晴天を活かしてこのまま東鎌尾根を槍ヶ岳に向かいました。20歳頃の正月山行で行ったことがありましたが、5月はトレースが薄く、意外に悪く感じました。
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▲槍沢の大曲から東鎌尾根の水俣乗越に上がると、遠くに前穂高岳(左)と北穂高岳の頭だけが見えました。
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▲そして遠くにはマッターホルンに見える槍ヶ岳の穂先が。この時点ではトレースがありませんでした。1時間歩いたところで水俣乗越もどきのコルから上がってきた6人パーティに出合いました。
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▲東鎌尾根は小ピークのアップダウンがあり、且つ左右に雪庇が張りだす特異的な山稜です。
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▲遠くに見えた槍ヶ岳も段々と近づきました。右側の尾根は目標だった北鎌尾根です。
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▲東鎌尾根の最大の難所、鉄ハシゴのある急峻なピークの下りは確保しながらの下降でした。
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▲水俣乗越からのうねるような山稜は終わりに近くなり、ヒュッテ大槍(雪の下)を過ぎました。
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▲東鎌尾根の最後は槍の穂先をトラバースして槍岳山荘に着きます。槍の穂先には多くの人が登っていました。すでに視界は悪くなく風が強く寒くので槍岳山荘に泊まりました。翌朝は5時ごろから風雪となり槍沢上部は視界が悪く急な雪壁の下降で緊張します。下るにつれてガスも晴れましたが、やがて雨に変わり下るにつれて大雨になりました。
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