12月29日-1月1日八ヶ岳広河原沢アイス

年末年始の八ヶ岳でのアイスクライミングを報告します。12月29日は赤岳鉱泉でアイスキャンディ、30日は26日同様に峰の松目沢に行きました。31日からは広河原に入りまずは左股、1月1日は３ルンゼを登りました。この後赤岩ノ氷柱とジョウゴ沢乙女の滝にも行きましたが報告は別途します。

▲30日に行った峰の松目沢。核心のF9、７ｍ５級－は26日に比べて幅が広くなりました。

▲31日に入った広河原沢左股。最初の滝は５ｍ、3級＋。しっかりと凍っていました。

▲その上の１２ｍ、4級－の氷瀑。次々と１０ｍ前後の氷瀑が現れて楽しいところです。

▲下の大滝と呼ばれる氷瀑と思いましたがその手前の１５ｍ4級の氷瀑も快適に！

▲これが下の大滝と呼ばれる１８ｍ４球＋の氷瀑。日が当たり始めてやや脆くなっていました。

▲最後に上の大滝と呼ばれる２０ｍ５級－の氷瀑。吹き曝しの森林限界近いので硬いアイスでした。ここから真右横にトラバースすると300m位で中央稜の第二岩壁下に出れます。

▲翌１月1日は3ルンゼを目指しました。本流の最初の登攀対象となる細い氷瀑は、12月中旬に敗退した所ですが、今回はしっかりと凍っていました。

▲本流の１＆２ルンゼの大滝を正面に見て、３ルンゼは右に曲がります。

▲そのすぐ上に３段３０ｍのブルーアイスの大滝がありました。良く凍っていて硬い氷でした。

▲大滝上には最後の氷瀑となる１２ｍ５級－の直瀑があります。硬い氷で見た目より悪いです。この後は右の尾根を登り、南稜のP3下に出て南稜を下降して、青ナギから広河原沢に降りました。