8月13-15日甲斐駒ケ岳赤石沢Aフランケ～奥壁中央稜 No.1

　お盆の3日間で甲斐駒・赤石沢の継続登攀に行ってきました。3日間とも夕方に小雨が降る程度の良い天候でしたが、10時を過ぎるとガスがかかりはじめ視界が利かず写真がピンボケになりました。黒戸尾根の登降には閉口しましたが、七丈小屋の食事とオヤジさんの親切に感謝！！ Aフランケ赤蜘蛛ルートでは思いもよらぬクライマーに会い、彼の素晴らしいクライミングに見とれていました。

▲14日Aフランケ赤蜘蛛ルートに取付きでM氏に会う。スーパー赤蜘蛛に行くと言うので、彼の登りを見たかったので先を譲りました。1ピッチ目は１１bとか。濡れていたのでもっと悪かったでしょう。見事登り切りました。

▲ビレーポイントから見た１ピッチ目。登攀対象ではないが下部スラブがあるので、高度感は満点です。

▲２ピッチ目はコーナークラック４０ｍⅤ級（５．８）。長い長いフィスト・ジャムが続きます。

▲上から見ると草が多いのですが、綺麗なクラックになっています。３ピッチ目はA１、２０ｍ。

▲４ピッチ目はハング帯を左上して、上のハングはダイレクトに越えました。A１Ⅳ級４０ｍ

▲核心のスーパークラックを登るM氏。１１cのグレードです。

▲２ピッチ６０ｍ近くを一気に登る。少しクラック内も壁もしけっていたので大変だったでしょう。

▲セカンドのA氏の後を追いかけてカム＆ピンの人工登攀。キャメロット０．５～２が有効です。 　続きはNo2をお読みください。