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12月4~5日裏同心ルンゼ&無名峰ルンゼ [アイスクライミング教室]

今シーズン初の雪山は八ヶ岳に行ってきました。初日は裏同心ルンゼを登り、翌日は無名峰ルンゼへ。 12月2~3日にかけて、赤岳鉱泉でも雨のち雪だったようで、氷の氷結状態はあまり良くありませんでした。 翌日の無名峰ルンゼは、やはり凍結状態が悪いため、F2取り付きまで登りましたが諦めて下山。鉱泉キャンディで腕をパンプさせて終了しました。ちなみに、赤岳山荘キャンディ(「オバチャンキャンディ」)は一時は凍結したものの、雨で溶けてしまったそうです。
裏同心F1
  ▲まだ体が冬山仕様になっていないため、取り付きに行くまでにも息が切れました・・・。裏同心F1ですが、無事に凍っていました!
滑滝
  ▲滑滝を越えていくと、薄いながらも見事に凍っていました。ただ、日差しが強く、気温も高め・・・。あと数日こんな日が続いたら、溶けそうです。
最後の滝
  ▲最後の滝はこんな感じ。右は薄くて登れず、左端も岩が見えています。グレード的には簡単ですが、抜け口の氷が緩いので、注意が必要でした。この後、懸垂下降で下山して、鉱泉着が午後5時ちょっと前でしたが、 いいトレーニングになりました。
無名峰F1
  ▲翌日は小屋朝食を食べて、ゆっくり目に出発。小同心ルンゼに入ると、トレースはもちろん無し!約1時間の膝上ラッセル後、やっとF1に到着しましたが・・・。
無名峰F1登り
  ▲氷はボロボロ、アックスはおろか、スクリューはとても使えません。慎重に右側の雪壁を登りました。
無名峰F2
  ▲写真左の細いルンゼがF2。全然凍っておらず、ほとんど脆い岩のルンゼでした。ここでF2にタッチして下山しました。残念でした・・・
キャンディ
  ▲まだ午前中だったので、鉱泉キャンディを13時頃まで登って早々に下山となりました(キャンディは山側しか登れません)。

3月22日 八ヶ岳・大同心沢大滝 [アイスクライミング教室]

 先週に引き続き大同心沢大滝に行ってきました。赤岳鉱泉の朝の冷え気味が強く、今回は堅い氷のクライミングになりました。10時にもなると他に10名ほどのアイスクライマーが終結し、大変な賑わいになりました。私たちは2本つづ登って午後12時半ごろには終了。大滝の南側には「小滝」が出現していました。3月の寒暖の差があるころに発達する10mほどのツララです。Ⅴ級-程度でしょう。


   今回もアルピニストスクール生の中級生O氏がリードにチャレンジするも惜しくもパンプ。
         遠藤ガイドに交代。このころ10名以上の愛知の団体さんが到着。
大滝左ルート



          最高到達点からが核心部で5mほどのバーチカルⅤ級-です。
大同心大滝左をリードする遠藤



    続いて先週もチャレンジした赤岳鉱泉の3代目「太貴」が中央左の最も難しいラインへ。
大貴がチャレンジ



       見事に完登して先週の屈辱を果たしました。鉱泉のHPでもご覧ください。
大貴が見事に完登



3月14~16日 八ヶ岳・大同心沢大滝 [アイスクライミング教室]

 14(日)に入山して、15(月)に大同心沢大滝に行きました。16(火)は石尊稜の予定でしたが、悪天のためやはり大同心沢大滝に行きましたが、夜半の大雨で噴水&洪水状態でとても登れず、アイスキャンディ(これも崩壊寸前)で遊んで帰りました。


 15(月)は曇り。気温5度と高めでした。昨日の好天もあって大滝はやや白みがかっていました。
大同心沢大滝



        イエティ・アルピニストスクールの唯一のエキスパート生・S氏がリード。
左端をリードするS氏



    左右にトップロープを張って交代で登りました。左&中央Ⅴ級-、右Ⅴ級程度でしょう。
左右にトップロープをかける



        赤岳鉱泉のアイスマンこと・N君も初チャレンジ。4本も登りました。
鉱泉のアイスマン・N君


 
     鉱泉の3代目の太貴もチャレンジ。アイスキャンディで鍛えたおかげで見事完登。
鉱泉の3代目・太貴



 16(火)にも小雨の中、大滝に行きましたが、中段から噴水、下段は洪水状態で敗退しました。
14(火)の大滝は洪水状態



     連日の高温と大雨で赤岳鉱泉のアイスキャンディもぼろぼろ。3月末まで持つかな?
14(火)のアイスキャンディ







2月20~21日 八ヶ岳・広河原沢アイスクライミング [アイスクライミング教室]

 週末は混雑が少ない予想の広河原沢へ行きました。しかし、アイス組は3パーティ、中央稜は2パーティ、南稜はたくさん入山していました。天気予報が良かったので大勢来たようです。
 中央稜末端でテントを張り、初日は右俣に行き「武藤返しの氷瀑」に行きバーチカルの練習をしました。クリスマスルンゼは4~5人入っているようでした。
 日曜日は左俣へ。半分くらいまでトレースがありましたが、いつも未氷結の2段20mの滝からラッセル。大滝は見事に凍っていました。最後の10m氷瀑が核心。ここを越えて、右上の灌木帯を100mも登ると中央稜に出ます。今回は中央稜から阿弥陀岳を登っているパーティがいて、偶然下山中の彼ら2パーティに出合いました。第一岩峰を左から巻いて下降し、広河原沢本流に出てテント場に戻りました。


    初日の「武藤返しの氷瀑」は良く発達し、バーチカル5mⅣ級+で良い練習になりました。
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      日曜日の左俣は早朝5時半に出発。最初の滝に着くころには明るくなっていました。
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          途中の7m程度の氷瀑は薄いですが3~4mがバーチカルⅣ級。
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     この未氷結の2段20mの滝下でトレースが消えていました。ここからが良いのに・・・。
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           15mの大滝Ⅳ級+は左側が膨らんで良く発達していました。
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       左側にトライするH氏。Ⅴ級-。右側のⅣ級+をリードするのは遠藤ガイド。
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      大滝上の2段15mの氷瀑はかなり埋まっていましたが、よく発達しています。
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     最後の滝10mはブルーアイスのバーチカル7mⅤ級-。左右に分かれて登りました。
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2月17~18日 八ヶ岳・美濃戸周辺 [アイスクライミング教室]

 17(水)と18(木)はともに天候が不安定という予報で、美濃戸の赤岳山荘のキャンディと王岩の氷柱に変更して行ってきました。17(水)は予想より天気が悪く、曇りで上部はガスの中でした。良く発達した「おばちゃんキャンディ」を6本登り終了しました。
 18(木)は迷った挙句、王岩の氷柱に行きました。F1・5mは右側は易しいものの左側はバーチカルでⅣ級+以上あり、寒く脆い氷だったので悪く感じました。F2・10mは正面が登りやすく、上部に30cmほどのハングがありますが、Ⅴ級-程度。左側のツララ限定でⅤ級でしょうか。3本づつ登って終了しました。この日は予報より悪く、曇り時々雪でした。


     赤岳山荘の通称オバちゃんキャンディは良く発達し、北面は特に綺麗な氷です。
赤岳山荘キャンディ北面



       東面の北側も昨年より1m高くしたので、バーチカルで7mⅤ級程度あります。
オバチャンキャンディ東面



     18(木)の王岩は林道終点から15分。2つの氷瀑がかかるコンパクトなエリアです。
王岩の氷柱F1



        F1・5mは良く発達し、左側はバーチカルⅣ級+以上あり、堅く脆い氷でした。
F1の左側はバーチカル



  F2・15mは10mがバーチカル。中央部が登りやすく、上部の30cmのハングが核心・Ⅴ級-。
F2の中央はハング



   左側の氷柱にチャレンジ。脆い氷でカンテ状のクライミングはⅤ級程度で「パンプ」間違いなし。
F2左側の氷柱

2月13~14日 八ヶ岳・赤岩の氷柱 [アイスクライミング教室]

 先週の暖かさで標高の低い氷瀑は崩壊や縮小が進む中、八ヶ岳の氷瀑は現在最もよく発達しています。そこで今回は赤岳鉱泉への登山道からも見える「赤岩の氷柱」に行ってきました。
 初日は赤岳鉱泉のアイスキャンディで練習。ここも先週の暖かさで縮小したようで、半分は登攀禁止になっていました。翌朝は早出で6時に出発。ラッセルを覚悟し、ワカンを持って行きましたが、最近の雨で雪が締まり、ワカンはほとんど潜らず、鉱泉から2時間で赤岩の氷柱に到着しました。今年は良く発達しましたが、右側が発達しすぎ。ハングになっていました。左側は最近では最も良い状態で、しっかり下まで届き安定した氷でした。


         初日はアイスキャンディで足慣らし。この南面は良く発達しています。
13(土)の赤岳鉱泉アイスキャンディ



        14(日)は赤岩の氷柱へ。アプローチが問題で分かりずらい位置にあります。
14(日)の赤岩の氷柱



      右の氷柱にチャレンジするT嬢。アイス2回目です。ここからがボロボロの中間部。
右の氷柱の中間部はグズグズ



     ボロボロの部分を越えると1m弱のハング帯が待っています。今年は変な氷結でした。
上部は1m弱のハング帯



        左の氷柱にチャレンジするT嬢。見事なツララは登り応えがあります。完登!
左の氷柱は安定しています



    ナメ10m、ツララ5mの後に50cm弱のハングが核心。この後ツララ3m、80度7mで終了。
中間部に50cmのハングがある



2月11日(祝) 奥秩父・中津川渓谷アイスクライミング [アイスクライミング教室]

 湯河原・幕岩の予定でしたが、雨マークが入っていたのでアイスクライミングに変更しました。場所は濁川・ヤキチ沢を変更して、中津川渓谷・鏡岩へいきました。
 しかし、火曜日の5月並みの暖かさでかなり氷が溶けてしまったようです。場所によってはこれ以上薄くなると登れないかもしれません。
 この日は講習中は雨→ミゾレ→小雪になり、終了後に雨に変わりました。氷の表面に水が流れるほどで、どうなったか不明です。


        鏡岩の氷瀑の中央やや下流の大滝35mは、途中からバーチカルⅤ級に。
         終了点の支点がありませんので、スクリュー残置するかV字スレッドで。
鏡岩の大滝35mⅤ級



     下流の氷瀑20mⅣ級+はぎりぎりの薄さです。終了点にハンガーボルトを打ちました
下流の氷瀑20mⅣ級



     中央の氷瀑群の右ルート25mⅣ級+。この日は終了点手前でミックスになりました
中央右の氷瀑25mⅣ級



     中央の氷瀑群を横から見ました。奥(下流)のツララはこの日は登れませんでした
中央の氷瀑群



   上流(右側)の氷瀑群の左ルート20mⅤ級-を登る。奥のツララは崩壊の危険大です
上流の氷瀑群Ⅴ級前後




2月6~7日 日光・雲竜渓谷 [アイスクライミング教室]

 冷え込みが最も厳しかった土日曜日の2日間で、アイスクライミングの殿堂である「雲竜渓谷」に行ってきました。土曜日は雪が舞う中、展望台にテントを張り、左岸の目立つラインを1本登りました。この晩から朝方まで雪が降り積もり、約50cm以上になりました。翌朝は7時から行動を初めて左岸のラインを4本登りました。「友知らず」の氷柱は一昨年より小ぶりで、あまり登る気になれず、「雲竜瀑」は先週の暖かさで崩壊したとか(噂です)。9時ごろには晴れ間も見えましたが、強風で地吹雪になり、高速道路も横風が強かった。


     土曜日は1日中雪が降りました。左岸の氷瀑群で最も目立つラインを登っています?
土曜日の雲竜渓谷



              翌日曜日は一面の雪世界。膝までのラッセルで氷瀑へ。
7(日)の雲竜渓谷



    左岸の氷瀑群の奥に右岸にかかる「友知らず」の氷柱群があります。今年は小ぶりです。
友知らず



       左岸奥のやや傾斜の緩いラインをリードするエキスパート生のS氏。奥の赤いヤッケ。
左岸・奥のライン



     ここはどこでも抜け口の氷が薄く要注意です。右隣の目立つラインは昨日登りました。
リードするS氏。手前が昨日のライン


  
       左岸の一番手前のミニ氷柱をリードする初級生の I 氏。こちらは堅い氷でした。
左岸・下流のライン



               トップロープをかけてその隣にチャレンジしました。
下流ラインの隣



   左岸の氷瀑群で最もキツイ中央のラインにチャレンジ。トップロープはロープが2本必要です。
左岸・中央のツララ



     気温はマイナス5度を下回り、風が吹き抜け、ロープが凍って棒のようになりました。
寒さで凍ったロープ



     最後に中央のラインの最も目立つ膨らんだ氷柱を登ってパンプさせ、昼に終了しました。
仕上げに最も急なライン

1月30~31日 尾白川下流域のアイスクライミング [アイスクライミング教室]

 先週に暖かな日が続いたので尾白川の氷瀑群はやや解けてしまいました。特にガンガの沢F1の錦の滝は、半月前とは比べ物にならなく、トップロープでかろうじて登れる程度になってしまいました。しかし、F2やその上のマルチ・アイスルートは良い状態だとか。土曜日は日帰り組みが多く、我々は空いているガンマルンゼのF1でリード練習を行いました。
 日曜日は早朝から刃渡り沢へ。刃渡り沢は雪が少ない事もあり、氷が露出していてとても良いコンディションでした。F3の両翼の氷柱やF4の大滝も登り、気分良く下山しました。
 

    30(土)は混んでいる「ガンガの沢」を避け、ガンマルンゼF1・20mⅣ級でリードの練習
30日ガンマルンゼF1



    31(日)は刃渡り沢へ。林道終点近くから見た刃渡り沢全景。中央がF3・両翼の氷柱
刃渡り沢全景



      刃渡り沢F2・40mⅢ級+。10cm程度の薄い部分があり、支点作りに要注意。
刃渡り沢F2・40mⅢ級+



      F3・両翼の氷柱20m。今回は左側が良く発達していて快適。右も良好です。
F2・両翼の氷柱



        両翼の氷柱の右ルート、Ⅳ級+をリードするアルピニスト初級生のI 氏。
両翼の氷柱右ルート



          両翼の氷柱の左ルート、Ⅳ級+をリードする中級性のO氏。
両翼の氷柱・右ルート



         最奥の滝、F4・大滝35m(左奥)。右の黄色の氷柱群は難しそう。
F4・大滝35m(左奥)



     大滝35mⅣ級をリードする I 氏。この後40mの懸垂と巻き道で出合いに戻りました。
F4・大滝を登る

三つ峠山、甲斐駒ケ岳、八ヶ岳アイスクライミング [アイスクライミング教室]

 14(木)から4日間かけて、三つ峠山四十八滝沢、甲斐駒ケ岳尾白川下流域、八ヶ岳美濃戸周辺のアイスクライミングに出かけました。四十八滝沢は積雪多いがまずまずの氷結で、大滝は部分氷結で登攀は不可能、側壁の氷瀑は良いできでした。尾白川下流域の氷瀑は、ガンマルンゼF1は幅広に凍ってよ良い状態ですが、ガンガの沢F1錦の滝は薄いながらも全面氷結。しかし、薄いので左端しか登れないでしょう。F2は氷結。その上は積雪のため行っていません。
 八ヶ岳は美濃戸の赤岳山荘のアイスキャンディ。最近の冷え込みで最高の出来栄えです。2日目は西峰ノ松目沢へ。側壁の初心者向けの氷瀑で練習しました。


        三つ峠山・四十八滝沢・初滝2段6m、5mの最初の滝Ⅲ級+
四十八滝沢・初滝7mⅢ級+



     初滝を登るKさん。モノポイント・アイゼンを購入しアイゼンワークも快適になりました
初滝を登るKさん



    大滝20mは未氷結。右端を登った事がありますが危険です。氷瀑登攀ともいえない
大滝20mはいつもの通り未氷結



   七福の滝は3段。15mⅢ級、10mⅢ級、2段40mⅢ級+で構成されています
七福の滝、3段15m、10m、40m



  七福の滝の核心部5mⅢ級+は氷結良く快適でした。ここで終了して右上の登山道へ
七福の滝の核心を登る



  15(金)は尾白川の下流域へ。ガンガの沢F1・錦の滝は全面氷結。薄いので右端が登れそうでした
ガンガの沢F1.錦の滝



    私たちはまず、ガンマルンゼF1・15mⅣ級へ。とても良い氷結でした
ガンマルンゼF1・15m



   続いて、ガンガの沢F2・30mⅣ級-へ。中央が水が流れていますがとても良いです
ガンガの沢F2.40m


 
  F2の左右が登れました。上の支点の大木が折れています。他の木に掛け替えたほうがいいでしょう
ガンガの沢F2.40mの左ルートを登る



        週末の八ヶ岳は美濃戸・赤岳山荘のアイスキャンディへ。
   今年はロープや網を張ったりして、1mほど高くしました。登り応え有ります
赤岳山荘のアイスキャンディ南西面



      北東面はもっとも見事に発達して、氷の具合もベストです。
アイスキャンディ北東面



    日曜日は西峰ノ松目沢へ。赤岳山荘から2時間でこの写真の側壁があります
西峰の松目沢・側壁の氷瀑


 
 西峰の松目沢は本流はそれほどの氷瀑がありません。大岩の氷柱の1本上流の沢です
西峰の松目沢

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八ヶ岳・峰ノ松目沢&ジョウゴ沢アイスクライミング [アイスクライミング教室]

 年始に八ヶ岳に再び入山しました。しかし、入山日の4日(月)のみ天候がもったものの、5日(火)からは再び強い寒波が到来。赤岳鉱泉以上の高度は深いガスと寒さ、強風に見舞われ、稜線に上がる事はお勧めできない状況でした。そこで5(火)は峰ノ松目沢、6(水)はジョウゴ沢でアイスクライミングを行いました。両日とも昼間でマイナス15度の指も足先も凍るような寒さでした。


1月5(火)は日ノ岳稜の予定でしたが、朝からの悪天で峰ノ松目沢にアイスクライミングになりました。幸いまだトレースした事がないH氏。すべてリードを希望。まずはF1・15mⅢ級+。
1月4日 峰ノ松目沢F1



深いラッセルの末、F2・15mⅢ級に到着。抜け口が凍っていないこともありますが、この日は最高のコンディション。しかし、念のため左側を登りました。
F2・10mⅢ級



F3&F4・各3mⅡ級はノーロープで越え、写真のF5・10mⅢ級-、F6・15mⅢ級の美しい氷瀑を一気に50mで越えました。続くF7・3m、F8?はノーロープ。
F5・10m&F6・15m



峰の松目沢最難のF9まで深いラッセルで到着。今までで最高の出来栄えのF9.8m~10m。Ⅳ級+~Ⅴ級程度。
F9・10mは最難



F9中央部をリードするH氏。やや緊張気味でしたが、危なげに越えて行きました。F10・5mの氷でビレー。
F9中央部をリードするH氏



F10のツララでトップ・ロープをかけて、F9左端のツララⅤ級-にトライする
F9左端のツララにトライ



翌6日(水)は昨日の風雪と悪天予想で、中山尾根から転身してジョウゴ沢アイスに変更。F2・15mⅢ級+をリードするA氏。
1月6(水)のジョウゴ沢F2・15m



F3の上から右俣に入り、大滝20mⅣ級を登りました。午前10時ごろから寒波のためガスがかかり、マイナス16度に!風も強くなり凍傷の危険性もあり、変更は正解でした。
ジョウゴ沢右俣大滝15m・Ⅳ級

12月12~13日八ヶ岳・裏同心ルンゼ・アイスクライミング [アイスクライミング教室]

 12月12~13日で赤岳鉱泉のアイスキャンディと裏同心ルンゼにアイスクライミングに行ってきました。11(金)に降った大雨で八ヶ岳はどうなっているか心配でした。車を駐車した美濃戸(約1800m)はうっすらと雪が積もっている程度でしたが、登るにつれて雪が増し鉱泉付近では30cm以上ありました。とりあえず、鉱泉のアイスキャンディでアイス事初め。今シーズンから使用料千円になりましたが、元は十分とれます。今日からオープンされたので、氷は薄いのですが、今年はすべて垂直でしかも10m弱あり、初心者にはとてもきついです。完登出来ない人が続出。完登しても2~3本が限界かな?
 2日目は裏同心ルンゼへ。しかし、F1&F2は雪が多く、雪壁登りとなり、F3&F5は2m。2mほど掘り返して、なんとかアイスクライミングらしくなりましたが物足りず、鉱泉に戻ってアイスキャンディに再びチャレンジしました。八ヶ岳の谷筋は深いところで1m以上の積雪があり、ラッセルもさることながら、雪崩の危険性もありますので十分なご注意をして下さい。

                         
               12(土)のアイスキャンディは薄いですが楽しめました
アイスキャンディ(12日)



     アイスキャンディ東面。今年は初心者ルートはありません。アックス残置は当たり前?
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     13日(日)は裏同心ルンゼへ。F1・8m2級はご覧の通り、ノーロープで問題なし。
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              F2・2段30mはわずかに1m? 情けない・・・
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     F3・7m3級も3~4mほどです。右側を2mほど掘り返し3mの垂直アイスになりました
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    F4は埋まっていて、F5もこのとおり。しかし2mほど掘り返し4mのアイスを作りました。
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  大同心稜を下降し10時半には鉱泉に。気分一新で再度アイスキャンディに取り付きました。
               垂直アイスを初めて完登間際のホープN氏。
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    北面のアイスキャンディは限定ムーブが設定してあり、6級程度か? チャレンジするK氏。
アイスキャンディ(12日)

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