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3月16-17日八ヶ岳・中山尾根 [実践登攀]

初日は鉱泉アイスキャンディです。もうアイスシーズン終盤という事なのか、かなり混雑しています。天気は次第に悪くなってきて結構な雪です。我々は明日があるし(ラッセル?)寒くなってきたので15時頃には終了しました。翌日は中山尾根へ。心配していたラッセルはありませんでしたが、中途半端に積もった雪で、悪い悪い・・・しかも後続パーティもいるし午後から悪天予報のため、急げ、急げで写真は1枚だけです。稜線に抜ける頃には赤岳にも雲がかかり始め、次第に本降りの雪でした。小屋に戻ると、赤岳も途中敗退という話もききましたんで、登れてラッキーでした。
キャンディ
▲赤岳鉱泉キャンディです。50~60人近くが登っていたのかな・・・。大盛況でした。
上部岩壁
▲昨日の雪は夜半には止んだようで、早朝は綺麗な星空で-13℃です。心配していたラッセルもなく1番乗りで取り付きへ。9時頃に稜線に抜けて、11時には赤岳鉱泉へ戻りました。
牛丼
▲赤岳山荘でやっと一息・・・暖かい食事で生き返りました。
焼肉丼
▲最近流行りの「焼肉丼」!
鹿
▲帰りに鹿の大群を見ました!ドワーっと一気に道路を横切っていきました。
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3月3日八ヶ岳・石尊稜 [実践登攀]

天候が崩れると予報されていましたので、早出して石尊稜を登ってきました。
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▲取り付きに薄暗い中に到着して、6時過ぎに核心の下部岩場を登りました。雪が積もり支点が2本しか見つからず苦労しました。ジャンクションピークまで登り、雪稜を登る先行パーティ。
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▲雪稜から上部岩壁に向かう。上部岩壁も雪が付き少しいやらしかったです。
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▲コンテニアスで稜線に8:30に抜けたところで、雪が舞い始め大同心稜を下り始める頃には風も出てきました。ただ、本降りになったのは午後からのようです。
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2月24,25日八ヶ岳・無名峰南稜と中津川渓谷アイス [実践登攀]

八ヶ岳は土日曜日で入りました。土曜日はいつもの通り赤岳鉱泉のアイスキャンディで登りまくり、日曜日には久しぶりの無名峰南稜に行きました。月曜日には暖かくなった中津川渓谷に最後のアイスクライミングに出かけました。
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▲無名峰南稜の取り付きまで2時間弱かかりました。谷の中の表面が凍ったモナカのラッセルにみんなヘロヘロになってしまいました。
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▲下部岩璧を抜けて疲れ果てるM嬢。もうもぐるのは嫌だと倒れ込んでいます。いい天気でした。
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▲尾根上は雪がだいぶ解けて楽になりました。上部岩壁までは雪尾根と草付きです。
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▲上部岩壁のチムニー。小同心クラックの小型版ですが、抜け口が中山尾根より悪いです。この後、終了して大同心稜を下降しました。
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▲翌25日の中津川・鏡岩のアイスクライミング。暖かかったので心配していました。
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▲まだ何とかつながっていました。下部5mはミックスになっています。
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▲右側の氷瀑はまだよい状態です。ただ、右端の大氷瀑からは大きな土砂崩れが起きました。
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▲対岸の道路から見た鏡岩氷瀑群。右の大氷瀑は今にも崩壊寸前です。今シーズンも終わりですね。
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12月29日~1月1日八ヶ岳 [実践登攀]

年末年始は八ヶ岳に入っていました。赤岳鉱泉をベースにアイスキャンディ4日間、裏同心ルンゼ、中岳センターリッジ、ジョウゴ沢に行きました。
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▲29日は午後からアイスキャンディでアイスクライミングを楽しみました。この後も毎日午後から登りまくりました。結構、はやっていていつも混んでいました。
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▲30日は少し稜線は風が強く寒そうだったので、裏同心ルンゼに行きました。F2はまだ埋まってなく快適に登れます。もちろんF1も凍っています。
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▲F3も十分に幅広く登れます。12月初めに来た時より良い状態でした。
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▲F5は最上部だけあって氷が硬く割れやすい状況でした。まだまだ状態はいいので是非入山をお勧めします。
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▲31日はいい天気になる予報だったので、いつかは行きたいと思っていた中岳センターリッジに行きました。取り付きまではワカンを履いてラッセルでした。1ピッチ目は草付きの雪壁です。
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▲センターリッジから見た赤岳文三郎道の登山者。たくさんの人が登っていました。
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▲3ピッチ目終了点。ようやくリッジ状になり、日も当たり暖かくなりました。
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▲最終の5ピッチ目が岩稜のトラバースで核心部でした。ピナクルでランナーを取りながら高度感満点のトラバースでした。
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▲3パーティのうちの最終パーティ。マルチピッチ・クライミングの良い練習になりました。
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10月20-21日奥多摩・天狗岩と奥秩父・二子山中央稜 [実践登攀]

土曜日は天狗岩で翌日の二子山中央稜の為にマルチピッチのロープワークやカムディバイスの使い方を実戦形式で練習しました。日曜日は二子山中央稜に朝早く出発して、快晴の中登ってきました。
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▲天狗岩はマルチピッチや懸垂下降、カムディバイスの練習もできるマルチな岩場です。
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▲西面には2本の10台の被ったルートがあります。右は10a、左が10bです。
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▲二子山中央稜には朝はやく8時半過ぎに取り付きました。混むからと思っていましたが、意外に今回は空いていたようです。
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▲2ピッチ目5.8を登りますが、朝の冷え込みで手が冷たく、日が恋しい所でした。
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▲核心の3ピッチ目を何とか越えてくると大テラスは日向ぼっこに最適でした。
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▲後続のM氏パーティも順調に核心部5.9を超えてきて一安心です。
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▲大テラスでゆっくりと休んでから4ピッチ目を登り、トップは5ピッチ目からの写真です。
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▲5ピッチ目5.8のクラック~フェースで難しいピッチはこれで終わりで、残りのⅣ級、Ⅱ級の2ピッチを登って終了しました。
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10月17日奥秩父・二子山中央稜 [実践登攀]

久しぶりに二子山中央稜に行きました。どんよりとした天気でしたが雨には降られませんでした。
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▲二子山中央稜の1ピッチ目。上部のピナクル状の岩の乗越しが核心です。5.7。
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▲2ピッチ目のピナクル状の10mの岩場の出口が核心です。5.8
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▲核心部の3ピッチ目の下部のクラック5.8から中央部の凹角5.9の長いピッチ。
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▲核心部の5.9を超えてから見た2ピッチ目終了点のテラス。小雨がぱらぱら・・・。
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▲3ピッチ目の核心部を登るA嬢とM嬢。
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▲3ピッチ目終了のテラスで昼食。雨が降らず、良かった・・・。
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▲5ピッチ目のクラック5.8を登ります。
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▲二子山西岳山頂にて。
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9月23日八ヶ岳・大同心正面壁 [実践登攀]

連休は八ヶ岳に入りました。初日は雨上がりでしたが、テント場、小屋は満杯でした。2日目は大同心正面壁、3日目は南稜を登りました。2日間ともいい天気で最高でした。
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▲雨上がりの赤岳鉱泉付近。ガスがようやく上がり始めました。大同心。小同心に夕日が当たってくれたので、明日はこれで岩も乾くでしょう。
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▲大同心正面壁の1ピッチ目、5級A0、20mが一般的でしょうか。フリーだと5.9です。朝3;30に鉱泉を出発して、5:20に取り付きました。
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▲2ピッチ目5.8、20mの終了点間際です。岩の乾いていて快適でした。3ピッチ目の噂の落ちそうな大きな岩はありませんでした。落ちたみたいなので、安心して登ってください。
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▲5ピッチ目の最終ピッチは日が当たらず寒いスタートでしたが、上部に行くにつれ日が当たりようやくホット一息付けました。
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▲このピッチが一番風が強く、アブミが横になってしまいます。こんな場合は、カラビナを重し代わりに漬けると良いです。
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▲大同心稜を下山中に南稜を登るO氏パーティが見れました。なかなかいいアングルだったので、ゆっくりと眺めながら写真を撮りました。
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▲アップしても決まっています。登っているのは7大陸最高峰を日本人で3人目に登ったT嬢です。
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9月8-9日八ヶ岳・稲子岳南壁 NO.2 [実践登攀]

3P目クラック
▲3P目クラックを登るM嬢と後続のM田パーティ。湿気っぽいし浮石もあるので慎重に登ります。
4P目終了点と5P目トップ
▲4P目は簡単な歩きです。先頭パーティは5Pを終えてピークに立っているのが見えます。
5P目
▲5P目はハイライト!A嬢撮影のK川氏。おニューのウエアだそうですが雪山も対応という事で、今日は正解でしたね。この辺に来るとよろけそうなくらいの強風です。
5P目をリードする
▲4P目途中から撮影した5P目を登るK氏。
終了点から
▲6P目(終了点)から撮影した5P目にいるメンバー。特に最終パーティのK林氏は強風の中、最後に一人・・・で寂しかったそうです(笑)
ラーメンとシチュー
▲さて、小屋に戻った所でポツポツ雨が。本当に運が良い♪ゆっくりと暖かい昼食です。カレーうどんが定番ですが、中にはラーメン+ビーフシチュー+パンを食べたり、
チキンカレー
▲チキンカレー(鶏モモが1本!)という贅沢なカレーを食べたK林君♪
下山
▲下山は遠藤Gの荷下げを手伝ってくれました♪・・・登山道はキノコが一杯で「秋」を感じた2日間でした。
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9月8-9日八ヶ岳・稲子岳南壁 NO.1 [実践登攀]

今週末は関東は晴れ予報でしたが、週末が近づくにつれて微妙な感じに・・・。しかし迷いに迷って予定通り稲子岳南壁へ行くことにしました。入山日は雨で夜には止む予報でしたが、雨は朝方まで残ってしまい、下山か行くかの決断を迫られる難しい天気でした。結果として予定通り決行して無事に登ることが出来ました。
宴会
▲8日(土)は雨のため入山のみです。宿泊の黒百合ヒュッテでは「ジャズコンサート」だそうで、満員だったが雨でキャンセルがでたため我々も宿泊することが出来ました。16時から呑んでいい気分のメンバーとちゃっかり膝枕している遠藤G(笑)。
ふて寝
▲翌日は早朝出発の予定でしたが、朝方まで雨が残りました。天気予報を確認すると天候回復が遅くなっていました・・・一時の止み間で出発したが、15分ほどで本降りに合って撤退。みんなでふて寝しているところです。
1P目
▲天気予報と睨めっこしているところで雲が切れてきました。岩場はびしょ濡れですが、これを期に約2時間遅れで出発!写真は1P目を登るA嬢。所々濡れていますが、登れないほどではありません!
2P目終了点。先頭パーティ
▲先頭パーティ撮影の2P目終了点のメンバー。先頭のEガイドのスピードに2番パーティはくっついていかないと置いて行かれます(笑)。
2P目
▲2P目のガレ場手前のムッチャン。登るにつれて強風&肌寒い!
2P目
▲こちらは最終パーティのM田&K林パーティ。2P目終了点間際です。
3P目。先頭パーティ
▲チムニーを越えて行く先頭パーティ。・・・続く
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3月17‐18日八ヶ岳・横岳中山尾根 [実践登攀]

18日の中山尾根に行って来ました。前日もいい天気でしたが、誰も登っていませんでした。今日は私たちを含めて3パーティだったようです。
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▲赤岳に朝日が当たるころに登攀を開始しました。気温は₋7℃程度とやや寒いほどでした。もう、何人も赤岳を目指しているのが見えました。
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▲中山尾根は人気ルートですが、何週間かは誰も登っていないくらい雪面が荒れていませんでした。新人さん2名を連れての初バリエーション登攀でした。
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▲2ピッチ目のトラバースから雪壁の登攀ですが、トレースが消えています。昨日からの冷え込みで雪面はクラスト気味です。
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▲上部岩壁の岩にも雪は積もっていませんので快適でした。新人さんも頑張って登りました。
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▲インスタ映えする最後のトラバース。午前8時40分に稜線で終了しました。風が強くなり体感温度は-10℃以下で寒かったです。
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▲稜線は大雨で融けた雪が再び復活して真っ白でした。ただ、朝方の冷え込みで雪面はクラストして危険です。半月ほど早く稜線の雪面がアイスバーンになっていますので、皆様気を付けて行動して下さい。
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2月17-18日奥秩父・鏡岩アイス [実践登攀]

奥秩父にアイスに行きました。今年の鏡岩はまずまずでしたが、少し薄かったようです。
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▲初日はこの左の大滝と小滝を登りました。双方とも薄かったので、短めのアイススクリューが重宝しました。今年は寒いわりに1月が雪が少なかったせいでしょうか、発達がイマイチです。
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▲先々週も泊まった御宿・しちこの夕食です。秩父錦と武甲正宗がとても美味しかった。
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▲翌日は右の大滝の下部のみをリードを基本に練習しました。V字スレッドのスリングが残置されていました。
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▲今シーズンに初めて登ったツララ。いつもは下まで届かないのですが、今年は太くて立派な氷柱になりました。この右側にも同じような氷瀑があります。
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▲見た目よりは簡単でした。Ⅳ級+かな? バーチカルの練習にはちょうどいいかも知れません。
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1月27-28日八ヶ岳・横岳石尊稜 [実践登攀]

寒波の後が残る八ヶ岳に行って来ました。初日はアイスキャンディでクライミングを楽しみました。2日目は5時出発で、取り付きに6:30。15分後に登り始め9時には終了して大同心稜を下降して、10:30に赤岳鉱泉に戻りました。
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▲赤岳鉱泉のアイスキャンディはこの寒波で大きく育ちました。しかし、配水管の半分が凍って水が撒けなくなり、凸凹が多くなりました。
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▲石尊稜の下部岩壁は暗い中登ったので写真がありません。ここは下半部を終了して、雪稜に入った所です。
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▲上部岩壁の取り付きに到着。岩稜を20m登りますが、支点が無くピナクルを利用してランナーを作ります。
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▲この岩稜を登って写真の緩い雪壁を登ると終了です。ここからコンテニアスで稜線に出ます。
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▲稜線は風が強く寒いけど展望は最高でした。横岳まで縦走してから大同心稜を下降するころには強風となっていました。
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2018年1月6‐7日八ヶ岳・赤岳天狗尾根 [実践登攀]

連休は東面の赤岳天狗尾根に行きました。連休最終日の8日の天気予報が悪いのと早めに天狗尾根を終了したので、2日間で登って帰ってきました。
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▲キレット付近から見た天狗尾根。カニの鋏は見えませんが、大天狗の2つの岩峰と小さな小天狗の岩峰があり、主稜線の上から4つ目のピークに突き上げます。左端は赤岳、竜頭峰の順です。
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▲初日の天狗尾根下部から大天狗を望む。右は真教寺尾根からの竜頭峰。
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▲翌日は午前5時過ぎにテント場を出発して、カニの鋏下天狗尾根上からの朝日に染まる権現岳(左)と旭岳が見れました。
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▲カニの鋏からの一連の岩と雪のミックス帯を抜けて、大天狗の岩場帯を登ります。
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▲大天狗の岩峰の手前から。右に小さな小天狗の岩峰と竜頭峰とスカイラインは真教寺尾根。大天狗は右端の岩場(小天狗の真下)を登ります。
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▲岩場は雪も付いていなく、暖かだったので簡単に登れました。ハーケンが3-4本打ってありました。
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▲12-3mの岩場を抜けて、トラバースすると大天狗の裏側に行け、小天狗とのコルに出れます。主稜線へは草付きと雪稜を登ると簡単に出れます。
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▲主稜線からの阿弥陀岳。右の北稜を登る人が見え、MOCの青山ガイドパーティらしきが見えました。
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▲主稜線上は風が強く、寒気はあまり強くはありませんが赤岳・竜頭峰を登らずに下山しました。主稜線はトレースはありましたが、ツルネ東稜はトレースなしのラッセルになりました。午後4時前に美しの森で解散しました。
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2018年1月2日~3日 八ヶ岳・阿弥陀岳北陵とアイスクライミング [実践登攀]

 正月2日~3日阿弥陀岳北陵を目指しました。初日はふくよかになったキャンディーで登り初め
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そして夜は、お正月恒例(私はお初でした)の海鮮鍋と豪華いくら丼でした。
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翌日は年始寒波が来ておりご覧のような銀世界。行動を起こす事も躊躇しましたが、出発を後らせて 小屋を出発しました。
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阿弥陀岳へのトレースは夜半からの降雪で綺麗に消され、自分達でさぐりながら登って行きました。
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森林限界を超えるあたりで強風に曝され厳冬期の八ヶ岳の洗礼を受けてきました。 条件に恵まれませんでしたが、次回はきっと綺麗な景色が待っていてくれていると思います。
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12月23-24日八ヶ岳・赤岳主稜 [実践登攀]

今シーズン初めての実践登攀でした。しかし、アイスの氷瀑は例年以上の出来ですが、降雪量がこのところ少なかったので、岩とガレが多く出ていました。しかし、厳しい寒さと闘いながら登るという赤岳主稜登攀の意義が理解できる範囲内の厳しさでした。
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▲赤岳主稜の0.5ピッチ目で確保する面々。1ピッチ目出だしが最近崩壊して悪くなりました。積み重なった岩がさらに増えて高くなり、微妙な登攀になりました。
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▲3ピッチ目終了点を見下ろしています。崩壊した岩や不安定な岩が多く少し苦労しました。
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▲5ピッチ目終了点で。南風が強くなり寒さに凍えるようになりました。南風でも3000m近い高所では気温-風力ですから、体感的にはマイナス15℃位に感じました。
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▲さらに終了点で2ピッチ下で登っているイエティの他のパーティを待っている時の寒さは一段と堪えます。雪が少なくて赤い点としか見えませんが・・・。終了点から文三郎道を下降して戻りました。
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12月9-10日木曽駒&宝剣岳 [実践登攀]

初日はアイゼンワーク講習後は天狗山荘周辺で幕営です。初めての雪山&幕営というメンバーもいますので、緊張するところでしょう。翌日は木曽駒と宝剣に登頂しました。
テントから宝剣
  ▲テント場から朝焼けの宝剣岳。夜は強風でほとんど眠れなかったようですが、空は快晴です。
木曽駒
  ▲木曽駒ケ岳へ登頂。幕営つかれか、楽勝すぎたか感動がないね・・・
宝剣へ
  ▲幕営地に戻った所で、ちょうど下から登て来た福田と会いました。これから宝剣岳を目指します。 (撮影:福田)
宝剣
  ▲FIX工作を講習しながら宝剣岳登頂!こちらは喜びが出てますね(笑)。
宝剣下山
  ▲宝剣から降りてきました。休憩後は千畳敷カールで雪上訓練を行って、12:55便で下山となりました。みなさん、雪山の試練(?)で顔が引き締まったようです。お疲れ様でした! (撮影:福田)
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9月23-24日穂高・屏風岩東壁 [実践登攀]

この連休は穂高の屏風岩に行って来ました。前日に横尾谷の渡渉点を偵察し、翌朝に備えました。横尾山荘を夜中の3時に出発して、T4尾根取り付きに5時前に到着。装備を整えて食事をして明るくなってから取り付きました。
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▲T4尾根の2ピッチ目を登るT嬢。2パーティに分かれて登っていますが、彼女は2パーティ目のトップです。
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▲T4尾根を登り切り、雲稜ルートに取り付きました。1~2ピッチ目を1ピッチ50mで一気に登りました。終了点間際のK氏です。
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▲2ピッチ目終了点の扇岩テラスを3ピッチ目から俯瞰しています。元気な面々。この日は後続も先行パーティもいない珍しい日でした。
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▲3ピッチ目の核心部の人工登攀部分。支点を打ち換えましたが慣れないと時間がかかります。
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▲4ピッチ目のハング下の恐怖のトラバース。年々脆くなっていて注意が必要です。
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▲6ピッチ目のスラブ40mの登攀。高度感も満点になってきました。さらに2ピッチ登り終了点に11時に到着しました。
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▲最近はスラブを登ってから懸垂下降するパーティがほとんどですが、我々はアルパイン・クライマーは屏風岩の頭まで登ります。約1時間のきつい登りは、この絶景を見るためです。稜線は紅葉が始まり、涸沢には日曜日なのにテントがちらほら見えます。
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2017年4月14日北ア・穂高コブ尾根 [実践登攀]

報告が遅くなりましたが、日曜日に登攀した穂高のコブ尾根の記録です。
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▲前日に入山して、岳沢小屋のいつもの美味しい夕食を頂きました。
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▲コブ尾根のマイナーピークに5時ごろ到着しました。短い下降はクライムダウンとなっていました。
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▲マイナーピークからの雪稜を登るH夫妻パーティー。ようやく日が当たり暖かくなってきました。
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▲コブの岩峰ピーク下から雪稜を登るH夫妻パーティを俯瞰する。
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▲コブの岩場を3ピッチ登り、ナイフリッジをトラバースすると懸垂ポイントに着きます。懸垂下降は15mほどです。
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▲コブのピークを越えるとひたすら雪尾根を登ります。前穂高岳がバックに見えてきます。
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▲稜線直下の雪壁は暖かさで緩んできて脛まで潜るになりました。コブ尾根のピークに午前10時到着。その後下降しましたが、主稜線の雪壁と岩場の下降は悪く2時間ほどかかりましたが、天狗沢はシリセードで一気に下ることが出来ました。
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5月4-6日奥穂南稜と北穂東稜 [実践登攀]

大型連休は穂高岳に行ってきました。
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▲5日は岳沢からの奥穂南稜でした。雲が多いものの日が出て暖かでした。写真はトリコニーの岩場の1ピッチ目。
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▲小屋を午前4時に出発し、扇沢を登りましたが、私たちの後を15名以上のクライマーが続々と登ってきました。しかし、何とかトップを守り抜きトリコニーの岩場から雪稜を登り核心部を抜けました。
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▲あとはひたすら雪尾根を登ります。奥穂に午前9時に着き、ゆっくりと下山しましたが、涸沢小屋には昼に着き、昼食にはカレーライスと生ビールを頂きました。
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▲翌日は北穂高岳東稜に朝4時に出発しました。写真は1時間程登った所の台地。ここから東稜に向けてトラバースして浅いルンゼを尾根上まで登ります。この日は昼頃から雨の予報でしたが、尾根に上がった午前6時前に突然大粒の雨が降り始め、しばらく待ちましたが止まず、やむなく同ルートを下降しました。その後も降り続いたので敗退は賢明でしたが、参加者の方々には残念な結果となりました。
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3月18~20日八ヶ岳赤岳主稜と南沢大滝 [実践登攀]

3月の連休は八ヶ岳に入りました。入山2日目は早朝に小屋を出発して、赤岳主稜を登りました。登攀後は赤岳山荘まで下り、最終日に南沢大滝のアイスクライミングを楽しみました。
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▲19日に登った赤岳主稜の登攀。快晴のはずの一日は−15℃に風が入り、寒さをこらえての登攀でした。足の指がしもやけになりました。
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▲主稜の終了点まで登ると稜線が見えて、ガスと雲に切れ間が見え始め、ようやく天候が回復してきました。下降路の文三郎道は登る人下る人で大混雑でした。
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▲混んでいる小屋と鉱泉を後に、空いている美濃戸の赤岳山荘から南沢大滝に行きました。やはり少し混んでいた大滝でしたが、一人3日ずつ登って終了しました。
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3月4-5日八ヶ岳無名峰南稜 [実践登攀]

たっての希望で無名峰南稜に行ってきました。当日は快晴の良い天気でした。
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▲新ルートの取り付きは、岩に這えたダケカンバの登攀から始まります。40mⅢ級。
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▲2ピッチ目のスラブのトラバースで旧ルートと合流します。35mⅢ級+。
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▲このあと、岩を5m登り急な灌木帯の草付きを登りリッジに出ます。Ⅳ級+40m。
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▲尾根上をラッセルで岩峰を2つ左から巻いて、最後の大ピナクルが見えます。
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▲ピナクル下からは今まで登ってきた雪稜と尾根が俯瞰できました。
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▲最後の大ピナクルはチムニーから最後が被ったクラックになります。Ⅳ級+30m。ここで終了して、トラバース気味に行くと無名峰直下の稜線に出ます。
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2月18-19日八ヶ岳・横岳石尊稜 [実践登攀]

寒ーい日曜日でしたが、午後近くには風が止み始め、何とか登りました。
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▲石尊稜の1ピッチ目の核心を登っています。風もあり気温は不明ですが-15℃位でした。
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▲1ピッチ目で終了して降りようかと言っていましたが、青空が見え始めたので登ることにしました。2ピッチ目です。
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▲上部岩壁基部からの雪稜。麓には暖かな太陽の光が当たっているのに、ここは西面のためまだ日が当たらずまだ寒い。
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▲上部岩壁のリッジを登って雪壁を登り、この後はコンテニアスで稜線に出ます。
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▲稜線は風があるものの、朝の強風は止みました。東側の暖かな場所で大休止です。
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▲下降は横岳まで縦走してから大同心稜を下降しました。写真は大同心の壁下をトラバースしているところです。
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▲大同心稜で見つけた樹氷。金曜日に降ったミゾレの仕業でしょうか。
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1月7-8日八ヶ岳・赤岳南峰リッジ [実践登攀]

8日登攀で赤岳南峰リッジに行きました。
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▲南峰リッジの核心部の岩場を抜けてきた宮脇里奈。
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▲赤岳山頂に抜け出る雪壁を登ります。
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▲赤岳山頂!
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11月20日伊豆・波勝碕・海金剛スーパーレイン [実践登攀]

アルパインスクールの無雪期の総仕上げに海金剛に行ってきました。19日は雨のため雲見に移動するのみとなりました。バンガローを借りて海鮮鍋で盛り上がるころ、雨も止み星が見えてきました。明るくなると同時にキャンプ場を出発し海金剛に向かいました。
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▲朝の海金剛。まだ日が当たらず、前夜の雨で黒くなっていました。
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▲1ピッチ目は5.7、少し湿気っているものの濡れてはいませんでした。
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▲2ピッチ目はスラブ帯が苔が生えているように黒く濡れて、上部のトラバースが悪い。
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▲通常の3ピッチ目。ややハングしたクラックから左が被った凹角5.10a。凹角内が湿気っていて我慢の一言。
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▲4ピッチ目5.10aは日も当たり始め、快適なクラック・クライミングになりました。
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▲風も無く、海も凪いで暑いくらいのクライミングでした。他のパーティも来ず、私達は6人を3パーティに分けて登りました。
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▲6ピッチ目の凹角から被ったトリプル・クラック5.9も一見脆そうですが、豪快な登りが出来て楽しかった。
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▲7ピッチ目までトップ・パーティは行きましたが、オオスズメバチがたくさん飛んでいて、危険を感じたので他のパーティは、6ピッチで終了して下降しました。
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秩父・二子山中央稜 [実践登攀]

前日夜に雨マークが入っていたので、少し心配しながら運転していると、二子山ふもとの集落の日陰は結構濡れています・・・あまり急がず準備して歩き始めると、落ち葉や岩はほとんど濡れていません!部落だけ降ったのか、風がそれなりにあったので乾いたか・・とにかくホッと胸をなでおろしました。他にクライマーはおらず、のんびり登って13:00には稜線に抜けて西岳で展望を楽しんで下山しました。
核心
  ▲核心の3p目。コーナークラック(5.8)を越えていきます。ポケットホールドやクラックの中が湿っていた箇所もありましたが、ほとんど問題なし。快適!
全景
  ▲西岳への途中から撮影した中央稜。スカイラインを登ります。風が吹くと肌寒いですが、よい天気で気持ちの良いクライミングができました。
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10月23日 秩父・二子山中央稜 [実践登攀]

 快適なコンディションの中中央稜へ行ってきました。予想に反して他のパーティもなくのんびりと登攀出来ました。 空気はすっかり秋でした、風があり少し寒かったです。 スクール生の2名は自分がリードする事をイメージしながら攀ります。
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次回はどのピッチが自分に来るかなぁ。
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ローソク岩が大分下に見えた頃終了点に到着です。 西岳によって、弓状エリアを見学して帰りました。
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帰りの駐車場はクライマーの車で満杯でした。
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10月15-16日北八ヶ岳・天狗岳奥庭の岩場と稲子岳南壁 [実践登攀]

ようやく天気の良くなった土日曜日は、天狗岳の岩場と稲子岳に行ってきました。土曜日は新しく開拓した天狗岳ふもとの奥庭のゲレンデで岩の感触を確かめながらの練習でした。夕方からは黒百合ヒュッテでピアノと歌のコンサートを楽しみました。日曜日の朝が以外に冷え込まずヒュッテで5度でした。 稲子岳南壁は朝から日が当たり快適に登りました。
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▲奥庭の岩場での練習は、稲子岳南壁を想定した被った岩やクラックを登りました。奥庭の岩場については黒百合ヒュッテの親父さんに聞いてください。
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▲南東稜の取り付きへは、ヒュッテから1時間。午前7時には日が当たり始めて暖かな中での登攀でした。
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▲ルート上から見た天狗岳と硫黄岳は快晴の中にくっきりと浮かび上がっていました。
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▲快適に登って午前9時には終了点に立ちました。気のちの良い1日でした。
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9月27-28日八ヶ岳・大同心稜 [実践登攀]

平日で八ヶ岳に行ってきました。入山日は明王の岩場でロープワークなども含めた練習。雨が降りそうなので、早めに切り上げて赤岳鉱泉へチェックインしました。宿泊者はそれほど多くないです。20人くらいかな・・。翌日の天気予報は午後から悪いようなので早出に決定。翌朝3:00に起きてみると星空が!予定通り準備しながら再度天気予報をチェックすると、7:00過ぎから雨予報に変わっていました!取りあえず登り始め、大同心基部に着く頃には一面ガスの中。しかも夜に雨が降ったようで、岩は濡れています。当初予定していたルートを変更して、大同心の頭往復となりました。稜線は結構な風と軽い霧雨でした。10:00には赤岳鉱泉に戻り、10:30下山、11:30過ぎに赤岳山荘着となりました。
大同心稜
  ▲展望はありませんが、取りあえず登り始めました。
大同心稜2
  ▲気づかないうちにウエアが濡れる程度の霧雨です。ここを抜けたら、けっこうな風でした。
肉蕎麦
  ▲ちょっと早い昼食です。赤岳山荘の肉蕎麦♪今年はキノコが不作だそうで、若旦那・マサさんはキノコ狩りに出かけていました。今採れないと冬の具材に響くそうなので、私も帰りにビニール袋一杯に採ったキノコを進呈してきました。
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2016年9月24-25日穂高屏風岩東壁・東稜ルート [実践登攀]

少し怪しい天気予報でしたが、8月から土日曜日は雨続きで嫌気がさしてきた所なので、運を天に任せて出発しました。穂高地方は何とか2日間とも雨が降らずラッキーでした。
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▲金曜日までの雨のせいで横尾谷は秋には珍しい増水となり、渡渉に苦労しましたが浅い所を見つけて膝までですみました。T4尾根に暗いうちの着き明るくなると同時に登攀開始しました。
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▲雲稜ルートの予定でしたが、上部東壁ルンゼが濡れている予想と上部でビバークしている人の声が聞こえたので、東稜ルートに変更して登りました。1ピッチ目のハングの核心部です。
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▲2ピッチ目の広大なフェースをボルトに導かれてグイグイと高度を上げていきます。
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▲3ぴチ目は左に右にと複雑なルート取りから赤茶けた壁の人工登攀になります。
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▲その赤茶けた壁の人工登攀。以前は脆い岩でしたが、近年はしっかり安定してきており、比較的快適な人工登攀です。
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▲上部テラスから赤茶けた壁を見下ろすと下部スラブ帯を含めて高度感満点な気分を味わえます。
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▲そこから1ピッチで終了点、さらに脆い複雑な灌木帯を登り屏風尾根に上がります。行きついた屏風ノ頭からは涸沢カールの美しい紅葉が見れました。
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8月22~21日 北ア・前穂高北尾根 [実践登攀]

 夏山後半戦で北尾根へ行ってきました。入山日は時折ふる雨をかわしながら涸沢ヒュッテまで。ヒュッテでは音楽フェスティバルを開催してました。夕方から台風の影響か本格的な雨、明日は敗退か…頭がよぎりました。 ですが、朝外に出てみると星空が!準備を整え3時20分出発としました。5.6のコルでは本日の好天を予想させるきれいな朝日が我々を迎えてくれました。
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ルートも渋滞もなく、自分達のペースで登る事が出来ました。前日の雨でちょっとぬめってました。
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槍ヶ岳もくっきりと。
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ピークに抜ける美しいラインのクラシックルートです。
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