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7月24-25日北海道・小樽赤岩 [実践登攀]

24日25日は3名となり、第二弾としてお伝えします。連休はいずれも快晴の毎日ですが、気温は30℃越と高めです。赤岩では日が当たらない場所を選んで登りました。
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▲24日の3日目は東の岩稜の中でも最も長いルートの1つ、摩天の稜線に行きました。取り付きから隣の窓岩リッジを登っているパーティがいました。日が良く当たるので多分早く来たんだろうと思います。
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▲取り付きポイントが分からず、うろうろしてようやく発見。あまり登られていないようです。ビレーポイントはケミカルボルトが打たれています。2ピッチ目の3級、25m。
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▲3ピッチ目の核心部です。写真上で見えなくなり、なかなか動かない時間がたつと、ルートを間違えて懸垂下降してきてやり直しでした。斜めというよりトラバース気味のクラックを登ります。5級、35m。
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▲やり直しの3ピッチ目。トラバースして登りました。中間のピッチはそれほど厄介ではありませんが、最終の7ピッチ目は5級37mで岩も脆いので要注意でした。
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▲4日目の7月25日はMM氏がリードの番となり、東大壁の佐藤ルートへ。1ピッチ目5級+。
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▲2ピッチ目5級も問題なく超えていき3ピッチで終了しました。懸垂下降して戻りました。
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▲2ルート目はピナクルリッジに行きました。昨年は無かったハンガーボルトが打たれていました。
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▲1ピッチ目の上部です。ハンガーが打たれて、余分なハーケンが抜かれたかもしれません。
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▲2ピッチ目の核心部です。奇怪な岩が露出して連続して続く面白いピッチです。5級、25m。
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▲最後の向け口にも1本のハンガーボルトが打たれていました。少しずつ整備されて登りやすくなります。
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▲3ピッチ目のリッジから最終ピッチのピナクルに行きます。凹角15m4級を登って終了します。5mほどのクライムダウンがあって遊歩道に戻れます。  4日間とも良い天気で毎日登れました。ただ暑さが厳しくクライマーもあまり来ていませんでした。梅雨明けのこの時期から8月一杯は避けた方が良いかも知れません。また来年も行きたい赤岩クライミングでした。
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7月22-23日北海道・小樽赤岩 [実践登攀]

昨年に引き続き7月21日から北海道に渡り小樽の赤岩を登ってきました。今回は札幌からレンタカーで往復しました。22&23日の2日目まではKD氏と2名で登っていました。
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▲1日目は赤岩の東大壁の佐藤ルートに行きました。アプローチは新道を経由して中央バンドに行きました。1ピッチ目の5級-15m。
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▲2ピッチ目の八の字クラック。5級-、15m。
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▲3ピッチ目で終了。4級25m。同ルートを2回の懸垂下降で取り付きに戻りました。
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▲小林ルートの1ピッチ目。5級15m。
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▲小林ルートの2ピッチ目。5級30m。3ピッチ目の3級を登って終了。岩場は日陰なのですが暑さと高い湿度にやられて、2ルートで終了しました。帰りは頭から遊歩道に上がりました。
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▲岩場の真下の海は「積丹ブルー」と呼ばれる青い海。東大壁では他に誰も会いませんでした。
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▲暑い夏には暑い北海道の札幌味噌ラーメン。
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▲23日の2日目は初めて西壁に行きました。日が当たらない西奥壁のノーマルルート2ピッチ目です。4級+25m。3ピッチ登って懸垂下降45mです。
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▲2ルート目はダイレクトルートへ。1ピッチ目6級-18m。このころから日が当たらない西壁は4-5パーティとややたくさんのクライマーが集まりました。
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▲核心の2ピッチ目。6級-、20m。手強いクラックが待っていました。3ピッチで終了して懸垂下降。この日も2ルート、6ピッチで終了しました。
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▲夕食には牡蠣小屋に行って、ビールで牡蠣を食べつくしました。
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6月5-6日北ア・錫杖岳前衛壁1ルンゼ [実践登攀]

何年振りかで錫杖岳に行ってきました。目的の1ルンゼへのアプローチも忘れかけていたので、前日にテント場に入りアプローチを確認しました。翌日は暗い中出発したので、少し手間取りましたが無事に取り付きに到着。8時ごろに小雨が降る予報だったので急いで出発しました。
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▲取り付きから西穂高岳が良く見えました。福田ガイドがMOCで今朝から登っています。
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▲1ピッチ目の途中から、取り付きで確保するDK氏。1ピッチ目が核心5.8かな?カムのセッティングが難しいかも。
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▲1ピ地目をフォローするDK氏。7月の北海道の赤岩のいいトレーニングになりました。
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▲4ピッチ目をリードするDK氏。Ⅳ級-程度でしょうか。上部に白岩が鮮やかに見えます。
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▲6ピッチ目をリードするDK氏。Ⅳ級+でしょうか。7ピッチ目は濡れていたのでここで終了しました。結局雨は降らなかったのですが、2時間強で終了し助かりました。
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▲諸所の事情で下山後に西穂高ロープウェイ方面まで登りました。途中から見えた錫杖岳全景は見事でした。前衛壁は右下の綺麗な1枚岩で、1ルンゼは真ん中を斜めに走るチムニーです。
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5月23-24日榛名山・黒岩と奥秩父・二子山中央稜 [実践登攀]

この2日間は天気に左右される散々な2日間でした。初日は榛名山黒岩へ。そこで待っていたのは濡れた岩壁。乾いているのは数ルートのみ。2日目の子持山・獅子岩に期待しましたが、夜中に降った大雨でまたもや濡れた岩に敗退。大移動して二子山中央稜に転身して、ようやくマルチピッチ・クライミングを堪能できました。
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▲黒岩は前日の雨と太陽が出ないため、乾きが悪くてびしょ濡れ。ダイヤモンドフェース近辺だけ登れました。
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▲子持ち神社で天泊して獅子岩に行きましたが、夜中に降った大雨(寝ていて気が付きませんでした)でびしょ濡れ。1時間待ちましたが乾かず敗退しました。
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▲そこで大移動して二子山へ。中央稜に取りつくと先行パーティに追いつきました。2ピッチ目です。
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▲諸事情があってスクール生2名での登攀になってしまいましたが、2名とも以前中央稜は登ったことがあるので、2名だけで登りました。写真は核心部の3ピッチ目、AT嬢撮影。
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▲二子山はフリーの岩場はとてもにぎわっていました。ロウソク岩にもクライマーが登っていました。
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▲核心部を過ぎて上半部はルートファインディングが試されますが、やはり上部で間違えたようですが、何とか2名で登り切りました。写真は5ピッチ目で正規ルートは左でした。山頂付近で合流してようやく下山できました。
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5月4日中ア・宝剣岳サギタル尾根~南稜 [実践登攀]

朝早く出発して日帰りで宝剣岳に登ってきました。ロープウェイ駅からすぐのサギタル尾根とそこから続く南稜を登りました。
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▲木曽駒ケ岳ロープウェイ駅からの宝剣岳方面。この日は150名以上の登山者が木曽駒ケ岳を目指していました。長野県警も出動していました。
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▲ロープウェイ駅からすぐにサギタル尾根の登りとなります。下部岩稜は省略して上部岩場を目指します。
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▲上部岩稜を50m2ピッチで抜けました。2ピッチ目の岩場が核心でした。
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▲続く南稜の方はクラストした斜面と大雪で鎖がほとんど埋まって意外に悪い登りでした。
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▲こちらは岩峰2本を登降して、本峰は3ピッチで抜けました。鎖はほとんどなしでした。
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▲山頂です。稜線は風が強く難儀しました。しかし、この裏から始まる北面の下りは、クラストしていてさらに悪く、クライムダウン2ピッチで下降しました。日帰りにしては楽しめた雪山登攀でした。
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3月27-28日八ヶ岳・旭岳東稜 [実践登攀]

八ヶ岳東面のバリエーションルートの好ルート・旭岳東稜は上部の五段の宮の岩場とその上部のナイフリッジが核心です。今回は少し早めの雪解けで雪が少なくなってしまいました。しかし、西面とは違った雰囲気を味わえたのと長いアプローチに苦労しました。
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▲5段の宮の1段目の登り。雪は無いのですが、霧雨模様の天気で気温0℃。薄いベルグラが張り、悪い悪い。2段目も悪かったです。
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▲5段目から2ピッチ目が始まり、やっと核心を抜けました。
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▲雪稜は雪が少なくなり、高度感も難しさもなくなりました。
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▲5段の宮から5ピッチで旭岳山頂に9:40に到着。赤岳沢出合い小屋から5時間で到着しました。しかし、ツルネ東稜を下降して出合い小屋経由、美しの森に着いたのは午後3時。合計10時間半の長丁場でした。
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八ヶ岳・阿弥陀岳北稜と赤岳南峰リッジ [実践登攀]

八ヶ岳のバリエーションルート入門の2ルートを登ってきました。阿弥陀岳北稜の1ルートだけでは物足りないというスクール生に応えて、1日で2ルートを登りました。昔と違って2ルートを登ると足が筋肉痛になりました。初日には今冬できなかった「雪崩講習」を鉱泉の裏で行いました。ビーコン捜索は中々難しいですね。
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▲阿弥陀岳北稜は赤岳鉱泉を早出して午前6時半に取りつきました。深いガスの中、2パーティに分かれて登りました。
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▲阿弥陀岳北稜を抜け出て8時に山頂に。ロープワークを教えながら登ったので遅くなりました。
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▲中岳を越えて赤岳の文三郎尾根にでて、北方向ににトラバースして南峰リッジに取りつきました。疲れが最高潮の時間でした。
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▲登るにつれてガスも少しづつ切れて、景色が見れて気分が良くなります。スタカット登攀なので少し休めます。
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▲ガスの中、2パーティが登っていた赤岳主稜をバックに最後の雪壁を登ります。
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▲赤岳の山頂に付いたのは12時過ぎ。ようやく終わったという感じでした。赤岳山荘で14時半過ぎに焼肉丼の特盛を食べたスクール生最強のDK氏。11時間の行動時間より、教えることの難しさに言葉が少なくなったように感じました。
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2月27-28日八ヶ岳・横岳小同心クラック [実践登攀]

2月も終わりの日曜日に小同心クラックにい行ってきました。今回はM&Mのスクール生と登りました。
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▲今日も早出して、6時半には取りつきました。今回はM氏が久しぶりの参加ですべてリードしました。
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▲雪もなく、暖かなコンディションの中、快適にロープを伸ばすM氏。2ピッチ目はリンクカムも使って。
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▲2ピッチ目のチムニーを抜け出るM君。今日も元気でした。
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▲3ピッチ目出だしは、突き出た岩に座るようなムーブで抜け出します。
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▲小同心の頭から横岳西壁の最終ピッチへ。やはりカムを決めて登りました。
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▲横岳の山頂へは8時半に到着。無風快晴のいい天気です。
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▲登ってきた小同心の頭(左)と大同心の頭(右)。大同心の頭付近からルンゼを下降して大同心稜を下りました。
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▲お腹を空かしたM君。前日に予約しておいた赤岳山荘のローストビーフ丼のメガ盛り(4人前)6千円を注文して平らげてしまいました。相変わらずですね。
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1月16-17日八ヶ岳・中山尾根 [実践登攀]

土日曜日は八ヶ岳に入りました。土曜日は午後から風雪となり、予報以上に悪くなりました。アイスキャンディを登って終了しました。日曜日は早出して中山尾根へ。
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▲下部岩壁までは乾いた雪のラッセルがあり、苦労しました。岩場には昨日の強風のせいか雪が無く快適でした。
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▲2ピッチ目の雪壁。予報よりいい天気でほっとしました。終了点まで持ってくれれば最高です。
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▲上部岩壁も快適でしたが、冷たい風が吹いてきました。
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▲稜線に出ると南に富士山が見えました。予報が外れて段々といい天気になってきました。赤岳の福田組も無事に登頂するのが見えました。
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12月27-31日八ヶ岳 [実践登攀]

7日間の間、八ヶ岳で楽しみました。石尊稜、峰の松目沢、南沢大滝、赤岳山荘アイスキャンディなど。
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▲26日は赤岳鉱泉のアイスキャンディ講習を行い、27日に石尊稜へ行きました。朝は寒かったけどだんだんと暖かくなりました。
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▲稜線に抜けると快晴の太陽が温かく体をほぐしてくれました。
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▲28日は赤岳山荘のアイスキャンディの事始め。最近の冷え込みですごく発達しています。
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▲クリスマスのイルミネーションが氷瀑に映えて綺麗でした。
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▲29日には峰の松目沢アイスへ。F2が見たこともないほど発達していました。右の氷瀑もリードできました。
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▲ただ、いつもは登れるF9が細くて、薄くて登れませんでした。残念!
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▲30日は再び山荘のキャンディ講習後、31日は南沢大滝に行きました。年末なのによく発達していました。ただ、寒かった!-20℃は越えていたかも。山荘で-14℃でしたから。
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▲大晦日に正月に備えて門松を飾ってくれました。アイスキャンディから取ってきた氷柱で作りました。
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▲大晦日の夕食は腹いっぱい食べました。1日はキャンディを登って帰りました。 ご覧くださっている皆様へ。新年あけましておめでとうございます。今年も頑張って掲載しますのでどうぞご覧くださいませ。
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12月5-6日八ヶ岳・裏同心ルンゼ [実践登攀]

いよいよ雪山シーズン。まだ山には雪が少なく、この時期はアイスクライミング。八ヶ岳に行ってきました。
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▲赤岳鉱泉のアイスキャンディは東面が凍り始めていますがまだまだです。12月3週目あたりがオープンの予定だそうです。
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▲初日に裏同心の偵察とウォームアップにF1まで行きました。しっかりと予想以上に凍っていました。この3日間の冷え込みだそうです。
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▲混雑を想定して、日曜日は早出しました。夜間登攀のF1になってしまいました。
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▲F2もこのように立派な氷瀑です。まだ他に誰も来ないのでゆっくり登りました。
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▲F3もこのように左右登れます。いい氷です。
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▲いつもは雪の下か氷が薄いF4ですが、今回は立派なナメ氷ができていました。
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▲F5はやや薄めでした。と左と中央が登れました。写真は中央です。
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▲今回の紅一点のT・S嬢。シーズン初めの雪山は体力的に厳しい中、よく頑張りました。
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▲F5の上に立派なナメ氷が。40m以上ある面白い氷瀑でした。
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11月7-8日黒岩と子持山獅子岩マルチ [実践登攀]

7日(土)は黒岩ですが、道路工事の通行止めで車道歩かなければならない事が判明。下の通行止めゲートから2.5km1時間の歩きでした。夜は子持山の子持神社の大駐車場で幕営。翌日獅子岩のマルチピッチを登りました。
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▲黒岩の練習岩でウォームアップ。暖かな日差しに気持ち良くなりそうでした。
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▲大スラブのイプシロン下部5.10c(左)とオケラ5.8はスラブの苦手な人には厳しいルートでした。
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▲ヤンキー娘5.11aとキョンシー5.10c。フェースは良い感じのカチフェースでした。
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▲夕食は久しぶりのモンベル・カレーを作ってきました。本場の味に舌鼓。
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▲獅子岩の岩峰。獅子よりもゴジラに見えるのは私だけでしょうか?
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▲獅子岩マルチピッチの1ピッチ目からの俯瞰。まだほかのパーティはいません。
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▲2ピッチ目は短く切って登りました。リード希望者が多く3パーティ編成です。
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▲3ピッチ目のサード・パーティをリードするK氏。背のやや低い彼には遠いホールド、遠いピンが問題でした。
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▲3ピッチ目をフォローするY嬢。フェースからフレーク移るところが遠いホールドに悩まされます。
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▲核心部の4ピッチ目5.9。トップとセカンド・パーティが混在して登っています。
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▲サード・パーティのトップのK氏の登り。
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▲5ピッチ目は細かく切って2ピッチで登りました。最終ピッチで獅子岩山頂へ。 山頂はハイカーで大混雑。登山道も同じく、紅葉のいい季節ですからね。
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10月31日~11月1日甲府・太刀岡山と兜岩 [実践登攀]

今週末は甲府周辺の岩登りに行きました。初日は兜岩でクラックとフェースの練習を。2日目に太刀岡山左岩稜に行きました。2日間とも秋のさわやかな快晴に恵まれて快適なクライミングを楽しめました。
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▲初日の兜岩はうちと団体さんの2パーティ。下の岩場でクラックやスラブ&フェースで楽しみました。夜は駐車場で泊まらせていただきました。寒かった。
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▲日曜日は朝早く太刀岡山へ。羽毛服を着こんで、使い捨てカイロも張りました。1ピッチ目の核心を抜ける。
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▲3ピッチ目のチムニーで全員全力を出し切り疲れました。なれないチムニー登りはテクニックがいります。
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▲2パーティ目のトップで登ってきたK氏。疲れ果てて一休み中です。
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▲5ピッチ目を登る。リッジ登りになり快適になりました。
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▲最初のロケーションのいいところでポーズするM氏。
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▲最後のロケーションでポーズするトップパーティのM&Y氏。
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▲紅葉に溶け込みそうなM氏。
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▲最後にK&M氏。昼に終了しました。
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10月18日上越・谷川岳烏帽子沢奥壁・南稜 [実践登攀]

4年ぶりの谷川岳に行きました。今回も天気が心配でしたが、当日は快晴。秋の気候の中、外岩登りをしっかりと楽しめました。
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▲ヒョングリの滝の高巻きから。
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▲馬の背リッジ。
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▲本谷の岩がきれいだ。
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▲最後の垂直フェース。
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▲少し濡れていたけれど快適でした。
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10月3-4日北八ヶ岳・稲子岳南壁 [実践登攀]

初日は箱庭でマルチピッチシステムの復習などを行いました。翌日は天気予報が朝に変わって11時頃に雨マークが入りました。5:00過ぎ出発を予定していましたが、朝から雲が厚く明るくならないので5:00には出発。登山道から稲子岳への分岐に差し掛かると登山者が休んでいます。話を聞くと稲子岳に行くが明るくなるまで待機しているそう。心の中で「ラッキー・・・」と思いながら先に行かせてもらうと、後からついてきた・・・「これはまずい・・・」と休憩なしで取り付きへ。10分ほどの差で1番手取れました。後は、天気が崩れないうちにダーッと登って7:30には稲子岳山頂。中山峠への登り返しでパラパラ雨が降り始めましたが雨具を着ることなく黒百合ヒュッテ着。休憩中も降っていましたが、唐沢鉱泉へ下山するころにはほとんど止んで雨具を着ることなく到着できました。
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▲2P目終了点。風が強く寒い・・・
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▲次第にガスが降りてきました。今にも雨が降りそうです。
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▲最終ピッチで”万歳~!”あっという間に終了。
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▲黒百合ヒュッテに戻り、しばし休憩後にすぐ下山。今回のメンバーはほとんど休憩なしで元気でした。

9月26-27日瑞牆山・大ヤスリ岩ハイピークルート [実践登攀]

26日は天気予報が微妙すぎで、しかも悪い方に外れて東京は雨。天狗岩をあきらめてイエティ室内ジムになりました。翌朝は4:00に事務所出発して瑞牆山へ。アプローチ道は濡れて荒れていましたが、2時間弱で大ヤスリ岩基部に着。岩も少し乾いてきているようです。
1P目
▲今日は2パーティ。遠藤組とK氏組です。
1Pフォロー
▲遠藤組のミポリン&S嬢パーティ。途中で色々とトラブルがあったようです(笑)が、何とか解決して登っていきました。
1PK
▲後ろにリード希望者のK氏ー福田パーティ。
2P
▲2P目。バンドを左上して凹角に入っていきます。少し湿気っています。
2Pだいぜん
▲同じく2P目のK氏。
凹
▲凹角を登るミポリン。
あぶみリード
▲3P目はアブミのロングルートです。
メンバー
▲今日のメンバー。瑞牆山からの声援を浴びています(笑)。
あぶみ
▲声援をあびながら登る3人。
抜け口やまだ
▲大ヤスリ岩頂上まであとわずか!S嬢です。
頂上
▲頂上!ジュディオング?
頂上だいぜん
▲リードのK氏も登ってきました!
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▲さっきまで晴れていたのに、ガスが出てきて寒くなってきました。雨が降らないうちに下山開始しました。中央道の渋滞にギリギリはまらずに東京に帰り着くことができました。

8月10日八ヶ岳・大同心正面壁雲稜ルート [実践登攀]

10日は朝早く出て大同心正面壁を登りました。前日の霧雨はなかったものの深いガスの中の登攀になりました。2パーティに分かれて6名で登りました。1パーティ目は遠藤、2パーティ目は福田が付きました。
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▲快晴を期待していたのにガス。しかも濃いので岩が湿っています。草に付いた露はロープまでびしょびしょにします。
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▲幸い少しずつガスが薄れて視界がきくようになりました。1ピッチ目が最も苦労したピッチです。
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▲2ピッチ目終了点間際。フリーのピッチですがホールドが湿気ていました。
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▲最終ピッチでようやく視界が開けて、3日間でようやく晴れ間が見えました。
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▲終了点から見た最終ピッチ。5人が見えます。ガスも切れて周りの山々もよく見えました。
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▲大同心の頭から大同心沢を下降して取り付きに戻りました。その時見た正面壁は乾いていて快適そうでした。
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▲朝食抜きの皆さんは、帰りの赤岳山荘で食べるどんぶりが楽しみです。今日の皆さんは山荘新作のローストビーフ丼。1500円ですがその値段以上にうまいそうです。
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8月8-10日八ヶ岳・小同心クラックと大同心正面壁① [実践登攀]

この連休は天気予報の悪さとコロナが心配でMOC剣岳は中止になりました。イエティ組はいつもの常連さんと一緒に八ヶ岳へ行ってきました。
取りつきで
▲9日は早出して大同心正面壁へ向かいましたが、基部に着くと岩が濡れていて、風も強く・・・大同心はあきらめて小同心クラックへ移動。その後、続々と後続パーティが登ってきていましたが、タッチの差で取りつきを取れました。かなり体感気温が低く、K氏いわく「冬季よりも寒い・・・」と言っていました。
1P目
▲岩も微妙に濡れていて、寒いし滑るし・・・
横岳へ
▲横岳への最終ピッチでは、心はすでに「鉱泉の暖かいラーメン食べたい・・・」。
コマクサ
▲下山した大同心稜には季節外れ?のコマクサが咲いていました!
南稜
▲ちょうど大同心基部に降りたったので、(少しは乾いた?)大同心南稜に行ってみるか!?と1P登ったところで、びしょ濡れのため撤収。やはり、この湿気を含んだガスの中では乾かないですね。潔く下山しました。
ラーメン
▲10:30には鉱泉着で、思い思いにラーメン食べたり、昼寝したり・・・のんびり過ごしました。 小屋売店はすごい混雑していましたが宿泊者数は少ないです。
エビフライ
▲夕飯はエビフライ!明日は晴天を信じて早出します。・・・続く

3月20-22日八ヶ岳実践登攀 [実践登攀]

3月の連休は八ヶ岳に入りました。初日は風雪が厳しいので赤岳鉱泉でアイスキャンディでアイスクライミング。21日は阿弥陀岳北西稜へ。最終日は小同心クラックに行きました。風が強い連休でしたが、ぎりぎり天気も持ち2ルートを登れました。
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▲21日の阿弥陀岳北西稜は薄っすらとトレースがあり助かりました。しかし風が強く心配になりました。
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▲取り付きに到着。見上げると北風にあおられて上部は竜巻みたいになっています。弱まると信じて出発。
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▲岩稜3ピッチは風にあおられて転倒しそうでしたが、少しづつ風が弱まってきました。
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▲4&5ピッチ目は岩稜を巻いて草付きとのmixを登ります。北面で寒さが厳しい所です。
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▲上部岩壁を今度は反対側にバンドをトラバースします。
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▲最終ピッチは草付きから凹角の人工登攀。風も弱まり暖かくなりました。
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▲22日は小同心クラックへ。前日の好天で雪が解けて真っ黒になっていました。
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▲1ピッチ目は快適なフェース&凹角。ピンは少なめで20mで3本です。
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▲1ピッチ目終了点は凹角の中で狭いテラスです。2ピッチ目はフェースから凹角です。
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▲2ピッチ目の20m凹角はピンが2本。チムニーを抜け出るとホッとします。この上の凹角を抜けて小同心の頭に。さらにガスと強風の中、横岳西壁を登り大同心稜を下りました。
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3月7-8日八ヶ岳・石尊稜 [実践登攀]

石尊稜は今年度3回目のチャレンジで、ようやく登攀できました。ただ、今回も日曜日の天気予報が悪かったので、土曜日に登ったので登れました。9時に小淵沢駅に集合してから、急いで赤岳鉱泉へ。そこで軽装になって出発。天気は良かったので、いいコンディションで登れました。
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▲石尊稜の1ピッチ目終了点間際。暖かかったので雪が無くなり草付きと岩(下の方)のクライミングでした。ただ、この上の2ピッチ目のトラバースの草付きが崩れ落ち、トラバースが出来ず、ビレーポイントから直上する草付きを登ります。出だしと5m上の被った部分が嫌らしく、ダブルアックスがあった方が安定します。
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▲中間部の雪稜は快適で景色も良くいい感じです。
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▲最終ピッチの岩稜から草付き(雪壁)を登り終了します。稜線までは300mほど。
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▲午後3時半に稜線へ。ガッツポーズのK氏、疲れ切ったS氏。
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▲日が傾く横岳山頂で。
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▲翌日のアイスキャンディはほぼ貸し切り状態で、5-7本登り疲れ切って終了しました。
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2月15日八ヶ岳・大同心南稜 [実践登攀]

2月には珍しい雨予報が16日に出ていました。そこで15日(土)に入山してからそのまま登るという事になり、鉱泉から一番近い大同心南稜に行きました。
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▲1ピッチ目終了点で集まるスクール生。正月の時とは違い雪が付いていない真っ黒な壁でした。
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▲それでも高度感は満点です。下が切れ落ちた風景はいつ見ても良いですね。リードは恐怖感との戦いです。3ピッチ目の核心の登り。
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▲4ピッチ目の垂壁が終わりリッジに抜け出す。垂直の恐怖から抜け出せます。
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▲終了点から4ピッチ目終了点を。バックの小同心クラックには2パーティが登っていました。
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▲終了点をと下山路から見ると大同心の頭(右の岩)の垂壁が威圧的な風景を創りだしていました。
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1月18-19日八ヶ岳・中山尾根 [実践登攀]

八ヶ岳の岩稜登攀のお勧めルート・中山尾根に行って来ました。前日は深いガスと夕方からの雪で岩場は雪に覆われていました。初日は全面解放されたアイスキャンディでアイスクライミング。2日目に中山尾根に行って来ました。
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▲取り付きには6時半ごろに到着。下部岩壁は岩が雪に覆われ雪を落としてのクライミングとなりました。時間もかかり、悪いクライミングでした。写真はその上の中間のミックスクライミングを登っています。
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▲上部岩壁の取り付きに到着。上部岩壁も雪に覆われていましたが、下部岩壁ほどではなくスムーズに抜けました。
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▲上部岩壁を抜けた雪稜にて。まだ日が当たらない中山尾根。隣の石尊稜、無名峰にもクライマーが見えました。
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▲最終ピッチのバンドのトラバースをすると日が当たる暖かな稜線に出ます。
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▲今日は最高の天気でした。-15℃と寒く、風も弱く、雪山らしい天候でたくさんの登山者が行きかっていました。
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12月31日~1月2日八ヶ岳・大同心南稜と峰の松目沢 [実践登攀]

年末年始は赤岳鉱泉に入って、岩壁登攀とアイスクライミングを楽しみました。
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▲初日はアイスキャンディでウォーミングアップ。東面と北面が登れましたが、西面が登れるともっと楽しめますね。
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▲元日は大同心南稜に行きました。前日の雪で白くなった大同心。右のスカイラインが南稜です。
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▲隣の小同心も真っ白。小同心クラックを登っているのが見えました。
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▲南稜の取り付きから。日が当たっている左のスカイラインの近くを登りました。ベルグラがバリバリに貼っていて最悪でした。
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▲最終ピッチから下を俯瞰しました。ベルグラと雪で真っ白。アッ子はよく登りました。
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▲最終日はアイスを楽しみに峰の松目沢へ。写真はF2ですが、この上のF6が水が流れていて真っ黒でした。
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12月28-29、30日谷川岳と12月31-1月2日八ヶ岳・赤岳主稜とアイス [実践登攀]

12月最後の週末は谷川岳登頂。28日(土)は悪天で翌日のトレースが気になりましたが、登山者も多くラッセルなしで登頂できました。30日(月)は小雪の舞う中雪上講習して一旦帰京。翌日からは八ヶ岳へ。初日は鉱泉キャンディ、元旦は赤岳主稜、2日は峰の松目沢アイスとなりました。
天神尾根
▲29日の天神尾根は春山のようないい天気。暑さでバテそうでした。30日は小雪の舞う中雪上訓練を行って東京へ帰りました。
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▲元旦は赤岳主稜へ。朝は-13℃で今日も鉱泉宿泊なのでのんびり出発です。雪が少なく、1P目は岩の下をくぐって通過。雪掘りに少し時間ロスしましたが、あとは順調に下部岩壁を越えて、先行パーティにも追いつきました。
上部抜け口
▲上部岩壁も雪が少なく、岩登り部分が多いですが核心を抜けたMっつん。
上部岩壁
▲身長が高いM氏は何の苦もなく?ひょこっと核心を抜けてきました・・・ 
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▲もう少しで登攀終了。今日はエビの尻尾だらけでした。         
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▲稜線にぬけたらかなりの強風。山頂には行かずにそのまま地蔵尾根を下山しました。
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▲行者小屋でおでんをつまんでから鉱泉に戻りました。先に帰ってきていた大同心南陵にいった遠藤パーティと一緒にラーメンを。美味しかった♪
鉱泉夕食
▲夕食はカニつき!
ゲッツ
▲アックスの振り方から”ゲッツ”に発展したM嬢の爆笑トークで元旦を締めくくりました(笑)
アイス
▲最終日は全員で峰の松目沢アイスです。F2まで登って終了。
焼肉丼
▲赤岳山荘まで猛ダッシュで帰り、焼肉丼をゲットした2人。これでご飯は完売!良かったですね。年末年始の山が終わり、今日は後かたずけに追われていますが、やっと一息。やっぱり家はいいな~(特にウォッシュレットトイレ!)。※一部写真が上手くUPできずに横縦上手く掲載できませんでした。ご容赦下さい!

12月21-22日八ヶ岳・赤岳主稜 [実践登攀]

週末は八ヶ岳の赤岳主稜に行って来ました。心配していた雪の量も天気も良く初冬のクライミングを楽しめました。
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▲赤岳鉱泉のアイスキャンディ。裏側の東面だけ凍っていて解放されていました。しかし、ロープを6本ぐらいしか張れず登れる人が限られました。私たちは端っこを取れました。
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▲夜明け前の赤岳主稜取り付き。ヘッドランプでトラバースして、1ピッチ目は暗い中登りました。まだ雪が少なく、トンネルをくぐって登れました。
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▲5ピッチ目から4ピッチ目終了点です。うっすらと雪が付き一応雪山らしいです。
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▲核心の7ピッチ目を終えて、8ピッチ目終了点付近です。ピナクルで各自ビレーしています。
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▲山頂には10時前に立ちました。南方面は黒い雲に覆われてきていました。
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▲イエティのスクール生の後続パーティが続々と登ってきました。
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9月7日奥秩父・瑞牆山南壁・トムソーヤの冒険 [実践登攀]

日帰りで瑞牆山に行って来ました。当初は大ヤスリ岩に行く予定でしたが、9時半の取付きにはすでに2パーティが。そこで第二候補のトムソーヤ冒険ルートに転身。一応カム一式も運んでいました。取り付きで準備しているとソロの方が。フリーソロで登ると言うのでお先を譲りました。たぶん、3ピッチ目まで登ったのだと思います。
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▲4ピッチ目終了点からの大ヤスリ岩。最後の垂壁を登っていいるパーティがいます。トムソーヤの核心は2ピッチ目の洞窟クライミング(Ⅳ級+)ですが、動画で撮ったのでフェースブックに載せましたのでご覧ください。
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▲これは上部壁のバリエーションルートのクラック5.8、20m。ザラザラした粗い花崗岩なので滑りやすいです。終了点からは反対側に2mのローワーダウンになります。後続は上から確保しながら振り子トラバースしました。通常は左壁のA1、10mを登ります。
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▲トムソーヤ・ルートは10ピッチで瑞牆山山頂に抜け出るルートなので、山頂ではたくさんの人に歓迎されました。
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▲下山中に見上げた大ヤスリ岩。台座の上にクライマーがいます。2パーティ目がようやく最後の30mの垂壁を登り始める時でした。
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5月11-12日白馬岳主稜 [実践登攀]

初日は夕方に集合して猿倉荘Pでテント泊して、翌朝は3:30に出発しました。5:00頃に取り付き、8峰に上がるころに日がさしてきました。先行で3パーティ。途中で追い越して前に2パーティいます。気温はかなり暑く、所々でてくる岩場部分がもろくて悪かったです。11:00少し前に山頂着。村営頂上宿舎からは尻セードで下山し、13:30頃には猿倉に戻りました。
藪漕ぎ
▲所々でてくる岩場が嫌らしいです。
稜線
▲稜線は時折吹く風が冷たく気持ちよいですが、おおむね暑かった・・・
最後の登り
▲最後の雪壁は雪庇もほとんどなく、問題無く登れました。ただ、中間支点のある岩場は雪が解けてかなりむき出しになっていてそこに行くのも悪いのでスノーバーで支点作る必要がありました。
抜け口
▲抜け口①
抜け口
▲抜け口②。先行パーティが知り合いだったので、上から撮影してくれました♪
山頂
▲白馬岳山頂♪
大雪渓
▲大雪渓からの雪崩がすごかったです。猿倉に戻り、安曇野ICから大月まで高速乗って18:30頃に帰宅しました。これで私の担当する雪山は終了♪最後の白馬でまだまだ筋トレ(もう「リハビリ」という時期じゃないですね)必要と思いました。
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5月3-4日北ア・鹿島槍ヶ岳東尾根 [実践登攀]

G.W.後半は鹿島槍ヶ岳に行って来ました。3日からは好天予報でさぞかし混んでいると思っていましたが、東尾根に入ったのは5-6パーティのようでした。4日も晴天で早い時間に鹿島槍ヶ岳を抜けて赤岩尾根から西沢を下山できました。
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▲冷池山荘手前からの東尾根上部。それなりの積雪量がありました。ただ、山頂から山荘までは雪がかなり解けてアイゼンなしでも登降可能です。
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▲4日の2ノ沢頭上部から爺が岳の朝焼け。左下のなだらかな雪山が2の沢の頭。3日はこの付近で幕営しました。
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▲二の沢の頭から第一岩壁を目指して雪壁をコンテニアスで登行中。0℃程度の気温でした。
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▲第一岩壁。雪がしっかりと付き、1日前のパーティのしっかりしたトレースがあり、コンテニアスで越えられました。
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▲第二岩壁。先行パーティのTガイドパーティが登っています。核心はⅣ級+の2歩です。
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▲第二岩壁を越えて鹿島槍ヶ岳北峰(右)に向かう雪稜をいくTガイドパーティ。左は南峰(主峰)。
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▲南峰(主峰)からの剣(真ん中)・立山連峰。いい天気でたくさんの登山者が上がってきていました。
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▲冷池山荘を経由して赤岩尾根の上部から西沢をシリセードで一気に下りました。オーバーズボンがビリビリになりましたが、この快感はそれにも勝るものです。西俣出合はひざ下までの渡渉でした。
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4月27-29日北ア・穂高岳 [実践登攀]

27日から29日までは穂高岳周辺に行きました。初日は横尾までで28日は北穂高岳東稜、29日は前穂高岳北尾根を目指しました。ただ、26~27日は雨や雪で稜線は30㎝の新雪が積もったようです。
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▲28日の午前7時ごろ涸沢に到着。北穂東稜を目指して涸沢小屋へ。荷物を置いてから北穂沢を登っていきました。すでに大勢の登山者が登っています。
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▲約1時間登った所で小休憩中に、雪崩! 横に並んでいた私の隣の2名が流されました。約200m流されましたが、末広がりになっていたのであまり埋まらず、自力で脱出しました。登山を再開しましたが、他にも至る所で雪崩れているので大事を取って下山しました。
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▲奥穂のザイテングラード周辺でも表層雪崩があり、30名程度が流され、1名がヘリコプターで救助されました。
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▲雪崩に流された二人とも元気だったので、雪上技術&確保技術講習をしました。
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▲29日に行く予定の前穂高岳北尾根。5・6のコル方面にもトレースが付いたようでした。
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▲午前3時半に出発して5・6のコルへ。1番のパーティになり5峰へ。4峰正面はいつものようですが、あまりクライマーは登っていないようです。
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▲4峰から見た3峰。3・4のコルで幕営していた4人パーティが登っていましたが、2ピッチ目で抜かせていただき先頭に立ちました。
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▲3峰の頭に抜け出ました。今回は2パーティに分かれて登りました。後続のディズニー大好きパーティの二人です。
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▲午前8時20分ごろ山頂に到着。2峰からはトレースが無かったのが不思議でした。戻ったのか? ダイレクトルンゼから奥明神沢を下り上高地に下山しました。
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4月13-14日八ヶ岳・大同心南稜 [実践登攀]

13日は最高の天気でしたが、14日は下り坂の天気予報でした。早出して何とか登ってきました。
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▲10日の大雪で八ヶ岳は真っ白です。ただ、天気が良かったのと、日曜日の予報が悪かったので、この土曜日に登ってしまったクライマーが多かったようです。上部は30cmは積もったようです。
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▲アイスキャンディは2週間前と同じような形で登れました。貸し切りでした。
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▲日曜日は4時に出発して大同心稜を登っていきましたが、次第にガスがかかり風も強くなり、小同心クラックの手前の大同心南稜に取り付きました。2ピッチ目のトラバースの核心部です。
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▲3ピッチ目の終了点間際です。2&3ピッチ目を登っている時に吹雪模様になり真っ白になりました。
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▲後続も真っ白。ただ、気温が南風のためやや高かったので(多分-10℃位)頑張れました。
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▲4ピッチ目の終了点間際。後ろの鶏冠岩もガスの中。こここから2ピッチの懸垂下降をして大同心稜を下降しました。前日に小同心クラックを登ったパーティがいてトレースはばっちりでした。
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