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2月28-3月1日谷川岳雪洞構築と登頂 [登山教室]

午前中はちらついていた雪もやみ絶好の山日和となった。
雪煙
本日は雪洞泊ということで、天神山の少し先で幕岩南面の絶景を背に雪洞堀を開始。
穴掘り
気温も温かく天神尾根には沢山の登山者やスキーヤーが入っていったようです。
雪洞2
入口2か所で5人がくつろげるほどのスペースができた頃はまだ外は明るくのんびりと夕餉の支度です。雪洞の気温はマイナス0度にはならなく、湿度も適度にあり快適。おでん、寄せ鍋、チーズリゾット。デザートはお約束のフルーツゼリーです。それぞれの山の目標やきっかけなどおしゃべりは尽きません。就寝20時とし翌日は4時起床です。夜半、幕岩南面方面から雪崩のゴーッっという音が雪洞の中まで響いていました。 翌日は朝から雪ですが、トマの耳目指して出発です。一番乗りです。
登頂1
熊穴沢避難小屋で最初の休憩です、避難小屋は1メートル弱目印の鉄杭を残し埋まっていました。ガスもだんだん濃くなってきましたがもう少し先まで行きましょうと高度を上げるなか、本日は天狗の留場手前を最高到達点としました。
登頂2
雪洞に戻り、荷物整理してからロープーウェイで下山としました。
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2月21-22日八ヶ岳・赤岳登頂と雪上技術講習会 [登山教室]

入山日は晴れという、ここのところのパターンです。
大同心など
赤岳鉱泉経由のため、鉱泉アイスキャンディを見物しながら休憩。
キャンディ
一息ついたら、途中アイゼンワークの講習を実施しながら宿泊先の行者小屋へ向かいます。 翌日は小屋の朝食を済ませて、7時50分に出発です。気温高めの風つよし。登山道の雪が適度にしまり歩きやすくなっていましたが、ところどころ雪質の異なるパートがあり、初めてアイゼンを履いた方は結構疲れたそうです。無事9時45分に登頂できました、頂上は風が強く写真をぱちりと撮って下山です。 残念ながら展望はありませんでしたが、行き交う登山者も少なく静かな文三郎尾根でした。 ほほを叩く風が春を感じさせる一日でした。
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2月21-22日八ヶ岳・美濃戸周辺アイス [登山教室]

土曜は美濃戸口バス停から赤岳山荘までの林道でスタックした車があったそうで通行止め。仕方ないのでバス停から歩いて入山しました。山荘でお昼を食べてから赤岳山荘アイスキャンディ(通称:オバちゃんキャンディ)で遊びました。翌日はラッセルしながら西峰の松目沢へ。途中の川の水が結構流れていたので、ちょっと心配していましたが、ちゃんと氷はありました。・・・かなり小さくなっていたけど・・・。13時頃まで登って終了となりました。
山荘キャンディ
  ▲模擬リードしながら登っているH氏。
スクリュー打ち
  ▲アイススクリューも打ってみました。
氷
  ▲1月よりも発達すると思っていたら、2ルートしかかけられないほど解けてしまった氷瀑・・・。やはり今年は暖かいんですかね・・・模擬リードやアバラコフを作成したりと、それなりに楽しんで帰りました。
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2月14-15日八ヶ岳・赤岳登頂と雪上技術講習 [登山教室]

先週同様に好天の中入山です、ですが土曜日は山の上の方は風が強そうです。美濃戸バス停で気温の低さを感じました。今週の行者小屋は結構賑わっていました、シーズンなんですね。 日曜日は小屋前から降雪の中から歩き出します、予報が少し早まったのかな?先週は少し顔を出していた階段も埋まって頂上直下も含めて歩きやすくなっていました。刻々と状態が変化するのが雪山ですね。
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分岐ではいつもの風が出迎えてくれましたが、なんと直下は無風で少し日差しが指しました(一瞬)。頂上は予想に反して登山者であふれかえっていました。
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長居は無用とそそくさとピークを後にしました。展望はありませんでしたが登頂できた事何よりです。
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2月7-8日八ヶ岳・赤岳登頂と雪上技術 [登山教室]

入山日はポカポカの中北沢経由でジョウゴ沢F1でアイゼン歩行他の確認。アタック予定の翌日の悪天が恨めしいと思いながらも、基本ははずしません。 朝方外に出てみると、稜線にはまだ雲はなく何とかもってくれないかなと思いながら、文三郎には既にヘッドランプの明かりがありました。準備を整え7時50分行者小屋出発、雪が舞う中の出発です。文三郎で数パーティとすれ違いながら、進みます。途中耐風姿勢など取りながらちょっとずつ進みます。気温がそれほど低くない事を味方にし登頂しました。展望がなく残念でしたが、登頂のチャンスをつかめて良かったです。
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▲ジョウゴ沢F1でのアイゼン歩行の練習。暖かな日でした。
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▲翌日の登頂日は曇りから雪。山頂直下の岩場帯では吹雪模様となりました。
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▲待望の赤岳山頂に到着。気温が高めなことが幸いでした。ゆっくりと下山しました。
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2015年1月31日ー2月1日八ヶ岳・赤岳登頂と雪上技術講習会 [登山教室]

入山日はちょうど我々の入山時間に合わせて林道が通行止めとなり美濃戸口から歩きとなりました。一時間程で赤岳山荘に到着です。生憎の天気でしたが、いつもの北沢を歩くと、今日はいつもにまして賑やかな赤岳鉱泉に到着です。恒例のアイスキャンディーフェスティバルが開催されていました。我々は中山乗越を超えて、行者小屋まで行きます。乗越への途中の斜面で赤岳登頂に備えてアイゼントレーニングをします。 日曜日は赤岳登頂です。時折雪煙が舞う稜線を横目に文三郎から上がります、八ヶ岳はそれはそれは美しかったです。しかし、美しくも厳しい山、中岳での分岐でお約束のように体をつく風が我々をまっていました。一段上がったもの、風で足元がすくわれそうになり、ここで撤退を決めました。行者小屋で一息ついて、帰路中山展望台で大同芯をバックに記念撮影をしてまた来る事を約束して帰京しました。
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2015年1月24-25日赤岳登頂と雪上技術講習会 [登山教室]

今週の赤岳は穏やかでした、初日はジョウゴ沢F1周辺でアイゼン&ピッケルワーク。朝方外に出てみると、満点の星空でした。小屋の朝食をすませ、行者小屋を経由し文三郎経由で赤岳山頂です。
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▲穏やかな春山の陽気のようで、山頂でも素手になれるほどのポカポカでした。文三郎道からの横岳連峰。
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▲山はいろいろな表情を見せてくれます。中岳と阿弥陀岳。阿弥陀岳には福田ガイドパーティが登っています。
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▲赤岳山頂にて記念撮影。大パノラマを堪能し、のんびり下山しました。
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1月3-4日赤岳登頂と雪上技術講習 [登山教室]

年始は八ヶ岳です。初日は赤岳鉱泉周辺で雪上講習後に行者小屋に移動しました。翌日の天気は高曇り。それほど寒くも無かったのですが、中岳への分岐付近からいきなり強風が吹き出し、南アルプスなどは黒雲の中。身支度を整えて頂上まで一気に登り、山頂タッチして10分後には下山。後ろを振り返ると赤岳はすでに雲の中です。とりあえず登れてよかったです。
文三郎途中
▲文三郎道の途中から撮影した北アルプス方向。黒雲が近づいてきているのがわかります。いつまで持つのか・・・
頂上下
  ▲山頂は強風のため、思い思いに写真だけとって一段下で休憩。私のカメラはバッテリー切れでスマホで撮影しました。
下山中
  ▲下山途中で振り返って撮影した赤岳。すでにガスの中です。
行者小屋
  ▲行者小屋まで降りてくれば風もほとんどありません。本当は山頂で集合写真撮りたかったですね。
肉そば
  ▲赤岳山荘の肉そばで温まりました。これで年末年始山行は終了しました。
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12月31-1月1日南ア・鳳凰三山縦走 [登山教室]

八ヶ岳から移動して、年末年始は鳳凰三山縦走です。タクシーで御座石鉱泉へ向かいましたが、例年より雪が多いようで、道はアイスバーン。タクシーは途中までしか入れなかったので、15分ほど歩いて鉱泉に入りました。今日は鳳凰小屋に泊まります。朝から暖かい、いい天気だったんですが夕方からは暴風&雪。元旦の明け方には風も弱まってきて、日の出も見えましたが積雪は小屋前で20cmくらいです。初日の出をみる人たちがいたので、幸い地蔵岳まではトレースあり。しかし、こちらからも夜叉神峠からも縦走する人はあまりいないようで、マイカーの関係で地蔵岳や観音岳、薬師岳を往復して帰る人が大多数との事でした。8:00に小屋を出発した時には青空が見えていましたが、地蔵岳へ着くころには雪雲が迫ってきているのが判りました。 判断の分かれ道でしたが、視界はあるので縦走する事に。多少ラッセルはあるものの、ほぼ予定通り薬師小屋着。しかし、そこで仕入れた情報だと夜叉神峠がアイスバーン寸前で、昨日は途中までしか上がれなかったタクシーもいたようだと・・・。今後の雪次第で閉鎖されるかも・・・という!検討した結果、南御室小屋には泊まらずに一気に夜叉神峠へ下山しました。頼んでいたタクシー会社もあがって来れないというので、地元・芦安のタクシーに問い合わせて無事に17:10にはピックアップしてもらいました。タクシー運転手さんも、昨日は途中までしか登れなかったと言っていたのでラッキーでした。
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   ▲元旦朝の鳳凰小屋の朝食は、小屋に1つしかないストーブでお餅を焼いて「お雑煮」です。
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   ▲観音岳への登り。一瞬ホワイトアウトの時もありましたが、軽い吹雪程度で視界はありました。水墨画みたいで綺麗です。
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  ▲観音岳で。今日は全員が青色ヤッケ!こんな偶然もあるんですね。私も青ヤッケでした。
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  ▲こちらは薬師岳から振り返った観音岳方面。本来なら、あと1時間程度で終了だったんですが、南御室小屋で30分程度ゆっくり休んでから一気に夜叉神へ下りました。幸いヘッドランプを出さずに下りることができました。みなさん、本当にお疲れ様でした!・・と言うわけで、今日2日は東京でお休み。明日からは八ヶ岳です。・・・東京も寒いようで(今朝は-7℃!)洗濯機の水が凍って洗濯できません・・・あとでコインランドリーに行ってきます。
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12月27-28赤岳登頂、12月29-30日アイス [登山教室]

12月最後の週末は赤岳です。行者小屋に宿泊して翌日に登頂を目指します。28日は地蔵尾根から登頂して文三郎道を下山です。別働の赤岳主稜組は赤岳鉱泉を4:00に出発したそうで、我々が山頂に着いた時には、すでに行者小屋周辺まで下山していたそうです。相変わらず早い・・・。翌日は石尊稜の予定でしたが、悪天のため峰の松目沢へアイスクライミング。ラッセルで沢に入ると、F1は雪の中。スコップで掘り起こして登り、F2へ。こちらは見事に凍っていました。F3から上は雪の中のようなので、ここで登って終了となりました。翌日30日は王岩の氷柱を登って下山となりました。明日からは鳳凰三山です。
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   ▲地蔵尾根のハイライト。ナイフリッジの通過です。とはいえ、まだ雪が少なくてナイフリッジにはなっていませんが。
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   ▲山頂はたくさんの登山者で賑わっていました。
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   ▲風はそれなりにありましたがこの展望です。遠く富士山も良く見えました。
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   ▲こちらは29日、峰の松目沢のF2。気温は-5℃位でした。30日写真は・・・赤岳主稜の報告で載るかも?
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12月24,25日谷川岳雪上技術講習&登頂 [登山教室]

柳瀬ガイドは富士山から引き続き谷川岳へ移動して、24日はMOCの雪上講習です。この日は久々の晴天で周りの山々も良く見えました。
アイゼンなし
アイゼンを付けすに滑落停止や初期制動などを習得し、
アイゼンあり
慣れてきたらアイゼンはいてザックも背負ってやってもらいます!空身でできてもザックがあるのと無いのとでは難易度も違ってきます。
集合
講習終了後は登頂組は土合山の家に移動し、登頂のためのロープワークを講習して21時就寝。 翌25日はクリスマス!しかもホワイト・クリスマス・・・!!! 前夜の積雪量が多くスキー場の圧雪が間に合わず、ロープーウェイが動き出したのが08時50分※平日始発8時 しんしんと雪が降っていた朝は風はほとんどなし。 始発に乗車し09時40分出発11時をタイムリミットとして、出発前日までのトレースに乗っかりながら進む。11時天神山?お二人ともまだいけそうなので、もう少しトレースを伸ばし最低コルから少し上がったところで11時30分過ぎたので、引き返しました。
登頂
帰りのロープーウェイは強風により間引き運転となっていました・・・。昨日がいい天気の分、とても残念でしたがいい勉強になってもらえれば幸いです。
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11月29-30日富士山雪上技術講習と登頂 [登山教室]

29日は馬返しから雨の中佐藤小屋まで入山。佐藤小屋で休憩していると雨が止んで日が差してきました・・・が、すでに13時半を回っています。小屋周辺にはほとんど雪がありませんでしたが、かろうじて土混じりにならないところで雪上訓練を行いました。翌日は5時半出発。6合目までは雨だったようで雪なし。7合目付近から登山道縁に雪が少しだけ付いていたり、凍っていたり・・・この辺はミゾレだったようです。7合目から8合目でやっと雪らしくなり、山頂まではそれほど硬くない雪面で快適でした。気温もそれほど寒くなく、休憩時には素手で作業できるほどでした。山頂付近になると、さすがに風もあり、それなりに寒かったので天候は下り坂の模様。佐藤小屋に下山する頃にはガスがかかり、ポツポツと雨も降り始めました。来週までに雪が積もってほしいものです。
山中湖
  ▲途中で撮影した山中湖。きれいな朝日を拝めました。
6合目から
  ▲6合目付近から撮影。雪すくないな・・・11月連休に降った雪(三つ峠登山道は雪だった)は解けてしまったそうです。
本8合から
  ▲シーズン初めの雪山は、登山靴とアイゼンの重さなどに慣れていない分体にこたえます。9合目の鳥居が見え初めてからが長いですが、山頂はもうすぐです!
山頂
  ▲11時半山頂到着!韓国人や中国人登山者もいて、この山頂の印(記念碑?)との撮影に盛り上がって中々順番回ってこず・・・結構寒かったです。20分ほど休憩して15時前には佐藤小屋着。時折ポツポツ雨が降る中馬返しに戻りました。
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9月27-28日北ア・前穂高岳北尾根 [登山教室]

9月の最終週は北アルプスに行ってきました。涸沢カールの紅葉は先週よりも一気に進んだ感じです。しかし、入山日も翌日も秋晴れなんですが、夏のように暑かったです。北尾根は思ったよりもクライマーが少なかったです。
5.6コルから
  ▲5.6コルから撮影した涸沢カール。まだ日の出前です。
槍ヶ岳
  ▲5峰を越えるあたりからの展望。遠くには槍ヶ岳も見えます。
3峰
  ▲3峰。越えてきた4峰が結構崩れてましたので、浮石には注意。(※4峰を奥又白側へ巻いて3.4コルへ行く道もガレガレで悪いです)
2峰クライムダウン
  ▲北穂高山頂には9:20に着きました。後続が2峰を懸垂するところを撮影。
岳沢紅葉
  ▲正午過ぎには岳沢小屋に降りました。遅い昼食でカレーを食べて上高地下山となりました。写真は岳沢の紅葉です。
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9月13-15日剣岳「源次郎尾根」 [登山教室]

9月13-15日ヨーロッパから帰ってきて最初の週末は剣岳です。今回は扇沢ではなく富山県側から入山して見ました。こちらは富山までの運転さえ無ければケーブルカーとバスで室堂まで入れます。初日は別山の岩場で軽くクライミングを楽しんでから剣山荘へ。翌日は源次郎尾根へ。最終日は朝弁当にしてもらって早出。9:30には駐車場に戻り、17:00には東京に帰宅できました。
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  ▲源次郎1峰。やっと木登りのような藪クライミングが終わって稜線にでてきました。今日は快晴!
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  ▲2峰からは、本峰(剣岳)が展望できます。左稜線の別山尾根を登る登山者の渋滞がはっきり見えました!(写真アップすると見えるかも)
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  ▲八峰や熊の岩のテントもよく見えます。Cフェースや八峰にもポツポツ人が見えたので、この中に別動組もいるんだろうな~と眺めてました。
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  ▲今回は2パーティでロープ2本あったので、懸垂もスムーズに終了して10:30に山頂です。約20分休憩して下山してみると、カニの縦這まで3時間待たされたという登山者とすれ違いました!幸い私たちが行く頃には渋滞も緩和されたため、それほど待たずに済み13:30には剣山荘に戻りました。  
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5月24-25日富士山登頂と雪上技術 [登山教室]

河口湖駅集合です。駅からは明日登る富士山が望めます。快晴の中スバルラインで5合目まであがりそのまま佐藤小屋へ向かいます。途中の雪面で明日に向けて、アイゼンワークの確認です。シーズン最後の雪山となる方が殆どですがみなさん熱心に技術の再確認をされていました。一折すませると、雪上での搬送技術を実施しました。
ロープ担架
登山中に携行しているザック、ストック、ツエルトやロープ等で負傷者役を実際に背負ったり、持ち上げたり 運んだりです。時折見上げると富士山頂がこちらをみています。小屋の前からは三つ峠山が見えていました。 翌日は、佐藤小屋を6時出発です。気温上昇が懸念されましたが、高曇りで登山に適していました。
富士山登り
7合目からアイゼンを装着し、雪面を登行、ぐんぐん高度を稼ぎます。須走口からもスキーやボードを担いだ 登山者が上がってきます。頂上直下に到着10:30分この頃には大分雪も柔らかくなり登り易いです。雪のコンディションにより、難易度が数段に上がってしまいます。 11:00時頂上に到着、達成感を味わいました。眼下には砂糖菓子に群がるありのごとく登山者が上がってきます。
山頂
無風快晴の頂上を後に慎重に下山です。14:15分5合目に無事帰還しました。
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5月17-18日富士山登頂とレスキュー講習 [登山教室]

晴天の2日間で富士山に行ってきました。初日はスバルライン5合目上で雪上技術とレスキュー講習会を行い、佐藤小屋まで行って宿泊しました。翌朝は4時半に出発。7合目下で雪が出てきて堅かった為にアイゼン+ロープを付けて登高しました。8合目付近で風が強くなり、前を登っていたパーティが続々と敗退して行きました。確かに雪面は堅く、不規則に吹く風でバランシ―になりました。8合5尺までは行こうと思い、なんとか登って行きましたが、その上はトレースもほとんど無いアイスバーンの世界。しかし、風も少し止み、半年間一緒にトレーニングしてきたスクール生ばかりなので、そのまま続行。10時30分山頂に到着。11時前に下山して、慎重に下降して8合目から吉田大沢に入り、7合5尺上からシリセードで一気に5号5尺まで降り、午後2時半に無事駐車場まで戻りました。
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▲五合目駐車場上で、雪上技術とレスキュー技術講習を行いました。1人で出来る搬出法ではザック+ストック、ザック+雨具、ロープ(写真)を行いました。
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▲複数人で行う搬出法では、ザック+ザックの連結、ツエルトで包んでロープで降ろす(写真)を行いました。
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▲最後にロープでの担架作成をして終了。佐藤小屋に向かいました。
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▲日曜日の朝、4時半に佐藤小屋から見る山頂と半分かけた満月。
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▲8合5尺の最後の小屋から見る山頂方面。いつもあるトレースは無く、薄らと少し上まで残っているトレースのみ。幸い風が弱まり、行く決心が付きました。
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▲10時30分に山頂に到着。下山は慎重に1パーティとなってゆっくりと下降しました。
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5月3-5日北ア・槍ヶ岳登頂 [登山教室]

松本駅改札からは明日登る槍の穂先が見えました、あんな遠くて高い場所まで歩いてくのです。
松本駅から
初日は明日の登攀に備えて槍沢ロッジを目指します。上高地の喧騒を抜けて横尾から先は静かな沢沿いを歩いきます。しかし、今朝からの群発地震で“ドンッ、ドンッ”と山が唸る音がして、時折見上げると大きな木の根っこがわっさわっさとゆれていました。 アタック当日は4:30出発、もうこの時期ですと外はすっかり明るいです。
大曲
大勢の人が槍沢から槍の穂先をめざしています。大曲を過ぎて、しばらくいくと、いきなり目の前に槍ヶ岳(右)が視界に入ってきます。モチベーションはあがりますが、ここからが長いんです・・
槍ヶ岳
10:50に登頂し、下降開始です。ピークは風が強く順番待ちで体が冷えます。ピークからは松本駅じゃなくて、360°大パノラマです。
山頂
帰りはシリセードで槍沢ヒュッテまで戻ります。天気に恵まれた一日でした。下山後は槍沢ヒュッテで、乾杯。
尻セード
最終日は生憎雨の下山となりましたが、11:30頃喧騒の上高地へ戻りました。
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5月3-5日北ア・槍ヶ岳東鎌尾根 [登山教室]

 目標は北鎌尾根でしたが、水俣乗越で5日の悪天予報を確認してルートを変更しました。3日の入山日は横尾山荘までのトレッキング。翌朝は早朝に出発し、北鎌尾根のP9を目指しました。しかし、槍沢ロッジで携帯の「ヤマテン」が5日早朝からの悪天を確認。取りあえず、水俣乗越まで行き、再度天気予報を確認したところ5日は早朝から風雪予報とのこと、今日の晴天を活かしてこのまま東鎌尾根を槍ヶ岳に向かいました。20歳頃の正月山行で行ったことがありましたが、5月はトレースが薄く、意外に悪く感じました。
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▲槍沢の大曲から東鎌尾根の水俣乗越に上がると、遠くに前穂高岳(左)と北穂高岳の頭だけが見えました。
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▲そして遠くにはマッターホルンに見える槍ヶ岳の穂先が。この時点ではトレースがありませんでした。1時間歩いたところで水俣乗越もどきのコルから上がってきた6人パーティに出合いました。
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▲東鎌尾根は小ピークのアップダウンがあり、且つ左右に雪庇が張りだす特異的な山稜です。
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▲遠くに見えた槍ヶ岳も段々と近づきました。右側の尾根は目標だった北鎌尾根です。
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▲東鎌尾根の最大の難所、鉄ハシゴのある急峻なピークの下りは確保しながらの下降でした。
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▲水俣乗越からのうねるような山稜は終わりに近くなり、ヒュッテ大槍(雪の下)を過ぎました。
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▲東鎌尾根の最後は槍の穂先をトラバースして槍岳山荘に着きます。槍の穂先には多くの人が登っていました。すでに視界は悪くなく風が強く寒くので槍岳山荘に泊まりました。翌朝は5時ごろから風雪となり槍沢上部は視界が悪く急な雪壁の下降で緊張します。下るにつれてガスも晴れましたが、やがて雨に変わり下るにつれて大雨になりました。
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5月3-5日北ア・奥穂高岳登頂と北穂高岳東稜 [登山教室]

GWは北アルプスに行ってきました。3日は涸沢小屋まで入山。翌4日は奥穂登頂です。この日はいい天気で、日射病になるんじゃないかというくらいの快晴!汗ダラダラで穂高岳山荘についてみると、稜線は結構な風で寒いです・・・。身支度を整えて登頂し、帰りは尻セードで一気に小屋まで。翌日はメンバーが入れ替わって北穂東稜の予定でしたが、天気予報が悪くなったので北穂登頂に変更。そのまま横尾まで雨の中下山、早く着いたので、横尾には泊まらずにそのまま上高地へ下山となりました。
奥穂への登り
  ▲4日は快晴&無風!あずき沢も朝からこんな行列です。
奥穂のハシゴ場
  ▲穂高岳山荘から先の奥穂のハシゴ場は、例年通り大渋滞!稜線からは風も強く寒いです。身支度を整えて出発です。ハシゴ上の雪壁はスカスカのモナカ雪状であまり良くなかったです。
山頂
  ▲やっと山頂着!混雑していたし、結構寒かったので祠横から記念撮影して休憩後は早々に下山開始。
ジャンダルム
  ▲山頂からはこの景色です。右はジャンダルム。昨日は地震が頻繁に起きていましたので、みんなで「焼岳が噴火するんじゃ・・・」と言っていましたが、幸い焼岳から噴煙はあがっていません(笑)
カレーとビール
  ▲涸沢小屋でビールとカレーの昼食です。テント場の人の出入りを見ていると、とても面白いです(笑)。テラスで日光浴のつもりが、日が陰ってしまい結構寒かったです。ダラダラしていると、明日のメンバーが入山してきたので一緒にダラダラ・・・。
北穂
  ▲翌日は北穂東稜でしたが、午前4時に天気予報を調べてみると悪天早まっていたので、北穂登頂に変更。北穂沢を登りはじめて30分ほどでチラチラ雪が舞い始め、次第にホワイトアウト&吹雪!上部はすでに15cm程の積雪で、視界も何も無し。松涛岩から強風に耐えて山頂へ。証拠写真(!)として山頂で1枚撮って、すぐに下山しました。※しゃがんでいるのは強風で立てないからです。本当は横尾山荘泊まりでしたが、予定変更で一気に上高地まで下山。1日早めて終了となりました。みなさま、お疲れさまでした!
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4月26-27日北ア・五竜岳遠見尾根 [登山教室]

 連休前半は五竜岳に遠見尾根からの登頂に行ってきました。2日間とも快晴無風に近く最高のコンディションでした。初日は五竜遠見スキー場から中遠見まで行き幕営しました。この先の奥遠見まで行っても平らな尾根が続くだけで重荷で行く必要が無いからです。2日目は4時半に出発し五竜岳を目指しました。奥遠見には10張り近くのテントがあり、G0東稜に4パーティ位取り付いていました。五竜山荘は営業が始まっており、小屋近くにも幕営しており、山頂までの間は30人以上がうごめいています。夏道は雪の下ですが、トレースは1踏み跡だけしっかりしており、皆さんここを慎重に行き来しています。すれ違いには要注意でした。テント場から4時間半で山頂に到着。下山も3時間、更にスキー場まで1時間半かかりました。
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▲1日目の幕営地、中遠見の山頂。遠くに見える五竜岳。遠見尾根の名前はここから来ています。
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▲テント場を4時30分に出発しました。朝焼けの中、大遠見を五竜岳に向かいます。
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▲遠見尾根から見た鹿島槍ヶ岳北壁の朝焼け。これもとても美しい景色です。
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▲大遠見を経て西遠見にて休憩中。バックは五竜岳の隣の白岳。自分の勤めている病院のイケメン・写真コンテストで入賞したR嬢はいい感じです。
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▲先頭を歩くR嬢が見つけたつがいの雷鳥。まだ白い衣姿で仲良く歩いていました。
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▲五竜山荘を経て、五竜岳のトラバースから稜線に上がり、山頂とのコルから見た五竜岳。
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▲山頂直下から見た五竜山荘方面。山荘からトラバースしてから稜線に上がりました。
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▲一人山頂に立つR嬢。中級生からエキスパート生に進級することが決まりました。おめでとう!
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4月19-20日北ア・西穂高岳登頂と雪上技術講習 [登山教室]

松本駅で集合し一路新穂高ロープーウェイ駅へ。途中の桜は満開でした。 ロープーウェイ駅から登山道を小一時間ほどあがり小屋に到着。小屋前の雪だるまも春の訪れとともにふにゃふにゃお役御免のようです。小屋のすぐそばで雪上技術をおこない、岩のパートに備えて少し上がった場所で軽くアイゼントレなど。その場所からガスも切れて西穂までの稜線がくっきりとみえました。
夕焼け
明日の登頂を心に決めたのでした。夕刻、少し紅を染めた焼岳がありました。 アタック当日、4時起床5時出発。数パーティーを見送って我々も出発。ルートはガスの中です。
丸山
独標手前でアンザイレン(ロープを結ぶ)をして高度を伸ばします。ガスで視界が利かず高度感がなくてよいですとの事。時折風も強く吹く中、岩と雪のミックスのアップダウンを繰り返し西穂のピークに立ちました。
山頂
気圧もどんどん下がりお天気は下り坂です、ピークを後に慎重に下ります。春山にしては気温低く、まつ毛が凍っていました。10時ジャストに到着し、準備を整え小屋を後にしました。
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4月12-13日北ア・唐松岳登頂と雪上技術講習 [登山教室]

初日は八方池山荘周辺で雪上技術講習。今回はスクール生が多かったので、スノーバーを使ったアンカーの作り方、確保方法なども行いました。翌朝5:00時出発。天気もよく、風もほとんど無し!順調に登り、8:40には山頂です。気温が上がり、雪が腐る前に山荘に戻って、昼食を食べてから下山となりました。
朝焼け
  ▲日の出1~2分前に高台に到着。休憩を兼ねて日の出を待っていると・・・綺麗に焼けてきました! 鹿島槍ヶ岳(左)と五竜岳です。
日の出
  ▲この日の為に(?)一眼レフを持参したU氏とYJr.はパシャパシャと撮りまくっています。
途中
  ▲先週の雨で、ちょっと雪面がアイスっぽい。ロープウェイ側はちょっと雲が多いですね。
唐松岳と雪庇
  ▲頂上小屋直下20分程度の所から唐松岳が見えてきます。左側の雪庇も見事ですね。
山頂
  ▲頂上のバックは剣岳です!すばらしい展望を満喫できました。
カレー
  ▲第3ケルンまで降りてきた時は、数人の頭の中は八方池山荘のカレーライスに傾いていました!パッキング終えて、正午過ぎにはリフトで下山となりました。
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4月5-6日八ヶ岳・赤岳登頂と雪上技術講習 [登山教室]

初日は雪上技術講習後に、シーズン最後という事でアイスクライミング体験も実施しました。夕方頃から雪がチラチラ舞い始めましたが、夜7時頃には止んでかろうじて星がでていました。翌朝5時頃外を見てみると雪が降っていましたが、予定通り出発。文三郎道往復で登ることが出来ました。先週水曜日はツルツルのアイスバーンでしたが、その後気温が上がり、グサグサの道になり、金~土曜に冷え込んで雪が積もったので若干歩きやすくなっていました。
文三郎道から
  ▲文三郎道からみた赤岳。赤岳沢もかろうじて氷が張っていました。主稜にも1パーティ取り付いていました。
分岐周辺
  ▲中岳への分岐標周辺。時折青空も出ましたが、結局視界無し。風もそれなりにありましたが、真冬のような寒さが無いのが救いですね。
山頂
  ▲山頂!丁度誰もいなかったので、頂上を満喫(?)。展望は無いし、午後からはあまり良くない予報なので、早々に下山開始。12時前には赤岳鉱泉の戻り、タイミング良く大同心大滝に行っていた遠藤組と合流。一緒に下山となりました。これで今シーズンの赤岳登頂は終了です!来週からは北アルプスで~す。
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4月1-2日八ヶ岳・赤岳登頂と雪上技術講習 [登山教室]

引き続き、今日からまた八ヶ岳です。初日はアイゼンワークを主にした講習後にアイスクライミング体験!腕がパンパンになるまで登りました。翌日は文三郎道から登りましたが、日曜の雨で登山道の段差が無くなり、ツルツルの雪面!このシーズン、ワースト1,2の悪さでした。頂上の展望を満喫して下山となりました。
キャンディ
  ▲そろそろアイスキャンディもお終いシーズンなので、初日はアイゼン講習後にアイスクライミング体験!
ガッツポーズ
  ▲なんと彼は中学2年生!!腕がパンパンになりながらも2~3本登りきりました!※翌日の登山道はアイスバーン状態だったので、実はアイス講習やっていて良かったです・・・
赤岳
  ▲キャンディ上からみた主峰・赤岳。今日は綺麗に夕日に染まりませんでした。
途中
  ▲文三郎道で。昨日のアイゼン&アイス講習が非常に役立ちました!
山頂
  ▲山頂には誰もいません!景色を独り占めしてから慎重に下山しました。
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3月29-30日八ヶ岳・赤岳登頂と雪上技術講習 [登山教室]

初日はポカポカ陽気で風も無くいい天気です。日曜の天気予報は悪天が早まって、どうも朝方から雨&強風らしいので、土曜日中に登ることになりました。今日の宿泊地・行者小屋に荷物をおいて、出発!でも赤岳山荘から一気に登っているので、結構大変でした。頂上着15:30過ぎ。幸い展望もありました。再び気を引き締めて下山開始。16:30頃に行者小屋に戻ってこられました。翌日は朝から雨&風・・・鉱泉経由で下山するので、途中で雪上訓練を行って、9:30頃赤岳山荘着。10:00前に解散となりました。
文三郎途中
  ▲文三郎道途中で。結構黒い雲が増えてきましたが、うっすら北アルプスも見えたし、気温も高め。
Y親子
  ▲スクール生のY親子。息子がほとんど荷物しょってます(笑)
変な雲
  ▲山頂から。富士山方向には変な雲が沢山わいていました。
山頂から
  ▲こちらは硫黄岳方向。頂上には誰もいませんでした。
頂上で
  ▲疲れた体に、再び気合いを入れて同ルート下降です。みなさんお疲れ様でした!
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3月25-26日八ヶ岳・阿弥陀岳北稜と赤岳登頂 [登山教室]

平日で再び八ヶ岳に入りました。 赤岳登頂組は鉱泉キャンディ周辺で雪上技術講習後に、シーズン最後という事でアイスクライミング体験も行いました。無名峰南稜に行く予定だった遠藤ガイドですが、当日にキャンセルが入ってしまい、いきなりヒマに・・・鉱泉スタッフを誘って阿弥陀岳北稜に行く事になりました。翌日は10時頃から悪天予報だったため、朝弁当にしてもらって早出。登頂組も北稜組も登っている姿を確認しながら、ほぼ同時刻に山頂着(9:20頃)。全員揃って下山できました。
ねずみ
  ▲赤岳鉱泉へのアプローチ途中で見つけたネズミ(カヤネズミ?)!5cmくらいの大きさで雪に穴を掘って生活しているようです!
アップ
  ▲アップ!かわいい♪
文三郎途中
  ▲文三郎道の途中で。気温が高く、風が無い!運良く青空も少し見えています。嵐の前の静けさ・・・ではありませんが、少し天候の崩れが遅れているようです。
山頂から
  ▲山頂についても、かろうじて展望がありました!北アルプスや富士山は見えなかったけど、取りあえずガスの中で無くてよかった!
鉱泉アップ
  ▲山頂からのアップで赤岳鉱泉も見えます!ところで、阿弥陀岳北稜を登った遠藤ガイドですが、携帯電話を落としてしまったため写真はありません(スマホで写真撮ってました)・・・
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3月21-23日八ヶ岳・天狗尾根 [登山教室]

3連休は東面の天狗尾根に行きました。先週あたりのトレースがありましたが、上部は初日の降雪のためにラッセルとなりました。天狗尾根には都合6-8パーティ30名くらい入り大賑わいでした。初日は赤岳沢出合小屋から2時間ほどの天狗尾根上で幕営。翌日は早朝出発で、カニのハサミの先の岩場でトップに立ち、そのまま天狗尾根を抜けました。空荷で赤岳山頂を往復し、キレットを越えてツルネ東稜を下降して出合小屋そばに幕営。翌朝に美しの森まで下山しました。
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▲初日は風が強く、雪が舞う中で幕営しましたが、翌朝は寒いものの晴天。上部に見える通称カニのハサミの岩峰の先から天狗尾根の核心部が始まります。
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▲カニのハサミを過ぎてミックス帯を越えると一連の段壁に。尾根右側のスラブ壁を5m程トラバースすると雪壁となり簡単に登れます。
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▲さらに雪尾根から3mの露岩を越えると岩稜&雪稜になります。スクール生のM嬢+K君パーティ。
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▲先行する遠藤パーティが大天狗(右側)に向かっています。すでにトップに立ちトレースを付けています。
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▲大天狗の岩場は中央右の8m程の岩場を登ります。ハーケン2本+スリングの支点で終了点にはボルト+チェーンがあり安心できます。
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▲岩場を登り大天狗の岩峰を80m程トラバースして巻くと核心部は終了します。
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▲続く小天狗は20m程のピナクルで登攀不可能。左から巻いて雪尾根を登ると主稜線に出ます。
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▲終了点に荷物をデポして赤岳に向かいます。主稜線上は風が強く冷たいです。
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▲赤岳の手前の竜頭峰から見た赤岳山頂周辺。たくさんの登山者が登降しています。山頂に向かうと何と赤岳主稜を登ってきた福田ガイドパーティと正に山頂で合流。登頂を喜び合いました。
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▲キレットから見た赤岳と天狗尾根上部。さらにこの日はツルネ東稜を下降し、午後4時に赤岳沢出合小屋に着き、脇で幕営し翌日下山しました。
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3月15-16日八ヶ岳・赤岳登頂と雪上技術講習 [登山教室]

3月も中旬になり、もうそろそろ春山ぽくっなってきた八ヶ岳です。今週も赤岳鉱泉宿泊が多いので行者小屋に宿泊です。こちらも60人ほどの宿泊で、結構混雑していました。土曜はポカポカ陽気のなかで雪上講習を鉱泉周辺で行ってから行者小屋へ移動。翌日は結構風が強いものの、いい天気です。無事に登頂して下山となりました。
柳瀬グループ
  ▲今日は2パーティの編成です。後続の柳瀬ガイドパーティ。結構な強風でしたが、冬のような刺すような風ではありませんでした。
文三郎鎖場
  ▲文三郎道の鎖場で。バックは阿弥陀岳。
柳瀬グループ・鎖場
  ▲同場所の後続、柳瀬パーティ。この先は鎖場が埋まって雪面登り。雪が締まって登りやすいですが、下りはスリップ厳禁ですね。昨日に練習した「耐風姿勢」が早速役立った山行でした。9時15分に登頂しましたが、次第に天気は崩れ、赤岳山荘に降りた時には山頂付近(阿弥陀岳)はガスの中でした。
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3月8-9日八ヶ岳・赤岳登頂と雪上技術講習 [登山教室]

今日の赤岳鉱泉はメーカーさんのイベント、団体さんなどが集中して激混みらしいので、急遽宿泊先を行者小屋に変更しました。初日は北沢から赤岳鉱泉経由で入山し、行者小屋周辺で雪上講習を行って終了。翌日は文三郎道往復で赤岳に登りました。朝方はかなり冷え込んで寒かった(あとで聞いたところ鉱泉で-15℃だったそうです)ですが、日が出るにつれ寒さも和らぎ、風も心なしか春を感じられました。もうすぐ雪山シーズンも終わりに近づいてきました。
キャンディ
  ▲立派に育った鉱泉キャンディ。別動の遠藤組(大同心)が講習していました。登っているのは期待の(?)新人・K氏。
夕食
  ▲行者小屋も約70人の宿泊があったようで、夕食も2回戦!ご飯は鉱泉に負けないくらい美味しかったです!赤岳鉱泉と違い、外の水場から水を汲んで、沸かして・・・スタッフの努力に感謝です。
文三郎
  ▲9日の文三郎道。阿弥陀岳の後ろに北アルプスが見えますが、黒雲も・・・やはり天気は下り坂のようです。早く登って、早く帰りましょう!
山頂
  ▲山頂で。南北アルプス、頭に傘がかかった富士山が望めました。幸い天気も持ってくれました。
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3月3-4日八ヶ岳・赤岳登頂と雪上技術講習 [登山教室]

週末に続いて赤岳です。初日は雪上技術講習を行いました。宿泊は赤岳鉱泉ですが、今日はガイドさん密度が高いです。翌日は文三郎道往復で登頂となりました。
赤岳夕日
  ▲夕日に染まってきた主峰・赤岳。週末とは打って変わって良い天気です!すっかり雪化粧して真っ白です。
大同心方向
  ▲大同心方向の山々。気温は-10℃程度かな・・・。それなりに風はありますが、とにかくいい天気です!
文三郎途中
  ▲バックの阿弥陀岳が青空に映えます。普段は鎖が出ている所ですが、全部埋まっています。頂上直下も鎖が埋まっていますので、慣れている人は歩きやすいかも知れませんが、滑ったら止まらないかも。
小同心
  ▲同ルート下降してきて、小同心を登っている別働隊を発見!スカイラインの雪面にポツポツ人がいます!見えるかな~?
アップ
  ▲アップ!雪山を今年の2月に始めたばかりのK氏も無事に登れた(登らされた??)そうです。別報告をお楽しみに。
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